何を今さら？

４代目桂三木助さん、うつ病で自殺の可能性(サンケイスポーツ) - goo ニュース

この話、別に目新しくも何でもないのだが。
何で今さら取り上げられるのか、訳が分からん。

# 談四楼の本（「煮ても焼いてもうまい人」。元は「日刊ゲンダイ」の連載）
　でも書かれている。

４代目の甥（３代目の孫）にあたる
現・桂三木男に５代目を襲名させよう、という布石か？とか
勘繰ってしまう。

雪往きて、新宿

昨日の昼は雪が降った。初雪だろう。
けっこう激しかったのだが、夕方にはやんでしまい、結局積もらず。

１８時過ぎに職場を出る。
新宿に出て夕食。普通に飲む。

「ミュージックテイト」で時間をつぶす。
少し売り場が狭くなっていたように思う。
その後、末広亭でロケット団の「定例集会」。
ロケット団の危険度合は、定例集会＞定席＞テレビ・ラジオ　であり、
「ネットで書かないで下さい」と言われることが多過ぎるのだが。

生ビール４杯飲んでいたのだが、特に眠くもならず、楽しめた。
以下、断片的に。
・若干、下ネタが多い。
　中川の「ごっくん」「口に含んだだけ」にエロを見出していた。
　テレビの影響か、若い女性も多いのに。
・今度襲名する人を、今月もネタにしていた。
　これは定席ではできないな。
・山形ネタは６つ、７つ。
　少し多いと感じた。
　ただ、「言葉遊び」として言いっ放しにするのではなく、
　後で舞い戻ってきたりするあたりは流石。
・２つ目は「美味しいラーメン屋を見つけて、その場所を説明する」という話。
　新宿の建物やら小田急やらを体やマイクで表現する
　バカバカしさが良い。
　間や強弱の付け方など、ベースがあるからウケにつながるんだろう。
・３つ目は「履歴書を書く」という話。
　「代書」ではないが、いろいろいじれる設定なのだろう。
　マクラで少し客が引いた感じがしたが、きっちり盛り返していた。

ゲストはニ楽。テンションの高い紙切り。
やはり、定席の鬱憤晴らしのように、言えないことを言っていた。

２３時前にハネ、ライナーで帰りました。

民主党に唯一、期待すること

「特別会計への道案内」読了。

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若干古い情報ではあるし、
少し羅列的だと感じたが、
「道案内」にはなっていると思う。
詳しく知るためには、また他の本を読んでいけば良いだろう。

私が政権交代を希望している（ほぼ）唯一の理由は、
これをきっかけとして官僚の人・金などの資源の状態・動きが
見えるようになるのでは、という期待。
# 民主党の政策が、自民党と根本的に違うものになる、とはとても思えないので、
　その点にはさして期待していない。

「特別会計」というのも、そのあたりを見えづらくし、
もはや必要でない事業を維持するために使用されているのでは、と思う。
全てが不要だ、とまでは言えないのかも知れないが、
そもそも判断の基準となる情報があまり提示されていない。
「埋蔵金」論議はあるが、
もっと根本的に、この不透明な状態を変えて欲しい。

自治労の支援を受けている民主党にも、
結局ムリなのかも知れない、と少し諦めの気持ちもあるのだが、
「政権交代」が刺激になってこのあたりがオープンになれば、と
ささやかな期待をしている。

収奪する奴が喚いている

派遣切り・「社会が悪い」は本末転倒（上）(Voice) - goo ニュース

内容的には一理ある、と思いつつ、
感情的には「派遣会社をやっている人間が、それを言うなよ」と思う。
お前らが収奪しているから、
月に１万円の預金もできやしないんだろう、とか。
そんな向上心を持っていない人の労働力を売り買いして、
あんたの会社は生きているんだろうが、とか。

あと、
「企業は世界で戦っている、だからそこで働く者も武装せよ」という発想は
崩したい。
しかし、
「これが現実だ、会社は戦って生きていかなければ、
　お前らを雇うことなんかできねえんだ、諦めやがれ」という
罵声に対して、
真正面から言い返す力を私は持っていない。
「私は戦わなければ、生きることはできないのか？」と呟いてはみる。
「武装せよ」の怒鳴り声は、
武装できない人間を切り捨てる野蛮な響きであり、
近代的であり、弱肉強食であり、
人間の進歩に対して「そんなことは無理だ」と枷を嵌める
反動的言動だとも思う。

…そんな呪詛を吐いたところで、何の役にも立ちはしないのか。

忘恩の輩

首相地元で小泉氏批判大合唱　「さっさと政界去るべき」(朝日新聞) - goo ニュース

まあ、郵政民営化について、ある程度の見直しは必要だろうが、
今の麻生や閣僚どもの言動には違和感がある。

今政権運営が（辛うじて）できているのは、
衆議院の３分の２を占める与党の議席数のためだろう。
そしてその議席は、
小泉が「郵政民営化」だけを旗印にして、
そこにバカなマスコミと国民が乗っかって投票した結果ではないのか。

