朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

客観的には不毛でしょうが

2008年06月30日 23時45分43秒 | 身の回り
週末雨。うっとうしい。

土曜は西八王子の医者に行く。
来週は京都(予定)、再来週は出勤日なので、3週間分の薬をもらう。
仕事のテンションはいまいち、上がらない。
お医者さんには「6割ならば良しとしましょう」とも言われたが、
…うーん。そうも腹を括れないのが、自分の弱いところ。

後から考えると、待っているうちに行けそうなものだったが
結局終わってから八王子の図書館へ行き、CDの借り換え。
軍歌のCD2枚と、創作落語シリーズのテープ。
駅前のラーメン屋で飲み、ふらふらと。

八王子乗換で府中に出て、府中の図書館でCDの借り換え。
7世幸四郎+15世羽左衛門の「勧進帳」(…凄い)、
金馬(もちろん先代)の2枚組、
フランチェスカッティ+カサドシュの「春」+「クロイツェル」。

真っ直ぐ家に帰ってきて、土曜は終わり。


日曜は新宿区・港区の図書館でCDを借り替えるつもりで出かけたが、
途中で昼飯と称して飲んでいるうちに、面倒になって引き返す。
真っ直ぐ引き返せず、寝過ごしてモノレールで終点まで往復。

帰宅して、土曜に八王子で借りた「キタの旅」を聞いているうちに、
昔(大学を卒業するときに)BOXから(テープで)ダビングしてきた
「京都男ふたり」と「珍宝堂奇譚」も
デジタル化する気になる。

ラジカセからICレコーダに録音させ、
PCで編集して前後から切り出して適当なwmaファイルを作り、
それをipodに取り込む。

いちおう、このやり方をとれば、700本?を超える
我がカセットテープもデジタル化できる…はず。
かかる時間は想像したくないのだが。

とりあえず、
「京都男ふたり」「キタの旅」「珍宝堂奇譚」のセットがつくれたのは、
非常に自己満足だがこの連休の収穫、ってことで。
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定例集会@末広亭

2008年06月28日 21時46分02秒 | 落語・講談・お笑い
今週はいまいち、気分的に乗り切れない1週間だった。
送別会の類が水・木と続いて、飲みすぎたせいかも知れない。
木曜は久し振りの二日酔いで、朝から吐いたし。

そんな気を払拭しようとて、
金曜は定時くらいで仕事を切り上げ、
一度家に帰って着替えて腹ごしらえをして、ロケット団の「定例集会」へ。

前説がどうもなあ。
正直、要らないんだけど…。
もっと必死に演ってくれれば、それはそれで良いのだが、
あまり力を入れていないように見える。

ロケット団のネタは、時事ネタと山形紹介ネタ×2。
山形といえば、私自身は加藤紘一のイメージが強いんだが、
あんまり一般的ではないのかな。
海側と山側とでは違うかも知れないし。

最後の1席は、
もう少し「アメリカだと思い込んでいる」ズレが伝わるようになれば、
もっとウケるがとれるのかな、と思った。

定例集会は久し振りに行ったのだが、
倉本(ツッコミ)の間でウケることが何度かあり、
ここは幅が広くなっている、と感じた。
(元々、三浦(ボケ)が引きずっていく、というイメージがあったのだが)

ゲストのマジシャンは、「お笑い」なのか「マジ」なのか最初分からず、
少し妙な空気になっていた。
結局は「お笑い」のもできる人、ということなんだろうか。
客の期待を掴んでからは、けっこうウケをとっていたと思う。
# 顔のつくり、キレてウケをとるところなど、
 喬太郎に雰囲気が若干似ている。

23時終了。
どのネタもそれなりに楽しめたので、
「気を変える」という私の目的は果たせたか。

500円余分に払って、ライナーで(優雅に)帰った。
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雨の日曜日

