朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

強行採決は強行採決を呼ぶ

2007年11月27日 23時26分44秒 | 政治
額賀、守屋氏の証人喚問を議決=来月3日実施、与党は抗議-参院財金委 (時事通信) - goo ニュース

何か、攻守所を変えた感じ。
野党側が今までの前例を破って「全会一致」でなく議決したのは、
与党側によって強行採決が繰り返され、民主主義が崩れつつあるからだろう。
そのため、ハードルが下がったのだと思う。

しかし。
この強行採決は両刃の剣。
逆に与党側に、
衆議院での3分の2再可決への免罪符を与えてしまうのではないか。
もし再可決が行われたときに、
「野党側も、参議院でやっているではないか」という
言質を与党側に与えてしまうことになる。

双方くんずほぐれつ、
民主主義なし崩しに向けて坂を転げ落ちているのでは?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何様だ、横審は

2007年11月27日 22時56分22秒 | 社会
朝青龍に横審“出頭命令”謝罪と説明を(日刊スポーツ) - goo ニュース

どういう資格で、横審が横綱に謝罪を求めるのか、訳が分からない。
お前ら、何様なんだ?
だいたい必要なのか、この組織は?バカどもが。
むしろ、殺人を止められなかった責任を感じるべきではないのか?

会長はエビジョンイル。
いろいろほざいている、脚本家を称するバカ女。見るだけで吐き気がする。
いずれにしても、品位のなさが顔から滲み出ている。
まあ、殺人者を出す相撲界に似つかわしい存在かも知れないが。

横綱が謝罪するべき対象は、
巡業先のスポンサーであったり、
相撲を見たり、相撲協会に税金を払ったりしている国民だろう。
バカどもに、国民の代わりに謝罪を受ける権利はあるのか?
勘違いするな。お前らなんか、相撲を見る上で要らないんだぞ。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪市長選

2007年11月19日 22時27分27秒 | 政治
大阪市長に平松邦夫氏 4氏破り当選(朝日新聞) - goo ニュース

民間出身は、戦後初らしい。
この一事をとっても、大阪市民がようやく目を醒ました、と感じる。

大阪市は倒産しかかっている。
第三セクターは清算を余儀なくされている。その債務はどうする?という状況。
しかもこの状況で、儲かるとは思えない環状の地下鉄を開業させる。
愚かとしか思えん。

どこかのタイミングで、民間人が入る必要があったと思う。
それが正しい結果を生むかどうかは分からないが、
少なくとも、新しい風を吹き込むのは確か。
職員が「役所外の人の目を意識する」機会になるのではないか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通し狂言 摂州合邦辻

2007年11月18日 20時46分00秒 | 歌舞伎・文楽
PASMOに入るに際して、
京王パスポートカードに入ったのだが、
そこからの優待割引(っても1割引だが)で国立劇場に行ってきた。

新宿へ行くと、やたらと警官が立っている。
何かのWebラジオで「男の一人歩きが職質される」てなことを言っていたので、
時間をつぶされてしまうのかと心配していたが杞憂だった。

赤坂見附から歩いた。
お濠に高速道路の橋脚が立っているのは、不敬罪に当たるんじゃないか、
キチガイ知事は大きなことは敵に回さずに
弱いものイジメしかしないから、放置するんだろうな、
なんて下らないことを考えながら国立劇場へ。

1等はどうも合わない。「観劇する」気持ちになってしまう。
普段は上から、「参加している」気持ちで見ることが多いので、
それに比べて芝居に入り込めない。
慣れの問題ではあるのだろうが。

11時半開演。

「合邦庵室の場」が有名だが、
実はそれも含めて見るのは初めて。

部分部分で光るところもあるが、全体にはよく分からない、
というのが素朴な感想。

「通し狂言」の意味は、有名な場面の背景になっている場も上演することで、
その意味を新たに捉え直したり、深く感動できることにあると思うのだが、
その意義はあまり深く感じられなかった。

序幕の「住吉社前松原の場」は意義があると思う。
ここでの鮑に入れた毒酒が、大詰めの「同じ器で年月揃った女の血を飲む」ことに
つながっていく。
でも、基本的に私、藤十郎ってそんなに好きじゃないんだな。
息を吸う音・漏れる音が生理的に合わない。

二幕目はよく分からない。
秀太郎のこってりとした雰囲気が良かった。
それと、愛之助が仁左衛門そっくり。化粧の具合・声の感じなど。
短くまとまっていた。ただ、後につながるか、というとそうではない。
場面としては面白かったけどね。

三幕目は天王寺界隈。
我當は上手だとは思わないが、それなりの雰囲気を出していた。

大詰が合邦庵室の場。
結局、玉手御前の気持として
「俊徳丸だけでなく、悪役の次郎丸も助けたい」前提があった、という
ことなんだろう。
確かに、その理屈からいくと、玉手御前のやったことは筋が通るのだろう。
(そうしないと、最初から毒酒なんか呑ませる必要はないだろう)

ただ、この前提がそもそも分かりにくい。
次郎丸は浅香姫を我が物にしようとしているし、
全体のトーンとして「俊徳丸対次郎丸」の構造になっている。
この構造の中で、「玉手が孤軍奮闘している」状況は、
何か上手に筋に組み込まないと、ピンと来ないのでは?

