朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

不公正な取引が解決されたとて

2009年05月30日 11時05分06秒 | 社会
弁当値引き制限、セブンイレブンに排除命令へ 公取委(朝日新聞) - goo ニュース

加盟店に対して「値引きするな」と言うのであれば、
廃棄ロスは本部側が負担するべきだし、
その負担を加盟店に負わせるのであれば、
加盟店の値引き販売を認めるべきだろう。

それを、「値引きをするな」「廃棄ロスは負担せよ」というのは
ムチャな話。
以前から、フランチャイズ契約は一方的で酷い、と思っていたが、
それが一つ暴かれたのは良いこと。

しかし、この一方的な契約のために
加盟店は苦しく、オーナーさんは労働時間制限も何もなく働く訳なのだが、
そのおかげでいつでも、さして高くなくモノを買えているのだから、
客もこの構造に組み込まれている訳で。
無関係に「良かったね」と言って済ませていることはできない。

契約を変えても結局本部は痛まない、
違うひずみが加盟店に及んでいるだけ、という
状況にならないよう、
今後も見ていく必要があると思う。
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戦争の「痛み」なく放たれる暴言

2009年05月27日 05時30分18秒 | 政治
敵基地攻撃 麻生首相「法理上はできる」(朝日新聞) - goo ニュース

どんな法理で「できる」と言っているのか理解できない。
憲法第9条で「戦争を放棄」していることに違反しないのだろうか。
「他国の基地を爆撃する」ことは攻撃行為であり、
報復を呼び戦争につながるのは自明だと思うのだが。
それとも、報復できない程徹底的に叩く、とでも言うのか?

身に沁みた敗戦の「痛み」を背景とした
戦後の「戦争をしたくない」想いをあっさり放棄して、
「攻撃すればいい」と単純に考えるあたり、
何か具体的に「戦争」を思う想像力の欠落を感じる。
血が流れる、とか、人が死ぬとか傷つくとか、苦しむとか、
そのあたりの「痛み」が感じられないようだ。

湾岸戦争で、ゲームのように対象を爆撃する映像を見せられたが、
そのあたりからか、照準の先で苦しむ人間の姿が捨象され、
戦争が仮想空間の「遊戯」として扱われているように思う。

しかし、それでいいのか?
「痛み」を感じるのは国民だろう。
国家の舵取りをする側がその「痛み」を想像せず、
戦後の基本的に「話し合いで進める」ことを良しとする価値観を
放擲して話を進めてしまうあたり、
薄っぺらくて恐ろしい。

国民の「痛み」を政策に反映させず、
核開発に血道を上げるキチガイ国家と
同じレベルで思考してどうするんだ。
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産経・読売の反民主偏向報道

2009年05月25日 05時02分25秒 | 政治
民主 鳩山体制スタート 小沢氏やっぱり特別待遇(産経新聞) - goo ニュース
鳩山民主、「開かれた党」に立ちはだかる黒い目隠し扉(読売新聞) - goo ニュース

この両右翼紙が
今回の民主党の党首選挙・その後の執行部の体制について
「叩く」姿勢がやけに目に付く。
なりふり構わず
「民主党は小沢の走狗だ」
「小沢院政を許すな」とだけ叫んでいる。
自民党の政策や森院政には何も言わないのにねえ。

余程、自民党とずぶずぶで、
いろいろ失いたくない利権があるのだろう、と勘繰ってしまう。
偏向報道を割り引いて見ていく必要があると思う。

ただ、国民はバカではない訳で。
民主支援の清水氏が初当選 さいたま市長選(共同通信) - goo ニュース

あはは。ざまあみろ。

でもこれを受けて、
また右翼新聞の民主党叩きが加速するんでしょうなあ。

# もっとも私も、
 民主党政権が本当に良い政策をとる政権になる訳がない、と思っている。
 実質、ほとんど変わらんでしょう。
 ただ、9割悪と8割悪を比べれば8割悪がマシでしょう?ということと、
 現在、官僚により不透明になっている部分があまりにも大き過ぎるので、
 それを是正する一つのショック療法として
 「政権交代」がある方がマシ、と言っているだけのこと。
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軽く、落語漬け