2008年06月23日 23時31分04秒 | 身の回り
昨日は雨だった。

結局、終日家にいた。
午前中届くはずだったパソコンラックが、届いたのが昼過ぎになった、
というのも一因だが。

こんなの。「ノートパソコンラック」というらしい。

※画像をクリックすると、楽天のページに飛びます

私はノートではなく、デスクトップを使っているのだが、
モニターの上の空間に物が置けて良いかな、という感じ。
視野にラックの足が入ってくるのが少し目障りだが、幅は丁度で、良い。

しかし、午前中の配送希望なのに13時半頃になって
一言の「遅くなってすみません」もないのは何なのだろう。
こっちは、到着するのを待っているから、予定が狂うのに。
別に賠償せよとか言う訳じゃない。
雨だから仕方がない、とも思うし。
ただ、人としてどうなの、と思うだけのこと。

まあ、そんな社会生活のベースがない人を
(おそらく、安い給料で)使おうというのだから、
その責任は本人よりも、教育しない会社の問題なんだろう。
今後、わざわざ福山通運に配送を依頼することはあるまい。

それを組み立てて、後はのんびりと部屋で過ごす。
iTunesのデータファイルをPCから外付けHDに移した。
(既に何十Gになっているし、今後も増える見込みなので)
最初は「ファイルが見つかりません」とか言われて
うまく読み込まかったので、
xmlファイルを編集してインポートしたりして、どうにかできた。

そんな感じで、
ほとんど(食料の調達以外)外出せずに日曜は終わった。
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手段はともかく

2008年06月22日 10時46分42秒 | 社会
40代職員は自衛隊に体験入隊を 橋下知事が検討(産経新聞) - goo ニュース

自衛隊の駐屯地を視察して、
感想をそのまま言っているように感じられるあたりが、
何となく単細胞っぽいが、
ある面の必要性を語っていると思う。

「自分を律することが必要」とか「僕も含めて」という発言に
(社会人が「僕」はないだろ、とは思うが)
個人的には好感を持った。

自衛隊であるべきではないと思うし、
40歳以上の、心にも体にも邪魔なものがまとわりついた人間に
やるのは難しいと思う。

ただ、得てして「偉そう」に振る舞うことになる人が、
勘違いしないように「自律」を促すような研修などは、
テクニカルなものとは別に必要ではないか。
# もし今もやっている、というのであれば、
 その研修は功を奏していない、ということだろうし。
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20年、か。

2008年06月18日 07時20分10秒 | 法・裁判
連続幼女誘拐殺人 宮崎勤死刑囚らの死刑を執行(朝日新聞) - goo ニュース

それまではある「趣味」の持ち主がいる、ということで
個別に取り扱われていたものが、
「オタク」という括りで扱われるようになったきっかけなのかな、と思う。

しかし、あれから20年か。
(当然と言えば当然だが)あの時殺害された「幼女」よりも年下の人間が、
大学生になったり、会社員になっていたりする訳で、
時代の変化を感じる。

しかし、彼を死刑にしても、何の効果もないよなあ。
「あ、幼女を誘拐して殺害するのはやめよう、死刑になるし」
なんて抑止力が働くとは思えないし。
# 「宮崎と同じ、と言われる」という効果はあるかも知れないが。

この死刑を何となく認めてしまうのは、
「存在が許されない(理解できない)人間を抹消したい」
「不気味なものは、同じ社会に生存させたくない」という本能が
発現するからだろう。

ただ、再審請求や精神鑑定を求めている、という段階での死刑執行は、
この「責任能力があろうがなかろうが、同じ空気を吸いたくない存在は
抹殺したい」思いがあまりにも強く出過ぎている。
そこまで法律の精神を無視するものではないと思う。

もし「やはり責任能力がなかった」と判定されれば、
(死人に口なし、で無理かも知れないが)
どうオトシマエをつけるんだ?
「罪を問えない人を殺した」殺人罪で、鳩山が絞首刑になるのか?
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「受け入れてあげる」発想では失敗する

