山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

新見市内の「たまがき岩」紹介

2018-01-21 22:34:34 | 日記
何年か前から気になっていた県道32号新見市下熊谷地区付近から見える山の中腹の岩の部分、いつか写真を撮りたかったのですが、今日、車をとめて写真を撮りました。



この中腹の岩の部分を拡大してみるとこんな感じです。



新見市民おなじみの「たまがき」に見えませんか?

勝手に名づけて「たまがき岩」。

たまがきとは中世の新見庄(にいみのしょう)(=この地域は京都の東寺の庄園でした)の女性で、東寺から派遣された祐清という僧に恋をしましたが、その祐清が殺されたため、祐清の形見を求めて東寺に送った書状がユネスコの世界記憶遺産に指定された当時百合文書に含まれているのです。

中世の一般庶民の書が残されているのは非常に珍しいということだそうです。

そんな祐清を慕う「たまがき」の気持ちが岩に浮き出たのでしょうか?

新見駅前のたまがき像と並んで新見の名物になるでしょうか?


(新見駅前の「たまがき」像です。この向かいに馬に乗った祐清像もあります。)

たまがきについてご存じない方は、Wikipediaの「たまがき」をご覧ください。
Wikipedia「たまがき」

また、「たまがき書状」については、英語に翻訳させていただき昨年度の「新見公立大学紀要」に発表しました。

よろしければご覧ください。

「たまがき書状」の現代英語訳 An English Translation of the Letter from Tamagaki(Tamakaki)

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「後輩」を教える幸せ:非常勤出講先の就実大学後期試験終了

2018-01-21 08:12:09 | 日記
今年度、約10年ぶりに非常勤講師で専任校以外の大学で教えさせていただきました。

そのうちの就実大学では、教育学部初等教育学科のクラスと、人文科学部実践英語学科のクラスを担当しました。

初等教育学科の学生たちはその多くが教員になる人たちです。

実践英語学科の人たちは、将来英語を活かした仕事をしたい人たちです。

普段、本務校では、看護師、保健師、助産師、幼稚園教諭、保育士、介護福祉士などになる学生たちを教えています。

これらの職種に教え子が多いと、人生のいろいろな場面で教え子に助けてもらうことがあります。

自分や家族が病院に行くと、教え子の看護師さんにお世話になったり、子どもが産まれる時には、教え子の助産師さんに取り上げてもらいました(Uさん、その節はお世話になりました)。そして、子どもが保育所、幼稚園に通っていた時には教え子の保育士・幼稚園教諭にお世話になったり、親戚が既に、そして将来自分自身も年老いた時には、地域福祉学科の学生たちにお世話になります。

従って、このような職種に将来就く人たちを教えるということは、いろんな意味で助けられることが多いのです。

でも、今年度、就実大学で将来教員になる人たち、英語を活かした職業に就きたい人に教えるということは、英語教員の私の「後輩」を育てるということで、専任校では得られない別の意味での、やりがいを感じました。

そのような就実大学での出講も、2018年1月18日の後期試験で今年度は終了となりました。

これはいつも講義をしていた部屋ではありませんが、実践英語学科のクラスの後期試験会場となった部屋です(学生が試験終了後の光景です)。

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