「民営化を見直す」というのであれば、
当然、その「３分の２」の正統性が問題になってくるだろう。
政策を大きく見直すのに、
解散もせず、「３分の２」のメリットだけを享受しようとしている。
ムシが良すぎるのではないか？

その「３分の２」をもたらした小泉の「恩」に対して、
あまりにも恩知らずな言動だと思う。

まあ、所詮はヒビの入った「自民党」コップの中の嵐ではあるのだが。

消費税率アップに、今言及する愚

厚生年金は従業員の負担減＆消費税１７％　経団連提言へ(朝日新聞) - goo ニュース

何か、間の悪い話だな。

会長企業は大分で工場を建てるに際して便宜を図ってもらい、
叩かれている。
ほとんどの企業は減益・赤字決算で、法人税は安くつく。
従業員のクビを切っても、売れない製品を作っても、
地方自治体が尻拭いをして雇ったり、
買った人に補助金を支給したりしてくれる。
挙句の果ては、国から資本（元は税金）を注入して頂ける。

これだけでも、至れり尽くせりなのに、
さらに法人税を減税せよ、というのか。
欧米並みの企業負担を、と言うのであれば、
欧米並みの社員待遇・休暇取得・サービス残業をさせないなど、
やることはまだまだあるだろうが。
都合の良いところだけつまみ食いしているのでは？

あと、消費税率を上げるのであれば、
食料品等の軽減税率を本気で検討すべき。
世界の国々の消費税税率

経団連はその点も語っていないようだが、
マスコミも、もっと主張するべきだろう。
何か、妙に避けている感じがする。

連日の芝居見物

昨日は朝から出かけて歌舞伎座へ。
１０時４０分くらいに着いたのだが、もう立見。
そこまで人気のある演目・役者じゃないと思っていたのだが
甘かった。

昼の部１幕目「菅原伝授手習鑑」より、「加茂堤＋賀の祝」。
実際は全然違う段なのだが、
「賀の祝」の背景説明として「加茂堤」をつけたのだろう。

「加茂堤」。
橋之助の桜丸・福助の八重。
橋之助の声が苦しそう。あまり合う役ではないと思う。
福助は普通に聞けた。

「賀の祝」。
左團次の白太夫（三つ子の父親）が薄いなあ。
義太夫狂言らしい調子があまり出ない。
梅王・松王の兄弟喧嘩は、動きなど楽しめた。

場面が変わって桜丸が出てくるところ、
雰囲気があって良かった。
述懐も（声は苦しいが）悪くない。

ただ、引き返してきて語る松緑の梅王丸がなあ。
収める良い場面のはずなのだが、
声に違和感があってハマれない。

やはり、文楽で見る方が満足できるのかも知れない。

踊りには興味がないのでここで出て、
図書館を廻って帰った。

仕事の後の芝居見物

昨日は夕方、銀座で客先打合せ。
終わると６時半。
間に合わないかも、と思いつつ歌舞伎座へ行くと、
ちょうど開演直前。
立見ではあったが。

夜の部２幕目「勧進帳」。
吉右衛門の弁慶・菊五郎の富樫・梅玉の義経。
播磨屋は好きだし、かなり期待していたのだが、
うーん。期待していた程ではなかった。
思い入れなしに見れば、満足できるレベルだと思うが。

全体に口調が良く、快く聞けるのは確かなのだが、
その調子がずっと続くので麻痺してしまう感じ。
贅沢な話ではある。

あと、足の運び（後ろ向きで戻るところとか）が少し軽いと感じた。
もう少し重みがある方が好み。

富樫は出から声の調子に情が感じられる。
良い点でもあり、若干クサいかな、という感じもあり。

義経は良い雰囲気。
ただ、高めの声を出すところが苦しそう。
出しやすい声で作れば良いと思う。

３幕目は軽く「三人吉三」。
科白の調子で楽しめば良い、というところ。
玉三郎はこの３人の中では別格。
やはり松緑の声が好みに合わない。
雰囲気を崩すなあ。

夕食をラーメンで済ませて、終わり。

やはり、ずれている

若麒麟に退職金…相撲協会の処分「甘すぎる」(読売新聞) - goo ニュース

記事にもあったが、
普通の会社員ならば「懲戒免職」ものだろう。
それを考えると、退職金を支給する「解雇」は甘い。

「ロシア人だけだ、特別だ」と思っていた前提が崩れて、
「相撲取りならば誰でも麻薬をやっているかも知れない」という目で
見られる状況。

相撲協会も信用できない。
彼らが主導しても握りつぶしてしまうのだから、
外部機関中心で再度検査するべきだろう。

読売の悪意

代表質問せず、健康不安説も…小沢氏は首相になるのか(読売新聞) - goo ニュース

選挙に向けてキナ臭い時期に、
「ネガティブ・キャンペーン」的な記事だなあ。

小沢が「首相」や「党首」を避けてきたことは誰でも知っている話だし、
今あえてそれを取り上げるところに、悪意を感じる。
そこまでして自民党を勝たせたいのかねえ。

# 読売が心配しなくとも、
　どうせ民主党は馬脚を現して、
　また自民党政権に戻ると思うのだが。