
監督 クレイグ・ギレスピー
出演 クリス・パイン
遅ればせながら3Dでの鑑賞
実際に起こった遭難事故の映画化
正直まさに奇跡のドラマとしか言いようのない展開ですね
羅針盤もすっとんだ状態でたまたま遭難場所に到着してしまうと言う事からして奇跡!
メチャクチャ荒れ狂う海に小型救助船で出航するんだが、どう考えても無茶な話
映画的には面白い設定だが現実はどうなんかな?
この通りだとすればまさに何かに守られてるしか言いようのない
船体が真っ二つに割れた巨大タンカーのビジュアルも凄まじいが、これも沈まないのも奇跡!
極め付けは12人乗りのボートに32人乗ると言う奇跡
この時こそ「ボートが小さすぎる」と「ジョーズ」の名セリフを言うて欲しかった(笑)
使命感と勇気で困難に立ち向かう救出する側と生き延びようとする助けられる側のそれぞれの人間力が生み出した奇跡でしょう
しかし映画的にはいざ現場に着いたら呆気なく救出されるのが逆なリアリティ?
こう言う映画は3Dなら見所満載のはずなのに、ほとんど3Dの効果が生きなかったのが残念
もう3Dは特定の作品だけでいいや
★★★ 2016.3.25(金) アポロシネマ スクリーン7 20:50 G-3