朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

番組だけが問題ではない

2007年01月21日 19時16分21秒 | 社会
「あるある大事典」で虚偽の実験結果などがあった、
ということで、番組が終わるらしい。
この番組はお化け番組で、
取り上げられた食品が次の日に「あるあるに取り上げられた」として
スーパーで扱われ、主婦がそれを買うので売り切れる、という
現象が起こっていた。今回の納豆も、多くの店で売り切れているらしい。

まあ、虚偽の情報を本当であるかのように番組で流したのは問題だろう。
しかし、「たかがテレビ」と思う。
絶対的に虚偽や間違いがあったのではなく、
言う程の効果がなかった、というだけのことではないか。
それを不二家と同様に扱うのは愚かだと思う。

不二家の騒動もそうだが、
品質や精度に関して過敏になっており、それを当然と思っている。
しかも、それを自分の頭で考えているのではなく、
他人に何か言われたり何か騒動が起こると、
途端に右往左往して企業や政府を責めたりする。
結局、自分の頭で考えられないバカの集まりになっているのではないか。

「あるある」にしても、そんなに効果的な食品が
何年も番組を続けられる程、あるわけがない。
そんなことも思わずに盲目的に信用して、
ちょっと虚偽だと分かれば掌を返して「騙された」と叫ぶ。
バカの集団は、気色悪い。
きっと「あるある」は、
こんなバカどもに非難されてしか止められなかったんだろうなあ。
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改憲案に対する基本的なアプローチ

2007年01月01日 16時50分39秒 | 社会
年が明けた。
それで劇的に何かが変わる、てことはないはずだが、
何か区切りをつけないとしんどいので、
気持ちを新たにするいい機会だろう。

年末からフセインが口封じのために処刑されたり、
改めて安倍が改憲を打ち出してたりしている。
今年夏には参議院選挙があるが、
自民党が勝とうが民主党が勝とうが、
いずれにせよ「改憲」の動きが加速するのは同じことだろう。
「どんな国の形にするか」はそんな拙速に決めるものでもあるまい。
防衛庁を防衛省に改変するのも、
現実的な影響はマスコミで取り上げる程大きくないだろうが、
それが示唆するもの、象徴するものが気がかり。
国の形を「普通の国家」化することが既成事実になりつつある。
その流れで、一番変えやすいところを変えた、という印象。

この「普通の国」を否定するべきだと私は思っている。
日本国憲法の持つ、「普通の国」を超える可能性の芽が摘み取られないように、
改憲案を見て拒否すべきは拒否していく必要がある。

また、「普通の国」と言いつつ、
いまや普遍的になりつつある権利に対する考え方が取り込まれないのも
監視するべき。
与党にとって都合の良いところだけ「普通の国」として憲法に取り込まれる
ダブル・スタンダードに注意し、入れるべきものは入れさせるように
する必要がある。
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