2008年06月17日 07時41分07秒 | 社会
移民、1000万人受け入れ提言…自民議連案(読売新聞) - goo ニュース

単に「労働力」として1000万人分、なんて発想をしているのだろうが、
そんな単純にいくのだろうか。
1000万人の労働力、となると、
家族を含めて3000万人くらいになるだろう。
# 家族の受け入れは拒否する、なんてことになると、
 移民にも行く国を選ぶ権利はあるのだから、
 何も無理して日本に来る必要はなく、
 1000万人の労働力、なんて絵に描いた餅になるだろうなあ。

労働力が不足する、それは、労働力の年齢の定義を変更しない限り
そうなるだろう。
しかし、日本人の精神のどこかに「自分たちと異なるものに違和感を持つ」
気分があると思う。島国精神、といえばそうだし、慣れの問題かも知れんが。
また、首都の知事はそれを公言して、外国人を排除するような政策をとる。
そんな国に、誰が好き好んで行くものか。
しかも赤字垂れ流しで、経済力も低下するだろうし、
今後斜陽国家として生きていくことが目に見えている。

まず看護士・介護士の受け入れが始まるらしいが、
どこかに、過去の「経済大国」の誇りを引きずっており、
「解禁すれば、来てくれるだろう、解禁してやる」という驕りが
感じられる。
本当に必要なのであれば、
「来てもらえる」ための政策・思考・発想が必要なのでは?
比較の中で、「日本を選択してもらう」必要があるだろう。
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図書館共同利用で、府中へ行った

2008年06月16日 07時03分34秒 | 身の回り
先週は、八王子市で登録の申請をして3枚CDを借りたのだが、
昨日は帰りに途中で降りて、府中市の図書館に行ってきた。

府中で降りるのは初めて。けっこうバラエティに富んだ駅前。
何となく古いものと、新しいものが混在している感じ。
住んでも良い街かも。
作業場所が変わったら、考えよう。(駅前に温泉もあるし)

図書館に行ってみたが、けっこう新しい建物で、
資料も(DVDも含めて)けっこうある。
(何枚組みかのCDを、分けて貸し出すのは賛成できないが)
とりあえず、米朝の「いろはにほへと」(正・続)と
ルドルフ・ゼルキンのベートーベンの「月光+熱情+悲愴」を
借りた。

ただ、施設はきれいだが、駅からちと遠い。
おそらく、来週以降は自転車で行くことになるだろうな。
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副都心線に乗った

2008年06月15日 22時50分43秒 | 
昨日は月に1度の土曜出勤日。
15時ごろには新宿で解放されたので、
「歌舞伎?」とか「副都心線?」とかいろいろ考えたのだが、
疲れがたまっていたので真っ直ぐ帰宅。のんびり過ごした。

今日は朝から出かけた。
高田馬場の新宿区立図書館で本を借り替え、
西早稲田まで歩いて「副都心線」に乗ってみる。

「雑司が谷」という駅を通りながら、
「そうか、雑司が谷の川柳師は、
 池袋演芸場と新宿末広亭に行きやすくなるのかな」などと
全然この線の意義と関係ないことを考えていた。

池袋から小竹向原の間は、有楽町線の真下を走っているよう。
小竹向原の2面4線のホームに着いてみると、遅れていた。
「ホームドア」のトラブルらしいが。
急行でそこから渋谷に出てみたのだが、確かに
駅に止まる→ホームドアが開く→車両のドアが開く
のにやたらと時間がかかるのが、気になる。
明日が開通後初めての平日になると思うのだが、
ここで遅れやトラブルが発生するのでは?と少し不安。

渋谷は4線の地下ホームが用意されている。
(中の2線の上には、まだコンクリの覆いがされているのだが)
ここが東急東横線の渋谷駅になる、ということか。
今は2線だけ使われているが、
1線は急行・準急用、もう1線は各停用、という運用に見えた。

