山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

英語表現紹介: You’re only as good as your last service.(これまでいくらよくても、1回悪かったらダメなんです)

2017-09-18 21:14:28 | 日記
以前看護学科で教材として使用していた、BBC制作の医療ドキュメンタリー番組"Don't Die Young!"、Dr Aliceが素人にもわかりやすく医学・解剖学についての知識を教えてくれるのでいい番組です。

(この教材使用について、学会発表した時の記事が日本医学英語教育学会第17回学術集会で研究発表をします。です。)

そのSeries 1 Episode 3の"Heart"の回で、忙しいレストランのオーナーシェフが次のような表現を使います。

You're only as good as your last service.

直訳すると、「あなたは、あなたの最後のサービス(任務、給仕、客への対応など)と同じくらいだけよい」というような感じです。

これでは意味がよくわかりません。

この文のニュアンスは、「あなたの評価は最後(一番最近)の回で決まるのです」「これまでいくらよくても、1回悪かったらダメなんです」ということ。

例えば、今まで、ずっとおいしいと思って常連として食べに行っていたお店だけど、たった一回まずかっただけでも、あるいはその他不都合なことがあっただけでも、もうあの店を利用するのはやめようということになる、そんなことです。

実は、これは教育にも当てはまります。

なんだ、あの先生、あんなひどいことを言うんだ、これまでいい先生だと思っていたんだけど…、などと言われないようにしなければなりませんね。

前回の英語表現紹介シリーズは、英語表現紹介:"Don't sing it, bring it."(口先だけではなく、行動に移せ)をご覧ください。


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