昨日、たまたま観た映画がゴールデングローブ賞を取った。
以前。新聞で良い映画と評していたので、観ようと思っていたところ、シンガポールからの帰国便で上映ていた。 Boyhood という標題だったが、この少年の写真でわかった。日本語吹替えもある。
家に帰ったら寝るだけだし、頑張って観ることにした。
主人公が 大学の寮に入ることが決まった時の
母親と少年の場面が 心に残った。
少年は初めて撮った記念の写真を棄てたのだが、
母親はゴミ箱からの取り出して、少年が寮に持って行く荷物の箱に黙って戻す。
少年は「これは棄てる」、と言い、母親は「最初の記念すべき作品なのに 」と聞く
少年は 「最初の作品だから捨てるんだ。」と軽く答える。
思い出に生きる母親、過去ではなく未来に向かう少年。 まさに、巣立ちだ!
これからは 私の時間よ と 自らに言い聞かせるように宣言しても、残された時間は少ない。
母親は、子ども達とのイベントが人生の頑張の源だったと語り、最後のイベントは「次は自分の葬式だ」、という言って泣く。
子ども達は 母親に感謝の言葉は言わないけど、
たまたま食事をしに入ったレストランで、母親のさりげないアドバイスが人生を変えた と 謝辞を述べるレストランの支配人。
子ども達には身勝手に写っていた人の知らない側面。姉と顔を見合わせる 少年。ーそんなに立派な人なの?ママは?
ちなみに、作品賞の グランドホテルブタペスト は
パリ行きのJALで観ました‼
追伸、母親役のパトリシアーアークエット 助演女優賞。 親として共感したよ