MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.030 「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」(2013年 109分 シネスコ)

2014-04-27 23:40:06 | 2014年劇場鑑賞
監督 エドガー・ライト
出演 サイモン・ペッグ
   ニック・フロスト
   パディ・コンシダイン



シネマート心斎橋に移動しての鑑賞
けっこうお客さん居てて意外です
でもこのトリオの作品はハズレがないので期待値も高いし、ファンの人も多いでしょうね
今回も上映中の「キャプテンアメリカ」を蹴ってここまで来ましたよ!

(あらすじ)

ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。
終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。
やがて、住民が何者かによって操られていることが判明。
目を光らせて青い血を流す彼らに追い掛けられながらも、五人はハシゴ酒を成し遂げようと逃げては飲んでを繰り返していく。



一言・・・ビール飲みたくなった!
劇中ビールを飲みまくるシーンが出てくるんですが、イギリスのパブの雰囲気はアメリカ映画の出てくる酒場と雰囲気が違いますね~
サーバーのレバーを引き、ジョッキにビールが注がれる・・・その映像の喉が渇く(笑)
私はそんな酒飲みではないのに・・・

大人になってもいつまでも少年のようなキングを他の4人は羨ましそうに見つめる
でもそんな4人も言わばキング同様に少年のままの心を持っているオッサンたち・・・
それがケンカしながらもキングと同調していく変わらぬ友情が微笑ましい



でも途中から単なるハシゴ酒だけの映画でなく、町がエイリアンに侵略されている?
と言うSF映画の古典へのオマージュを捧げつつ、アクション映画の様相を呈してくる
この映画の面白いとこはそんな奇想天外な着想ながらイギリス映画らしいネット社会への風刺のようなの感じさせつつ、ジョン・カーペンターのようなSF活劇を見せてくれる
中年のオッサンたちが若き日の忘れ物を追い求めていく姿は、どことなく同年代として羨ましく感じながら見ていた



★★★★ 2014.4.24(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 21:30