朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

ニュースバリューが狂っている

2006年11月25日 11時22分40秒 | 社会
ここのところ、郵政造反議員
(実際には、ほとんどが最後は賛成に回った根無し草)の
自民党復党問題が騒がれている。
世論調査で「反対が多い」と言ってみたり、
武部がああ言った、中川が踏み絵を踏ませている、など。

しかし、それはどの程度重要なニュースなんだ?
自民党の中での候補者選びだったり、
自民党総裁としての小泉のやり方を変えるかどうか、だけの問題ではないのか?
もっと大事なニュースがあるだろうが。
例えば、民主党が勝利したアメリカの対日政策はどう変わるのか。
沖縄の知事選挙は与党が勝利したが、今後の基地政策はどうなるのか。
都道府県の裏金は。いじめ自殺は。
教育基本法はどうなるのか。「美しい国」という空疎な、逆に何でも突っ込まれる
恐れのある言葉にどう向き合うのか。
どんな価値観で、それよりも「郵政反対議員の復党問題」を重視するんだ。
アホか。

結局、小泉を「ワイドショー政治」とか「劇場型」とか言っているが、
それにふさわしいマスコミ・国民のレベルだ、というだけのことではないのか。
ま、政治のレベルは、しょせんは国民のレベルを代弁しているだけの
ことなんだがら、仕方がないのか。
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無理な奴には無理

2006年11月06日 21時52分08秒 | 歌舞伎・文楽
3連休はのんびりできた。
基本、有休はとれない会社なんだが、
月に1回くらい、3連休とるように休みたいなあ。

金曜寝過ごしたんで、
土曜に朝から出かけて歌舞伎座へ。
「伽羅千代萩」の通し。とはいえ、「対決」とか要らんかな、と思って
「床下」が終わって帰った。

「花水橋」
まあ、どうってことのない幕。幕そのものが明礬みたい。
歌昇はこの手の役は良い。何もしてないと思うが。
福助は声が苦しい。形はいいんだけどね。
「竹の間」
全体見て、ここが一番満足かな。
仁左衛門は言うに及ばず、三津五郎も良い。
声が溌剌として、女形でも苦しくなくて快い。
「御殿」
不満。原因は菊五郎。
義太夫狂言のリズムに乗ってなくて、ただ声を引っ繰り返しているだけ。
結局、この人にはこの手の芝居は無理なんだと思う。ハラが薄い。
来月は「芝浜」で、
こういった芝居は期待して良いと思うんだが。
「床下」
まあ、どうってことない話。富十郎の声で満足。
団十郎は(4階から見ていると)よく分からなかった。
「対決」とか「刃傷」とか、見ないと分からないのかなあ。

菊五郎の芝居が私の感覚に合わなかったんで、
あまり快くなれなんだ。
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