朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

書感「知っておきたい入管法」

2020年09月22日 08時17分27秒 | お仕事
「知っておきたい入管法」(浅川晃広)読了。

※画像をクリックすると「楽天」のページに飛びます



「新型コロナウイルス」の影響で、海外との交流が途絶し、
また急激な景気悪化で人手不足感も一段落している、というのが今の状況。

とは言え、若年労働者が以前より減少しているのは構造的なものであり、
今後も、即、解消される訳ではない。
飲食・宿泊業等ではそうでもないかも知れないが、
建設業や医療・介護・福祉といった分野での人手不足は
今後も継続するのでは、と個人的には感じている。

2019年4月に「特定技能」という新しい在留資格が設けられたが、
そもそも「在留資格」等を規定している「入管法」に関する知識が
不足している、ということで読んでみた。

分かりやすく簡潔な良書と思う。
各章末にはポイントがまとめられており、
これだけ読めば、最低限、全体を理解できる。

外国人政策で理解しづらいのは、「本来」と「例外」がごっちゃになっており、
例えば留学生がコンビニで普通にバイトしているが、
これはあくまでも「資格外活動」であり、時間数や内容等に制約がある。
このあたりが分かりやすく整理されている。

また、例えば「難民」「帰化」といった話も取り上げ、
国籍や在留資格との関連に触れているのも、
外国人政策全体を理解する上で分かりやすい、と感じた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【プロレス】G1CLIMAX30 の予想など

2020年09月21日 08時46分09秒 | 身の回り
njpwworld.com 新日本プロレスワールド

プロレスファンである。比較的新しい趣味。
生で見たことはないのだが、今はネットで楽しめる。

新日本プロレスでは「秋のG1」が始まっている。
今年は(元々予定されていた五輪の影響で)通常は夏に行われる「G1」が
秋に開催されている。

今年はヘビー級の(主に)所属選手がAブロック、Bブロックに10人ずつ分かれて
総当たりのリーグ戦を行い、
それぞれの1位が優勝決定戦を行う。
各自9試合のシングルマッチを行う計算。

例年は前哨戦⇒公式戦という流れになるのだが、
今年は新型コロナウイルスの影響で公式戦一発勝負になる。

※出場選手紹介は無料で視聴できます。
オリジナル G1 CLIMAX 30 OPENING VTR A BLOCK - njpwworld
オリジナル G1 CLIMAX 30 OPENING VTR B BLOCK - njpwworld

9/19にAブロックの1回戦、9/20にBブロックの1回戦が行われた。

※会員登録すれば、試合等も視聴できます。
G1 CLIMAX 30 2020年9月19日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 全試合 - njpwworld
G1 CLIMAX 30 2020年9月20日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 全試合 - njpwworld

以下、ネタバレあり。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
|【Aブロック】
|・飯伏幸太は勝ったけど、優勝はないんじゃないかなあ、という感じ。
| 「神」とか言い出すと怖い。まあ(いろんな意味で)神みたいな人ですけど。
|・オカダカズチカは敗れたが、やはり強い。何というか、肉体的に強靭。
| なんやかんや言って、Aブロックを勝ち上がるような気がする。
|・ジェイ・ホワイトは相変わらず上手い。緩急の付け方が流石。
|・鷹木信悟は、ジェイ・ホワイトには勝てんわな。でも、それが良い。
| お互いの魅力を引き出す組み合わせだと思う。
|・鈴木みのるが凄い。技は限定しているけど、初めて見るような入り方のバリエーションがあった。
| 次戦のタイチ戦が非常に楽しみ。
|・石井智宏が勝って次のNEVER無差別級挑戦者になるのでは、と思っていたのだが。
|・タイチが(ボス鈴木みのるに挑発されて)非常に燃えている。
| 次が地元札幌で鈴木みのる戦。メインイベントにして欲しいんだけどなあ。
|・ジェフ・コブは膝が悪いと見ていたのだが、それほど悪くなさそう。
|・ウィル・オスプレイがイギリスから戻ってきた。元々のジュニア・ヘビーから、かなり増量。
| 今のヘビー級の中では、105kgというのは実はかなり重い方(身長がある、というのもある)。
| 何となく、息切れしそうな気がする。
|・高橋裕二郎は、この中ではちょっと格が落ちてしまう感じ。
| 2,3勝かなあ、残念ながら。
|
|【Bブロック】
|・内藤哲也-棚橋弘至戦は、悲壮感溢れる試合になってしまった。
| お互い膝が悪いのは分かっているのだが、棚橋が内藤の膝を攻め、
| 攻める中で自分も膝を痛めてしまう。
| 内藤哲也は勝ったけど、うーん、今年は難しい気がする。
|・棚橋弘至は昨年のG1で負け越して、今年に賭けてきたようだが、
| 正直、膝は限界なのでは?と思ってしまう。
|・ザック・セイバーJrは上手く勝った。
| タイチが助けに来るのでは?と思ったが、それをしないのが鈴木軍、なのかも。
| 膝の状態が良くないのが心配。
|・EVILはG1で勝たないとBulletClubの中で居場所がなくなる訳で、
| ある程度の成績は上げるのでは、と思う。
|・KENTAは普通に勝ったが、うーん、今回そこまで勝つ感じはしない。
|・後藤洋央紀が負けた。ライガーさんにかなり手酷く非難されていた。
| 確かに、今年はあまり出場する意味を感じていないように見える。
| このままだと、酷い成績で終わる可能性もあるが、立て直すような気がする。
|・矢野通は毎年出場しているが、基本、優勝候補ではなくかき回す人。
|・SANADAが矢野通に負けた、ということは、
| 逆に今回SANADAが勝ち上がる、ということ?
|・ジュース・ロビンソンが勝ったけど、正直、ナックル(反則)で崩して
| 必殺のパルプ・フリクションに繋げる、という流れが好きじゃない。反則ありき。
|・YOSHI-HASHIは好きな人ではないけど、今回のG1では掻き回して欲しいなあ。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

