MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.073 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」(2011年 106分 シネスコ)

2011-10-13 00:37:16 | 2011年劇場鑑賞
監督 ルパート・ワイアット
出演 ジェームズ・フランコ
   フリーダ・ピント
   ジョン・リスゴー



久しぶりに地元あべののアポロシネマ8に行ってきました
しばらくご無沙汰でしたが、以前までは年間一番よく行くシネコンだったが、今年はミナミ方面が多いですね
ここのレイトショーも久々です
ここ阿倍野はこの日はあべのカーニバルやあべのパレード、あべのミュージックフェスタ(スキマスイッチもご出演)と言ったイベントが行われていて大盛況でした・・・でもこのレイトショーの時間は閑散としています

(あらすじ)

現代のサンフランシスコ。
高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。
人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。



あの70年代にブームになった「猿の惑星シリーズ」のリメイク版最新作
あの猿たちがいかにして人類を支配するようになったか?と言う作品で、旧シリーズでの「猿の惑星」「続 猿の惑星」「新 猿の惑星」と続いて作られた「猿の惑星 征服」にあたる作品
いわば今回も「猿の惑星 征服」のリイマジネーションと言ったところ

旧シリーズとは時代設定も違うのでストーリーは全然違うけど、主人公の猿の名前がシーザーだったり、コ―ネリアスという名前も出てきたりと旧シリーズへのオマージュは充分感じ取れる
猿のリアルな動きはさすが現代のCGIによる効果で良く出来てる。
でも旧シリーズのかぶりものメイクもあの時代にしては画期的でしたけどね

人間が科学やテクノロジーをますます発達させ、その使い方のちょっとしたミスが大きな事件を呼ぶ
この映画は発達していく科学は使いようによっては大変な事態を招き、やがて人類さえも脅かすという現代社会への警鐘でもある
そんな愚かな人間に取って変わって地球を支配するのが祖先でもある類猿人であるという皮肉は、まさに「人間よ!一からやり直せ!」というメッセージかもね



でも終盤はなんか恐ろしい映画のハズがちょっしたイイ話見たいな展開になってしまうのが惜しいな~
本当はこの後から恐ろしい事が起きるのに・・・
でも作品全体は結構楽しめた・・・旧シリーズを見てるとさらに楽しめるかも?
なんとなく出てくる猿たちが後の主要キャラを連想させるのがチラチラと白々しいくらい出てきますからね



★★★★ 2011.10.10(月) アポロシネマ8 スクリーン1 20:55 L-1