相撲のＤＶＤ

ようやく金曜は出勤。
やはり疲れたので、土日はのんびり。

高田馬場と御成門でＣＤを借り替えたり、
借りてきた相撲のＤＶＤを家で見たりしていた。

ＤＶＤは、琴錦・貴闘力・寺尾・水戸泉の相撲やインタビューを
それぞれ３０分くらいずつにまとめたもの。
私が相撲をよく見ていた頃に活躍していた力士。
# その対戦相手で出てくる
　出羽の花、蔵間といったところも懐かしい。
　蔵間、亡くなったよなあ…。

しかし、昔の相撲を単純に「凄い」と思えないのが
最近の世知辛いところで。

元若ノ鵬「取材後２５０万円もらった」八百長告発めぐり(朝日新聞) - goo ニュース
とは言っても、八百長はあったんだろ？

今の相撲に比べて「スピードがあるなあ」とか、
「止まっているときでも力が入っているなあ」など、
いろいろ感じることはあるのだが、
他に「この人はガチンコだっけ？八百長力士だっけ？注射？」などと
思ってしまうのが、面倒くさい。

公明党はどこまで憲法違反なのだろうか

気分が乗らず、３日休んでしまった。酷い。

休んだとはいっても、特にすることもないので、
うだうだと標題の件を考えていた。

無論、事実関係に依存する部分はある。
（だから矢野氏の証人喚問は必要、と思うのだが）
大前提は、公明党は創価学会がその教えを広めるために結党され、
その目的を実現するために活動している、ということ。
これは、池田大作自身も言っているようだし、
まあ、事実と捉えて良いだろう。

公明党の存在そのものが憲法違反か、というと、
そうではないと思う。
形式的には政府機関≠与党、なので、
ある宗教による何らかの強制が行われている、とまでは
言えないだろう。
個別事象についてはその観点で判断すべき場合もあるだろうが。

しかし、公明党の活動を考えていくと、
引っ掛かるところがいくつかあるな。

一つは「政党助成金」の扱い。
形式的には「議席数に応じて」支給する形なので、
ある特定の宗教を優遇している訳ではない。
だが実際には国から、
「創価学会の教えを広める」ことを目的とする政党に支給されている。
結果、助成金は「特定の宗教への支援」になっており、
憲法違反ではないのか？と感じる。

もう一つは、「憲法違反」というよりは
「税法」の問題になってくると思うのだが、
創価学会の施設を使用した政治活動について。

宗教法人の施設については、
固定資産税が課税されない等、税金の優遇措置がとられている。
そして、宗教法人である創価学会の施設において
政治活動が行われている、という疑惑がある。
（矢野喚問の一番の議題になりそうだが）
例えば創価学会の施設から電話をかけたり、
政治集会をやったりする、など。

そのような活動を行うような施設について、
宗教法人の施設だから、ということで税金を減免するのが適当なのかどうか。
宗教法人が税金を減免されているのは、
その「公益性」によるもの。
そこに政治活動は含まれるべきなのか？というのは問題だろう。


【追記】
飲みながら思ったこと。
公明党への「政党助成金」が違憲、と考えると、
公明党議員への歳費や国政調査費の支給もまずいかも知れない。
そこまで違憲と考えると、
たとえ「公明党」という政党が合憲だとしても、
それが政党らしく議会に議員を送り込むようになると違憲になる、という
面倒な状況になってしまうのかな。

どこかで線引きができるものか、
それともやはり「教えを広めるための政党」そのものが違憲になってしまうのか、
また考えていこう。

それを言ったら崩壊するぞ

首相「何もしない人の医療費、なぜ払う」、諮問会議で発言(読売新聞) - goo ニュース

本音としてはよく分かるが、
制度設計する側がこれをいっちゃあおしまいでしょう。

みんながこう思って、
「私は大丈夫だから払わない」と言い出したら
確実に高齢者医療は崩壊するだろう。
「国民皆保険」の前提を覆すような発言。

しかしこの人、
「本音」かも知れないが
立場・状況からして不適切な発言が多いなあ。
結局、首相の孫ではあるが
首相の器ではないのかも知れん。
じゃあ「相応しい人」がいるのか、と言われても
思いつきませんが。

別に教育理念で選ぶ訳でなし

前橋工科大の「教育理念」、岡山大から無断引用(読売新聞) - goo ニュース

他大の教育理念そのまま、ということは、
うちの大学にはオリジナルの教育理念はありませんよ、と
言ったまでのことでしょう。

しかし、教育理念って、どこまで使われているの？
例えば、その「理念」を実現する講座が開設されているか？
そこの教授・講師は「理念」を実現する意思・スキルを持っているのか？
講座以外の日常の活動等でも、その理念を実現できるものになっているのか？

現実、それはできないように思う。
そんなことを考えていくと、所詮大学の「理念」なんて、
中身のない看板じゃないの、という気がする。

どうせ、どこも同じようなことを言っている訳だし、
学生もその理念を信頼して、基準にして選択する訳でもないだろうし。

話が違う

２次補正　今国会見送り　政府・与党　会期延長、来月２５日軸(産経新聞) - goo ニュース

本来、とっとと解散しているべきところ、
今まで麻生政権が存続しているのは、
国民が「景気対策が優先だから」と考えているから。

それを、
「民主党が採決に応じないかも知れないから補正予算案は出さない」とか、
今更何を言っているんだ。
もし民主党が審議を遅らせるような動きをすれば、
それは国民が批判すると思うのだが。
それに委ねることはできないのか？

＞税収の減収見込みが１２月２０日になる
というのだが、精度の高い見積もりを待つべき状況ではあるまい。
結局、「解散したくない」ための後付けの理由としか思えん。

休み明けはしんどくて

朝、職場の最寄り駅までは行ったが、
そこから行く気にならず、
引き返してお休み。
月初に６日休んだので、
今月７日目の（予定外の）休暇取得。

午前中は医者へ。
考えてみると、今週末は（第５土曜日で）医者が休み、
来週は会社の泊りがけの忘年会、と
行けない週が続くので、
ちょうど良い、といえば良かった。

八王子の図書館でＣＤ借り替え、腹ごしらえをし、
府中の図書館ではＤＶＤを借り替え。
何やかんやで、けっこう疲れた。

明日は仕事に出たいものであるが…。

本当か？

「ペット処分され腹立った」　小泉容疑者、出頭時に語る(朝日新聞) - goo ニュース

例の元厚生事務次官殺傷事件で、４０代の男が自首。
理由が「３４年前、保健所にペットを処分された」こと。

…私の頭の中にいろいろ「？？？」が飛び交うのだが。
本当にこの男がやったの？替え玉とかではないの？
もしこの男の犯行だったとして、本当にこれが理由なのか？

自供内容が事実だという前提で、考えてみたのだが。

普通「○○されたから××する」というのは、
何かしら論理的なつながりがあるものだと思うのだが、
今回の件は、それが理解できるものになっていない。

このロジックで殺されたんじゃ、浮かばれんだろう。
「逆恨み」というより、「恨みの撒き散らし」だなあ。

そして、４０代の（分別があるはずの）人間が
この程度の考えで人を殺す、ということに
何かのベースが崩れつつあることを感じる。
（この人が特殊であれば良いのだが…）

# 上の世代の人間が
　「この頃の４０代は未熟だ」とかほざいている記事も見たが、
　改めて言いたい。
　その４０代の人間を作ったのは、さらに上のお前らなんだぞ、と。

「不要なものは買わない」のが悪いのか？

輸出頼みからの脱却を　日・独・中への処方せん――フィナンシャル・タイムズ社説(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

釈然としない記事だな。

何が釈然としないかというと、
「将来のことも分からないし、今は不要なものは買わず、節約しよう」
という（私の感覚では、ごく常識的な）人間に対して、
「どんどん金を使え、ムダづかいしろ」と勧め、
「そうでないと景気は回復しないぞ」と脅しているように
読めてしまうからなんだろう。