個人的な予想は、Aブロック:オカダカズチカ、Bブロック:SANADAが勝ち上がり、
SANADAの優勝。
(別にどちらも好きではないのだけど。)

次の鈴木みのるータイチ戦がまずは楽しみ。
# 皆、「鈴木軍解散か」とか言っているけど、タッグリーグの鈴木軍同士の対戦とか見ていても、
 鈴木軍って相手を「殺してやろうか」くらいまで戦うが、それはあくまでもリング上、という
 スタンスが徹底しているから、解散しないと思う。

そして、シングルでは滅多にぶつからない飯伏幸太―鈴木みのる戦に興味がある。
# こんな関係もあったりして(笑)
映画『大怪獣モノ』予告編
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「永久劣後ローン」について

2020年09月15日 08時00分40秒 | お仕事
「永久劣後ローン」に関して勉強する機会があった。

「永久劣後ローン早期実施」署名サイト | 福岡県中小企業家同友会
永久劣後ローンとは?わかりやすく解説します! | お金借りる教室

「劣後ローン」とは、通常の融資に比べて返済不能時の返済順位が低いローンのこと。
また一般的には、返済期日(長期になる)までは金利のみ支払い、
返済期日に元本を一括返済する。

貸し手としては、貸し倒れリスクが大きくなるから、その分金利を高くする。
ただ金融機関の審査においては、「負債」ではなく「資本」とみなされて安全性が評価されるので、
借り手としては追加融資が受けやすくなる。(会計上は、むろん「負債」だが。)
また、法人においても「株式発行」による資金調達と異なり、株式の希薄化は発生しないし、
貸し手の債権譲渡が比較的容易(と思われる)。

「永久劣後ローン」の「劣後ローン」との違いは、
「永久劣後ローン」では元本の返済期日が定められておらず、
借り手が自由に決められる
こと。

現在、「新型コロナウイルス」の影響で中小企業の財務状況・資金繰りが急激に悪化している。
その支援のため、先日の「追加経済対策」では
「劣後ローン」の利息の一部を補填する施策が実施されている。
しかしその対象企業数、金額とも不十分ではないか、ということで
「永久劣後ローン」及び「買取機構」の設立を求める声が上がっている。

「永久劣後ローン」そのものは、(高リスク・高リターンの)金融商品として
扱われるものだろう。
それを「買取機構」を設立することで中小企業の支援に活用できるもの、と
いうのが私の理解。

ただ、こういった「公的支援」には、
常に「本来、存続すべきでない企業が存続してしまう」という非難がつきまとう。
# 「大き過ぎて潰せない」とか云う理屈で
 大企業の方が(取引先の中小企業の犠牲の上に)生き残っているんじゃねえか、
 とも思ったり。

ただ海外との交流がほぼ途絶しており、天災とも言える状況。
中小企業の「自助」にも限界がある。
自力で走るためにも、路面が柔らかくては力を出すことはできない。
「路面を固める」のは政府の役割ではないだろうか。


その観点で、「永久劣後ローン」と「買取機構」の構想は、
至急検討すべき事項ではないか、と考える。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする