三遊亭円楽さんが死去…76歳肺がんで(読売新聞) - goo ニュース
「笑点の司会」で有名だから、大きく取り上げられているのだろう。
引退した過去の人。
過去の名人、ではない。
かなり早くに病を得た気の毒なところはあるが。
円楽党が今後どうなるのか?と
川柳は高座で何を喋るだろう?は
気になる。
落語家としての円楽のこれまでの行動は、もっと非難されるべきだろう。
だいたい、円楽党のあり方がおかしい。
師匠圓生は真打昇進問題に関して「芸至上主義」を打ち出して
落語協会を出たはず。
圓生はこの理想に殉じ、寿命を縮めた。
それなのに、その弟子円楽が率いる円楽党は、
落語協会以上の年功主義・粗製濫造に堕している。
それは、師匠の想いを踏みにじる、恩知らずな動きではないか?
師匠の遺志を継げないのであれば、
香盤を何枚か下げて落語協会に復帰するのが筋だろうが。
まあ、安易にインスタント真打製造で済ませてしまうのも、
円楽には談志ほどの責任感・芸への真剣さがなく、
「俺が真打と認める」覚悟がないからなのだろうな。
それが志の輔・志らく・談春・談笑を生んだ立川流と、
何一つ生み出さない円楽党の差。
また、協会離脱騒動や圓生死去を通して、
圓生の弟子をバラバラにしたのも円楽だろう。
こんな男が一番弟子だったことが、名人圓生の最大の不幸。
# 歌丸は
>円生師匠亡き後、人情噺のお手本のような人でした。
なんて言っているらしい。
こんなアホなことを言っているから、
歌丸の人情噺はクサくて酷いのだろう。
それとも、圓生が亡くなって人情噺は終わった、と言いたいのかな。
噺家の訃報。
訃報:立川文都さん49歳=落語家、がん闘病を公表 - 毎日jp(毎日新聞)
志らく、談春といったところと同世代。
49は若いなあ。
# 「文都」というのは上方の名跡であり、
取り戻す機会だ、とも思ってしまうが。
ご冥福をお祈りします。