“未公開映画十番勝負”シーズン5 第5弾
静かな湖に週末を楽しみにきた1組のカップルが体験する恐怖!
地元の悪ガキどもの嫌がらせ、悪戯がエスカレートしていくにしたがって、キレたカップルの男が注意すると最近の若者は聞き耳を持たない・・・しかしちょっとした弾みで男がこの悪ガキ集団のボスが買ってる犬を殺してしまった事から、復讐に燃える悪ガキ集団に追われることになってしまう。
まさに大人のカップルと悪ガキ集団とのサバイバルゲームの幕が切って落とされるんだが、息巻いてるのはボスだけで、子分の少年たちは及び腰・・・
そしてカップルの男の方がアッサリと捕まってしまい有刺鉄線で縛られて、殴る蹴るのリンチに悪ガキのボスに脅された手下が順番にナイフやカッターで切りつけていく・・・この悪ガキのボスが憎たらしいほど仲間を脅して、自分の替わりに残酷な行為を子分のガキに強要させる根性無しな奴!
悪役が憎たらしいほどこう言う映画は後の爽快感が生きてきていいです。
でも後半は悪ガキどもに殺された恋人の敵打ち&助けを呼ぶのに森の中を逃げ惑うヒロインの姿が描かれるが、泥まみれになり、さらにゲロも吐きながらも悪ガキ相手を数人血祭りに上げるが肝心の悪ガキのボスをどうやって片づけるのか?と言う見どころが後半期待されるところ・・・なんだが・・・
ヒロインが命からがらやっと逃げ込んだ場所は大人たちが庭でドンチャン騒ぎのパーティで盛り上がってる所。
やっと大人たちの居る場所にたどり着いて助かったと思いきや、この大人たちと言うのが実は・・・って言う素敵なまでに後味の悪い映画です。
なかなかのバイオレンス描写が良い、ちょっとした拾いモノでした。
爽快感を期待させておいて、逆に不快感を煽る展開は結構キライではない(こう言う作品とは思わなった)
★★★★