
呉駅前にあるスクリューです。
これを見ていて思いました。大和はそれはそれですばらしいのですが、
自分の育った瀬戸内には、憧れの船がたくさんありました。
子供の頃、伝馬船でよく遊んでいました。
木造の船にはどれにも伝馬船がついていて、子供が遊ぶためでも
貸してもらえたのです。小学生だけで乗ってよく流されていました。
本州から来る船は蒸気船といって、おじいさんは蒸気としかいいませんでした。
それが徐々に形がよくなってきて煙の量も減ってきて。
小学生の時だったと思いますが、形の良い旅客船、ぷりんすの
乗っ取り事件もありました。
小学生の頃にはクルーザーに乗った人も島にきていました。
どこの誰かしらないけど子供たちがお願いすると
載せてくれて近くをクルージングしましたよ。
今の時代では考えにくいですが、知らない大人と子どもが
すぐに仲良くなれる島でしたね。
旅客船でいうと、水中翼船が人気だった頃です。
それから定期船は小さいながらフェリーに変わっていき、船を新しく
するたびに大きなフェリーになっていきました。
それでも呉港にはいってくる旅客船は蒲刈フェリーとは違う形の
旅客船、「由布」これに一度乗ってみたいと思っていましたね。
別府への旅行客が減ったのでしょうか、いつの間にかなくなって
しまいました。
旅客船の歴史館がほしいです。