2009年05月24日 20時24分08秒 | 落語・講談・お笑い
土日は医者以外特に外出もせず、
本を読んだりCDを聞いたりしながら、怠惰に過ごす。

※画像をクリックすると、「楽天」のページに飛びます。

●「平成落語論」(瀧口雅仁)読了。

「全体の流れ」「環境」などを述べており、
「この1席を見よ」のニュアンスの強い
「この落語家を聴け!」とは若干違う。
# 明確に書いていないが、この本を意識していると思う。
 談春の取り上げ方や定席を擁護する表現など。

取り上げた人に関していろいろ書いており、
多面的でありそれはリアルなのだが、
少し分かりづらく感じる。
結局何が言いたいんだろう、という感覚を持ってしまう。


他に聞いていたもの。
●春風亭昇太2「26周年記念落語会」


●笑福亭鶴志「長短・天王寺詣り」


●三遊亭百生「皿屋敷・池田の猪買い・夢八」


●桂雀三郎+まんぷくブラザーズ「反逆者のうた」

「あぁ青春の上方落語」目当てで買いました。
昔ABC(だったか)で流したものの方が良いかな。
(間奏が凝っている)

そんな休日。
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ベーシック・インカム

2009年05月23日 21時30分37秒 | 社会
遅ればせながら、「緊急増刊」と称する「朝日ジャーナル」を読んだ。
この手の雑誌が週刊で出ており、
毎週学生が読んでいる、という時代があったとすると
それは大変なものだなあ、と思う。
季刊位ででも続いてくれれば買うかも知れない。

ここで「ベーシック・インカム」という言葉を初めて見たのだが、
私の価値観からすると少し考えてみても良いかな、と思った。
基本的には
「働こうが働くまいが、その人の生存に最低限必要なものを
機械的に国家が支給する」
ものだろう、というのが私の理解。

「働かざるもの食うべからず」
「働かないならば餓死してもやむを得ない」と
考える人間にとっては論外な議論だろう。
また、
「人間は生きるために働くのだから、
こんな制度ができれば誰も働かなくなり、社会が停滞する」と
性悪説的に考える人間や、
安く働く人間から収奪して
その上に富を蓄積しようとする人間には受け入れられない話だろうな。

しかし、最低限の生活保障分は国から出る訳で、
企業としても「生活給」的な部分は考慮せずに、
純粋に「自社に寄与した分に応じて給与を支給する」と割り切れるだろう。
その分は企業の負担分は減る訳だ。
真面目に人事制度を考える企業にとっては
メリットになるのではないか?

まあ、いろいろ問題はありそうだが、
考えてみても良いポイントかな、という感覚。
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目×鼻×

2009年05月19日 21時16分06秒 | 政治
「完全な小沢院政」=民主新体制を酷評-各閣僚(時事通信) - goo ニュース

こいつらだって、
しょせんは小渕が死んだ時に政権を潜脱した森の
院政のなれの果てだろうが。

挙句、支持率が低いのに国民の声も聞かず、
政権に居座っている。

自分らのことを棚に上げて、何を言ってんだか。
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豚インフル騒動の不気味さ

2009年05月18日 15時21分32秒 | 社会
# 少し熱が出たため、本日お休み。
 一応検査してもらい、インフルエンザではないとのこと。
 のんびりアニラジを聞きながら
 「朝日ジャーナル」なぞを読んでいる。


振り返ってみると、
私は今回の豚インフルエンザについてやけに書いた気がする。

http://blog.goo.ne.jp/kkmaru/e/a8c98a7fd49c008847137a2517931b13
http://blog.goo.ne.jp/kkmaru/e/2dd686a3e16918b54f103fadd5ef45fc
http://blog.goo.ne.jp/kkmaru/e/7d2df153181ee42263d519c945037e34

おそらく、報道や政府の動きや国民の反応などに、
違和感というか、不気味なものを感じたのだと思う。

何だろう、
「どこまで危険なのか」「どうすれば良いのか」を
学術的な知見も含めて冷静に見極め、
それに相応しい対策をとる必要があるのに、
そのような動きはあまり見えず、
右往左往している感じ。

あるいは、「分からないものは、国内に入ってこないように」
排除する姿勢。
これだけ人の交流があり、
しかも潜伏期などがあってすぐに発症する訳でもないので、
水際で止め切れないのは目に見えている。
それなのに、やけに「入れない」ことに拘る
政府やそれに期待する国民の態度。

そして、感染者が発生したら発生したで、
今度はその地域に旅行しただけで登校停止にするとか。
過敏というか、行き過ぎた安全志向というか、
無菌でなければ生きていけないのか。

いったい何なんだろう。
日本の社会の様々な面における、
積年の歪みが露呈している感じか。
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ウィルスより親が悪質

2009年05月17日 18時49分21秒 | 社会
「何やってた」怒る保護者も=大阪の私立高、校長「責任痛感」-新型インフル(時事通信) - goo ニュース

何やってたと言われてもねえ。
学校がどこまで情報を持って、判断できるものか。
そんなに恐ろしければ、
親が自分で判断して休ませればいいじゃないか。
その判断を放棄して学校に依存しておいて、何を言っているんだか。

そこまで感染力も強くないようだし、
罹ったからって死ぬ訳でもないのに、
やけにバタバタしている感じ。
キチガイじみてパニックになっている政府・自治体・国民が恐ろしい。
ウィルスより、
パニックの感染力・経済や生活に与える影響の方が強そうだなあ。
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この落語家を聴くな!上方篇

2009年05月17日 08時21分25秒 | 落語・講談・お笑い
この落語家を聴け!」や
この落語家を聴け!上方篇」に触発されて、
標題の件を考えてみた。


【米朝系】
桂米輔
桂都んぼ

【春団治系】
桂春之輔
桂春菜
桂福若
桂一蝶
桂蝶六

【文枝系】
桂きん枝

【笑福亭系】
笑福亭伯鶴
笑福亭円笑
笑福亭福輔
笑福亭右喬

【林家系】
林家笑丸
林家染太

【五郎系】
立花屋千橘
露の団四郎

【その他】
森ノ福郎
森ノ石松


自分の聞いたことのある人について、
聞いた時点での感覚(10年くらい前が多い)、という前提。
見たことがない人の中に、
もっと「この落語家は聴くな!」と思える人がいるかも知れない。

結局、
「もはや伸びない人」「伸びようとしない人」だろう、と
私が捉えている人や、
「客に媚びる言動をして誤魔化す人」が挙がっているようだ。

# 私自身が聴きたくない人は他にもたくさんいる
 (文我、米左、文珍、文福など)が、
 ある一面の個性がある人はまあ良いか、と思って
 入れていません。
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ここで鳩山とは、センスが悪い

2009年05月16日 06時40分31秒 | 政治
日本の民主党にチャンス到来――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

民主党の党首選挙が
粛々と行われているようだが。
麻生が選ばれた自民党の党首選挙に比べると、
ハッタリがなく映えず、野暮ったいと思うが、
まあ、そんな選挙でも良いかも知れない。

しかし、「世襲議員の立候補規制」とか言い出しているところで、
首相の孫である鳩山が党首選に出て、しかも有利、ってのが
民主党も所詮はその程度の人間の集まりなんだな、と感じる。
「親と立候補している選挙区が違う」とか、
「小沢もそうだ」とか、
「岡田だって社長の息子だ」とか言っても、
印象の違いは大きいのではないか。

「○○グループの支持を集めた」みたいなニュースを見ていると、
自民党以上に派閥主義的でその締め付けがきついのかな、という
感じがする。
それでも政治をマシにできるものならば本当は良いのだが、
何か「変えてくれる」という期待を持たれる動きにはなっていない感じ。

しかも、ここで鳩山では、総選挙は
「吉田の孫か、鳩山の孫か?」という選択になる。
昔の自由党内の闘いを、今更持ってこられてもねえ。
民主党(菅か?)が麻生について言っていた
「首相の孫で庶民の気持ちは分からない」みたいな発言は何だったんだ?
口先だけなんだろうな。
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