
FBI長官のフーバーが 政治家のスキャンダルを握って長く権力の座に君臨したのは有名だが、
副長官と女性秘書とのなれそめと信頼関係は・・・・して築かれてきたのか・・・解りました。
もっと、あの時代のエピソードへの関わりが、いろいろ描かれていると良かったが・・・130分では限りがあるのは仕方ない。
マフィアとの攻防にしろ、ケネディー暗殺にしろ、闇だから・・・・。 しかし、フーバーのあの時代は、今や遠い昔で、大勢の関心の外にある。 特に40歳以下には、フーバーの名前さえ聞いたとこがないだろう。
昔は、アメリカのテレビ映画のシリーズを随分日本で放映していた・・・・今は韓流だが・・・。
FBI捜査官が主役のものもあったな。 アンタッチャブル以外にも。
そんなこともあって、観客の大半は、50歳以上と見受けられました。
フーバーについて、懐古趣味で、もっとたっぷりと、分厚い本で読んでみるか・・・。
もっとも、この映画のモチーフは、事件への関与ではなく、権力者の彼と人との絆の変化と不変を、激動する場面の中で描いたものなのかもしれない。
エドガーの人格形成には、母親が大きく係ったようだが、 母親役の女優・・・どの映画で観たか・・・ すぐに思い出せずに・・・強い意思をもった女性・・・・・ そう、ボンドの上司の
イギリス諜報機関のMでした。 ボンドに対しても強い信頼関係にある母親的な上司を演じています。調べたら、アカデミー女優ジュディ・デンチでした。
シャッターアイランドよりは、スッート納得・理解できた映画でした。