そんなことを思って、高田馬場に出て本・CDを借り換え、
飲んで帰宅した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロケット団大定例集会@横浜にぎわい座

2007年11月11日 21時48分17秒 | 落語・講談・お笑い
昨日は1日雨だった。

昼間は高田馬場で用事を済ませたり、
新宿区立中央図書館で本やCDを借りたり。
新宿は都民であれば貸し出ししてくれるので良い。
ときどき通うことになりそう。

渋谷から東横線で横浜へ着く。
出口・方角が分からず、イライラする。
横浜駅で降りるな、ということか?
外に出て、歩きたいだけなのに。
どうにか出口にたどり着き、フラフラと桜木町まで歩く。

飲んだりして時間をつぶし、
18時半から「ロケット団大定例集会」。
「にぎわい座」は初めてだが、表通りに面した、入りやすそうな建物。
桜木町がどこまで中心街かは分からないが、
ふらっと立ち寄るにはよい立地だと思う。

今回は、漫才3席とスケッチブックを使った企画ものが2席。
ゲストがおぼん・こぼんと
(ロケット団の会ではおなじみの)中津川弦という人。
これで前売1500円は(私にとっては)安い。

内容は、よそでは言えないことが多過ぎる。
まあ、それが魅力なんだけどね。
時事ネタは、おそらく、どれも放送できない。
(少し、爆笑問題の書きそうな雰囲気のものもあった)
「マナー」のネタはきっちり構成されている。
繰り返しギャグでできているので、うまく短縮すればいろいろな場所で使えそう。

おぼん・こぼんは初めて見たが、プロやね。
(阪神・巨人に似ている)
最後はタップダンス+エノケンの物真似だったが、
ロケット団とは雰囲気が違う。
途中の喋りも、何かしら適当なことを言ってウケをとり、
時間をつないでいた。

満腹して、何本も電車を乗り継いで、帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一寸先は闇

2007年11月07日 07時14分16秒 | 政治
小沢氏、辞意撤回へ 「ぜひ、もう一度がんばりたい」(朝日新聞) - goo ニュース

訳が分からん。

今回の騒動は、民主党にプラスになったとは思えない。
・小沢に代わる人物がいない
・党内に亀裂は残る
 (これは、「誰が自分についてくるのか」を小沢が把握したかった、
  と考えれば、作戦通りかも知れないが)
・国民は、「民主党もやっぱりダメだな」と思う
など。

ただ、「辞任して離党するのでは」と思って、
必死に慰留したのかも知れない。
党の延命のためには仕方がないのかな。

まあ、自民党側から流された情報を、
無批判に(あるいは、悪意を持って)
そのまま記事にしたバカ新聞を、
黙らせるのには少し、役立つかも知れない。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小沢辞任

2007年11月04日 20時30分24秒 | 政治
小沢氏が代表辞任の意向表明 「政治的混乱のけじめ」(朝日新聞) - goo ニュース

ここ数日の報道は、確かに変ではあった。
自民党にとって都合の良い話ばかりが流れた感じ。
「大連立」の話が出ることそのものが、
民主党にとってマイナスになる、という状況だった。

小沢の作戦が間違っていたか、というと、
ある面、消去法ではこれしか残らないかも知れない。

今のまま対話もない状況が続いたのでは、何の政策も通らない
(あるいは、衆議院の絶対多数を利用して、
 与党の法案がどんどん再採決で通っていく)
状況になると思う。

それならば、大連立して、自民党の中に手を入れて分裂させる。
もちろん、民主党も分裂するだろう。
その中で、政策が近い中規模の政党が連立する形にする、
という落としどころになるのではないか。

しかし、これは「民主党が政権奪取する」作戦ではない。
「民主党の利益」を考えると、これは受け入れられないだろう。
結局、小沢は代表を辞任するしかなかったのかな、と思う。

この後誰が代表に就任するか分からないが、
政策の一貫性を維持して政権担当能力をアピールするのは難しいだろうなあ。
結局、小沢の辞任は、彼が離党する・しないに関わらず、
民主党の分裂を早めたように思う。

この後の対立軸をどのように捉えていくのか。
自民党にせよ、小沢にせよ、「普通の国」路線に違いはない。
そこに疑問を呈する勢力の結集ができるかどうか?
それができなければ、
形は違っても雪崩を打って「普通の国」の方向に進んでいくだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手続きの不備が期限切れにつながった

2007年11月03日 10時26分41秒 | 政治
テロ特措法期限切れ 防衛相、海自に撤収命令へ(朝日新聞) - goo ニュース

結局、審議できる状態にはならず、
期限切れになった。

「国際貢献はどうあるべきか」の議論は特になく、
前次官の「収賄」的な動きや、利権が問題になった感じ。

ただ、それも含めて、
今回の一連の動きは「手続きの正しさ」を問題にする
契機になったのでは、と思う。

絶対的な正義がない民主主義では、
「議論する前提が公開されていること」や
「議論が尽くされていること」や
「各参加者が、それぞれベストと考えることを追求する姿勢」などが
求められると思う。

しかし、そもそもの「テロ特措法」の審議時点で、
前提に誤り(虚偽・粉飾といっても良いかも)があって、
拙速に強制採決されており、
しかも利権が絡んでいる、という状態になっていた。
(今になって分かったことも多いが。)

このあたりのひずみが、
「延長するかどうか」という議論の際に露呈したのでは、と感じた。
きちんと手続きに則って進めておれば、
様々な意見のある民主党が「反対」でまとまったとは思えないのだが。

衆参のねじれ状態や、
今回延長できなかったことで、
「手続きの正義」がもっと注目され、
それに則った議会運営がなされると良いと思う。
ちょうど良い機会なのでは?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする