山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

映画『私はマララ』鑑賞(2017年12月28日)

2018-01-08 16:37:00 | 日記
教科書Read Well, Write BetterのChapter 13は"Malala: Champion of Education"とマララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さんについての章です。

先日、非常勤先の就実大学でChapter 13を扱いましたので、そのことにちなんで、前回の授業では映画『私はマララ』(He Named Me Malala)を観賞しました。

教室の設備の関係で字幕を出せませんでしたので、字幕なし英語音声のみの中で学生たちは映画を見ることになりましたが、それでも映像と頑張って聞き取る英語からいろいろなことを考えるきっかけになってくれたようでよかったです。

英語の映画を字幕なしで理解しようということは、僕自身若い頃によくやっていました。

その辺のことは、共著者になっているスクリーンプレイシリーズの『レベッカ』のコラムにも書きましたが(スクリーンプレイ・シリーズ『レベッカ』出版参照)、テレビで二か国語放送で放映される映画(なので字幕は出ませんでした)をわからなくても頑張って見続けました。

それをしていた頃はビデオデッキを持っていませんでしたので、後で日本語で見直すこともできず、英語のみで1回勝負で見ていました。

最初はすっきりと内容がわかり感動などできる映画は10本に1本くらいだったと思いますが、次第にその割合が10本に2本くらいになり、だんだんと理解できる割合が増えてきました。(見た映画やドラマはいちいち記録していませんでしたが、このような形でよく意味がわからないまま鑑賞した作品は結構あります。)

ちょっと話が私の学生時代のことにそれてしまいましたが、学生たちが『私はマララ』の映画を観て書いてもらったコメントを読ませてもらうと、いろいろと考えるきっかけになったようでよかったと思います。

また、字幕なしの映画鑑賞については、以下のようなコメントが見られました。

「教科書で学んだ単語がたくさん出てきたので、字幕がなくても内容が理解できる部分がありました。」

「時々聞いたことがある単語が聞こえてきました。授業の英文で学んだ場面と同じような場面がDVDで見られました。」

「授業で習った内容からDVDで再び見ることで分かりやすく、理解しやすかったです。」

「映画をみてると、初めは全然ききとれなかったのにだんだん少し聞こえてきました。」

実は、前の前の授業ではマララさんのノーベル賞受賞スピーチも英語と日本語訳を載せたプリントを配布して聞いてもらっていましたので、この授業を受講する教育学部の学生たちに教育についてもあらためて考えてもらえるきっかけになりました。

以下はマララさんと映画『私はマララ』が2015年12月4日の朝のNHKニュースで紹介された時のものです(この日は出張先の東京のホテルでこのニュースを見ていますので、天気予報が関東地域のものになっています)。















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