その後、半蔵門線に乗り換えて、青山一丁目から赤坂の図書館に行った。
しかし、東武の東上線と伊勢崎線とが渋谷で出会っている、という状態は
何か不思議だなあ。
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水着に金メダル

2008年06月14日 17時43分53秒 | 社会
「同じ土俵」に立たせる選択=LZRへの順応など課題に-日本水連(時事通信) - goo ニュース

実際には短距離走でのシューズなんてものも、
科学技術の粋を窮めたものだと思う。
それに比べて、今回議論が盛り上がったのは、
今回の水着の効果(タイム差)が突き抜けているためだろう。

しかしなあ。
そこまでして勝ちたい状況になっているんだなあ、というのが
正直な感想。

金メダルをとったところで、
「スピード社の水着の効果」が語られるのは目に見えている。
それでもなお、「着たい」というのは、
メダルをとったときの報奨金やら年金やら、
その直後の名誉やらが莫大になっているからではないのか。
あるいは、スポンサーがつく、とか。
それは、アスリートの「道具ではなく、自分の力を試したい」想いを
遥かに凌ぐものなんだろう。

かつて「栄光なき天才たち」を読んでいた身としては、
あえてスピード社の水着に背を向けて、
「自己ベストを出す」に拘るメダリストが出て欲しい、なんて思ったりする。
商業主義に漬かったオリンピックの中で、
そんなことを呟いても仕方がないのかも知れないが。
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婦系図@新橋演舞場

2008年06月08日 22時47分08秒 | 歌舞伎・文楽
今月の新橋演舞場は、新派120年記念。
昼の部が「婦系図」、夜の部が「鹿鳴館」という有名な作品だが、
仁左衛門が出る、ということもあり昼の部へ。
# 夜の部は成田屋だからなあ…。

土曜の夜に新橋演舞場に電話をすると、
「一人ならば、当日でも大丈夫ですよ」という返事。
もっと人気があると思っていたので意外。
実際、10時半頃行ったのだが、
1等で比較的前の方、しかも花道に近い席が空いていた。

新派って、あまり見た記憶がない。
南座で「瀧の白糸」を見たのが最初で最後かなあ。
「婦系図」というと、小円・栄子のイメージ。
あるいは、三亀松の声色。

序幕は飯田町の早瀬主税の家。
芸者上がりのお蔦を隠している、という設定。
波乃久里子の声が響かず、最初「大丈夫か?」と思った。
後になると流石、と思ったのだが。

次は「真砂町の先生」との会話の場面になる。
どうもこの人の性根がよく分からない。
湯島天神の場面になって、「スリをやっていた早瀬を真人間に立ち返らせた」と
いう設定が出てくるので少し見えてくるのだが、
単に「横暴な先生」にしか感じられなかった。
まあ、「自由恋愛」というものがまだ一般的でない、という
時代背景が(4幕目でも出てくるが)あるからかも知れないが。

湯島天神の場面は、(上で書いた漫才や声色でも)よく取り上げられるところ。
腹で泣いているが顔には出せない男、という設定に感情移入してしまう
傾向があるので、こういう場面が好み。
お蔦が何も知らない、でも言わなければならない、
その中で(皮肉にも)お蔦が「真砂町の先生について拝んだ」話をしたことで
腹を括って切れる話を切り出す、という設定が良い。

この後の場面はもともとよく知らないのだが、
単発単発では良いが全体としてよく分からない。
タイトルにもなっている「系図調べ」が横糸になり、
実は親子でない、という設定があちこちに出てくるのだが、
どうも分かりづらいし、あまり深みを感じられない。
お嬢さんをかどわかす、いかにも嫌味な男を
お蔦が懲らしめる、というところなど、快いところではあるけれど。

全体には仁左衛門の声に満足し、
「こんな話だったんだ」と分かったので、
結構でありました。
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