皆が（人によっては借金をしたりして）
必要以上に大きな家や、燃費が悪い上に高い自動車や、
狭い部屋に相応しくないような大きな家電製品を買わなければ
経済成長や企業の存続が維持できない、というのは、
おかしいのではないか？

おそらく私が（何やかんや言ってはいるが）
結局啓蒙思想を是としており、
人間は理性的であって欲しい、と思っているからなのだろうが、
「己の欲求を抑えず、金をじゃぶじゃぶ使う」ことを前提とする体制や、
それを求める連中・乗せられる連中に対しては
違和感を持ってしまうなあ。

刺しても何も変わらない

元厚生次官宅を連続襲撃　計３人死傷、連続テロか(朝日新聞) - goo ニュース

不気味な事件。

朝日新聞へのテロ事件などには
「自分たちの力はこんなに強いんだ、
　反右翼的な記事を書き続けると、同じ目にあわせるぞ」という
（脅迫的だが）メッセージがあったと思うのだが、
厚生労働省のＯＢを襲撃して何になるのだ。

「厚生労働省が年金財政を破綻させた」
→
「厚生労働省の役人は悪い」
→
「だから、殺す」
程度のつながりとしか思えないのだが。

しかも殺したところで、財政が好転するわけでもなし、
殺害者のメッセージ（今後発信されるのかどうか分からんが）により
年金政策が変わるとも思えない。

だいたい、どのような政策にもっていけば
彼らに襲われずに済むのかが（今の状況では）分からない。
何を考えているんだ？
単なる逆恨みか？

気の向くままに飛び回った

木曜から出勤。
結局６日休んじまった。

木曜は１日仕事したが、
金曜は前から予定していた通院があったため、昼過ぎで切り上げる。
ＣＰＡＰを始めており、毎月通う必要があるのだが、
その通う病院を変更しようと思っていた。
紹介状をもらうために、元の病院へ。

紹介状の受け取りはすぐに終わった。
渋谷に出たところで、時刻は１６時過ぎ。
歌舞伎座の夜の部「寺子屋」には間に合わないな、と見切って
高田馬場へ出てＣＤを借り替え。
この時点で１７時。

どうするか決め切れないまま、一度新宿へ出る。
明日仕事だしなあ、と思ったが、今日見ないと見そびれる、と思ったので
歌舞伎座へ出て、夜の部第２幕「船弁慶」を見る。


富十郎の義経がけっこう立派。
良い雰囲気ではあるのだが、
これならば、別に弁慶が祈らなくても知盛を鎮められるのでは、と
感じてしまった。
「勧進帳」の義経とは違う作りだな。

左団次の弁慶は口調・雰囲気など歌舞伎っぽいが、
何となく形だけに思えてしまう。何故だろう。
弁慶の持つ呪術的な空気が薄いのかな。

菊五郎の静は悪くないと思う（舞はよく分からん）が、
知盛があまりあの世のものに感じられなかった。
細かい仕草など、きっちりしているとは思うのだが、
ぞくぞくする霊気のようなものが薄い。
引っ込みのあたりは良かったと思う。

また能でも見ておきたいなあ。
落語にも関わる演目だし。


終わって１９時半。
明日仕事だしなあ、とも思ったが、久し振りだし、と思い直して
ロケット団の定例集会へ。
始まるまで時間があったのでマルイで時間をつぶし、軽い買い物。

定例集会はよくウケていたのだが、
以前の「思いもつかない」ところから刺してくる感じは弱いなあ。
私が慣れてしまったのかも知れない。
周りがウケている程の爆発的な面白さは感じなかった。
むしろ、安定して聞けるなあ、と思う。
（もちろん危ないネタなんだけど）

最終の急行で帰ってきて、家にたどり着くと日が替わっていた。
疲れた。
明日仕事なのに、と思ったが、まあ、満腹したので良しとしよう。