監督 マーク・ウェブ
出演 ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ゾーイ・デシャネル
ジェフリー・エアンド
夕方のシネマート心斎橋は年配の女性が目立ちます・・・つい先日ここで開催されていたホラーフェストのレイトショーの時とは客層が全然違います(当たり前だが)
昼間は韓国映画が必ずと言っていいほど上映されているので、韓流スター目当てのおばさまが多いようです。
そんな中上映されていたのが、この少し変わったタイトルのアメリカ映画です。
(あらすじ)
グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、新入りのサマー(ゾーイ・デシャネル)に一目ぼれしてしまう。
ある日、好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった二人。そんな中トムは、サマーに対して「彼氏はいるの?」と聞くと…

この映画の冒頭に「ビッチ!」と言う言葉が出てくる・・・何となく今となっては分かるきがする・・・
サマーと言う可愛い娘と出合い熱烈に一目ぼれして恋に落ちる草食系男子のトム君。
この映画は恋愛映画ではない!と冒頭に出るけど、たしかに結果的には恋愛映画ではないかも知れない。
恋愛映画というよりは、それぞれ500日間の間に成長し次なる一歩を踏み出すと言う意味では青春映画と言ったところかな。
サマーと出合い、そして破局するまでの500日間を描いた作品だが、この映画の斬新なところは1日目から順を追って描くのでなく、日にちが飛び飛びでシャッフルされ、日にちが行ったり来たりするマルチオムニバス映画的なところです。
幸そうにデートしてたかと思えば、次のシーンではもう距離を置いたギクシャクした関係になったりと展開が前後し、「あの時はまだよかったんだが」という感じでトミーが別れた彼女との過去を回想してるかのような作り。
そういう意味では男側から描いた作品と言えるかもね。
でもオッサン目線で見るとこのサマーという女の子にはイラついて来た・・・トミー君と付き合い出した時も「私は束縛されたくないから恋愛はしない」という主義である事を告げ、それでもトミー君はOKするけど、どんだけデートしょうが、ベットを共にしてもそれでも恋愛ではないという彼女にフラストレーションが主人公同様に溜まります。

ネタバレになるかあまり詳しくは書けないけど、彼女のその主義がいとも簡単な理由でひっくり返された時のトミー君の心情は察っして余りある。
「何故、僕の元を去ったのか?」というトミーの問いかけにサマーが答えた理由のまぁ~何とも彼に追い打ちをかけるような残酷な一言・・・
「ま、もともとあんな女、変わり者なんだから諦めなさいよ」・・・と慰めたくなりました。
それでもそんなサマーを未練たらしく思い続けているトミー君に訪れる春の兆し・・・いろいろありましたが何となく後味のいいラストが好印象です。
シャッフルされる時間や絵の中に主人公が入ったり、ミュージカル仕立てになって歌いだしたりと凝った演出はさすがPVを撮ってた監督らしいですね。
★★★ 2010.2.18(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 16:00
出演 ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ゾーイ・デシャネル
ジェフリー・エアンド
夕方のシネマート心斎橋は年配の女性が目立ちます・・・つい先日ここで開催されていたホラーフェストのレイトショーの時とは客層が全然違います(当たり前だが)
昼間は韓国映画が必ずと言っていいほど上映されているので、韓流スター目当てのおばさまが多いようです。
そんな中上映されていたのが、この少し変わったタイトルのアメリカ映画です。
(あらすじ)
グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、新入りのサマー(ゾーイ・デシャネル)に一目ぼれしてしまう。
ある日、好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった二人。そんな中トムは、サマーに対して「彼氏はいるの?」と聞くと…

この映画の冒頭に「ビッチ!」と言う言葉が出てくる・・・何となく今となっては分かるきがする・・・
サマーと言う可愛い娘と出合い熱烈に一目ぼれして恋に落ちる草食系男子のトム君。
この映画は恋愛映画ではない!と冒頭に出るけど、たしかに結果的には恋愛映画ではないかも知れない。
恋愛映画というよりは、それぞれ500日間の間に成長し次なる一歩を踏み出すと言う意味では青春映画と言ったところかな。
サマーと出合い、そして破局するまでの500日間を描いた作品だが、この映画の斬新なところは1日目から順を追って描くのでなく、日にちが飛び飛びでシャッフルされ、日にちが行ったり来たりするマルチオムニバス映画的なところです。
幸そうにデートしてたかと思えば、次のシーンではもう距離を置いたギクシャクした関係になったりと展開が前後し、「あの時はまだよかったんだが」という感じでトミーが別れた彼女との過去を回想してるかのような作り。
そういう意味では男側から描いた作品と言えるかもね。
でもオッサン目線で見るとこのサマーという女の子にはイラついて来た・・・トミー君と付き合い出した時も「私は束縛されたくないから恋愛はしない」という主義である事を告げ、それでもトミー君はOKするけど、どんだけデートしょうが、ベットを共にしてもそれでも恋愛ではないという彼女にフラストレーションが主人公同様に溜まります。

ネタバレになるかあまり詳しくは書けないけど、彼女のその主義がいとも簡単な理由でひっくり返された時のトミー君の心情は察っして余りある。
「何故、僕の元を去ったのか?」というトミーの問いかけにサマーが答えた理由のまぁ~何とも彼に追い打ちをかけるような残酷な一言・・・
「ま、もともとあんな女、変わり者なんだから諦めなさいよ」・・・と慰めたくなりました。
それでもそんなサマーを未練たらしく思い続けているトミー君に訪れる春の兆し・・・いろいろありましたが何となく後味のいいラストが好印象です。
シャッフルされる時間や絵の中に主人公が入ったり、ミュージカル仕立てになって歌いだしたりと凝った演出はさすがPVを撮ってた監督らしいですね。
★★★ 2010.2.18(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 16:00