多すぎた法科大学院…新司法試験、崩れた構想(読売新聞) - goo ニュース
私の周囲でも、
法科大学院に通ったり、卒業して司法試験を受けたりする
人間がいるので、あまり他人事ではない話なのだが。
そもそも法科大学院の目的には、
法曹人口を増やすだけでなく、
法律的な基礎素養を持つ人を様々な分野に供給する、というのも
あったように思う。
その目的を考えると、今後は、
・「法科大学院を卒業している」ということで
法曹に携わる程のスキルはないにせよ、
法律的な素養は持っている、と認定する
・法曹に携わる人は、その後司法試験を受験する必要がある
と二段階で考えるのも良いのではないか。
ただ現状では、
その「素養」すら教えられないようなレベルの法科大学院もあるようだが。
現状の設置基準のままでは、実際の教育レベルは分からないので、
受験する側が
「この大学院は合格率が低い、レベルが低そうなので受験するのは止めよう」と
選択することにより大学院間の競争が働き、
レベルが低い学校が淘汰されるしかないだろう。
しかし、最初に入学した時は「合格率」はまだ分からない状況だった訳で、
受験する側は選択するための情報がなく、
法務省が言った「7~8割は合格するはずだ」という前提で受験しているだろう。
そのような「騙された」被害者に対してまで、
「5年で3回不合格だと受験資格を失う」のは不公正ではないか。
このルールを停止するなど、何らかの救済措置が必要だと思う。
あと、最初に書いた「二段階の選抜」も含めて考えると、
「5年で3回不合格だと受験資格を失う」制度は
廃止した方が良いのではないだろうか。
法科大学院を卒業した時点で、例えば企業に法務担当者として就職し、
その後法曹関係を目指す、といったライフプランも
認めるべきでは?
私の周囲でも、
法科大学院に通ったり、卒業して司法試験を受けたりする
人間がいるので、あまり他人事ではない話なのだが。
そもそも法科大学院の目的には、
法曹人口を増やすだけでなく、
法律的な基礎素養を持つ人を様々な分野に供給する、というのも
あったように思う。
その目的を考えると、今後は、
・「法科大学院を卒業している」ということで
法曹に携わる程のスキルはないにせよ、
法律的な素養は持っている、と認定する
・法曹に携わる人は、その後司法試験を受験する必要がある
と二段階で考えるのも良いのではないか。
ただ現状では、
その「素養」すら教えられないようなレベルの法科大学院もあるようだが。
現状の設置基準のままでは、実際の教育レベルは分からないので、
受験する側が
「この大学院は合格率が低い、レベルが低そうなので受験するのは止めよう」と
選択することにより大学院間の競争が働き、
レベルが低い学校が淘汰されるしかないだろう。
しかし、最初に入学した時は「合格率」はまだ分からない状況だった訳で、
受験する側は選択するための情報がなく、
法務省が言った「7~8割は合格するはずだ」という前提で受験しているだろう。
そのような「騙された」被害者に対してまで、
「5年で3回不合格だと受験資格を失う」のは不公正ではないか。
このルールを停止するなど、何らかの救済措置が必要だと思う。
あと、最初に書いた「二段階の選抜」も含めて考えると、
「5年で3回不合格だと受験資格を失う」制度は
廃止した方が良いのではないだろうか。
法科大学院を卒業した時点で、例えば企業に法務担当者として就職し、
その後法曹関係を目指す、といったライフプランも
認めるべきでは?