【難読漢字】「団栗」って読めますか?
読めそうで読めない!
秋によく見る、アレです!
秋によく見るあの木の実です!
突然ですが
「団栗」って読めますか?
秋になると道に落ちているあの木の実です。
子供の頃に拾ったことがある人も多いはず!
果たして正解は?
マネー現代 クイズ部
ドングリは漢字表記だとどのように書かれるのでしょうか?
代表的な「団栗」の他に、単漢字で「皁・皂・梍」そして「杼」という表記があります。
団栗
ドングリを表記する際、多く用いられるのが「団栗」です。
これは当て字となっており、栗の実に似ていたことからこのような漢字が使われるようになったとされています。
皁・皂・梍
ドングリは「皁・皂・梍」とも表記されます。
これらの漢字はどれも木の実、特にドングリを指す言葉です。
最初は「早」に草冠を付けた「草」という字だったと考えられています。
しかし「草」が、クサの意味で用いられるようになった際に使い分けとして、まず「皁」が誕生したとされます。
そしてそこから変形文字として「皂」が、更に木偏が加えられ「梍」という字が生まれたとされます。
杼
ドングリはその他にも「杼」と表記されることがあります。
この字はもともと、機織り機で使われる道具のシャトルを指していた字です。
このシャトル、形状はドングリを彷彿させるものとなっています。
そこで「杼」には機織りのシャトルという意味だけでなく、ドングリという意味も加えられたのです。
ドングリの木という樹木は分類学上存在していない
ドングリの実は、何の木に実るものなのでしょうか。
ドングリが実る木
ドングリとはブナ科の樹木にできる果実を指します。
ブナ科の多くの果実を指しますので、ドングリの木というものは存在しません。
ドングリとは呼ばれないブナの果実
ブナ科の樹木に実るものをドングリと呼ぶのですが、中には固有の名称で呼ばれる樹木もあります。
例えばクリの木になるものは「栗」と別の名前で呼ばれます。
また、ブナにできる実も「ブナの実」と呼ばれ、ドングリとは区別されています