山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

間投詞 "bazinga"

2013-05-15 23:13:40 | 日記
先日のアメリカ出張で読んだ新聞記事からの投稿です。

サンフランシスコに出張し、San Francisco Chronicle紙を読みました。
4月29日号のSection E 1-2にかけて
Duel of wits in brainiacs' reality show
という記事があります。

このタイトルとSan Francisco Chronicle紙名を入れて検索すると今日現在では
記事を読むことが可能です。
(が、このSan Francisco Chronicle紙も最近のオンライン新聞で導入されているpaywall(料金制)があるので、
自由に(無料で)読めないのが少し残念です。


http://www.pressdisplay.com/pressdisplay/ja/viewer.aspx

この記事で紹介されているDiscovery Channelの"The Big Brain Theory"という
番組の宣伝記事なのですが、
このタイトルは、CBSのドラマの"The Big Bang Theory"(日本でもCS放送など
で視聴可能)を文字っているというものです。

"The Big Brain Theory"は、Big Brainたち(知能の高い人たち)が2人ずつペアを
組んで対戦する形式の番組のようなのですが、記事のタイトルに見られる
brainiac(s)はイギリスで以前放送されていた"Brainiac"という番組名に由来す
るようです。

Brainiac

そして、オンライン辞書のweblioでは、brainiacという語は「ずば抜けた知的能
力と独創性を持つ人」(someone who has exceptional intellectual ability
and originality)
と定義されています。



brainiac

また、記事中1面の第3段落に出てくるbazingaという表現は、ドラマ"The Big
Bang Theory"で生まれた間投詞のようです。
自分のいたずらなどが成功した場合に使うようです。

bazingaもオンライン辞書weblioによれば、間投詞での使用は、"The Big Bang
Theory"でのものが一番早いものとして挙がっています。

bazinga

ただし、名詞としての使用例として、2003年のものが挙げられています。


ドラマで使われている場面の映像はUrban Dictionaryの下記のページ
bazinga


で見ることができます。

この独創的な表現を普通の「やったぜ」という表現に訳すのは少し気が引けます
が、とりあえずそのような訳をつけて、紹介させていただきます。

ちなみに、記事の2面での見出しは、Perhaps ‘Nerd of the Flies’?となってい
ますが、
このNerd of the Fliesはウィリアム・ゴールディングの『蝿の王』(Lord of
the Flies
)にちな んでいます。

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国際スタインベック学会での集合写真

2013-05-15 18:23:14 | 日記
5月1日から3日までサンノゼ州立大学で開催された国際スタインベック学会に参加し、研究発表をさせてもらいました。

このほど、主催者から学会でのグループ写真が送られてきました。



アメリカをはじめ、世界各国からのスタインベック研究者と交流ができ、とても有意義な機会となりました。

これからも、スタインベック研究にも力を注ぎ、頑張っていこうと思いました。

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