たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「ヒメガマ(姫蒲)」の穂

2022年07月29日 | 植物・花

 

「ヒメガマ」(姫蒲)

 

千葉市内でよく散歩にでかける公園の池畔には

この季節にはガマ(蒲)の穂がたくさん見られます。

運が良ければ「蒲」「小蒲」「姫蒲」の三種が

6~8月ごろ同じ池畔で観察できることもあります。

 

「ガマ(蒲)」:ガマ科ガマ属の多年草で水辺に自生する。

「コガマ(小蒲)」: 草丈も穂もいちばん小さい。

 「ガマ(蒲)」:普通によく見られる種で穂も大きい。

 

*「ヒメガマ(姫蒲)」:写真で見られるように、一茎に

二つの穂があるのが特徴で一目で見分けられる。

(*上の「コガマ」と普通の「ガマ」は一茎に穂が一つ)

「ヒメガマ(姫蒲)」のその他の特徴は、葉が他よりも細いこと。

 

**写真で見る二つの穂は上が「雄花」で下が「雌花」**

 

**「ガマの穂の大爆発」**

穂の中には大量の綿毛つきの種がぎっしり詰まり

成熟するとまるで「爆発」したように一斉に飛び立つ。

 

これはいろいろ調べた結果わかったことですが

実はまだこのガマの穂の爆発は実際には

一度も見たことはありません。

いつかその季節(8月頃)に観察したいと思っています。

 


ヤマユリ(山百合)

2022年07月23日 | 植物・花

 

「ヤマユリ」 (山百合) ユリ科ユリ属の山野草

(*背後のオレンジ色のボケは「ヤブカンゾウ」の花)

別名 「鳳来寺百合」(愛知県鳳来寺山に自生することから)

夏に咲く大型の百合で花びらに多数の赤い斑点が見られる。

とても良い香りを放つ。一年に一つずつ花を増やし

長年経った株は多数の花を咲かせ見事な姿になる。

(*写真の株は花二輪と蕾が一つで三年目の株でしょう。)

生薬名:「百合(びゃくごう)」

薬効は「おでき」「ねんざ」

神奈川県の県花

6月30日の誕生花

花ことば:「威厳」 「甘美」

 

いつもの散歩コースでまだ見ごろのヤマユリを見かけて

ゆっくり撮影を楽しみました。

一枚目撮影中は青空が広がっていましたが

すこし時間が経つと急に空いっぱいに雲が広がり

雨が降り始めました。

大きめのビニール傘を用意していたので

ここでもゆっくり時間をかけて撮影を続けました。

花弁にも葉にもたくさんの雨粒が光って

一枚目とはまったく雰囲気の違う写真を撮ることができました。

この株も花が三つで、まだ三年目の若い株でした。

 


チョコレート色の向日葵

2022年07月19日 | 植物・花

 

 

 

昨日久しぶりのカメラ散歩中に見かけたヒマワリ(向日葵)

撮影場所: 千葉市緑区「泉谷公園」

 

断捨離最中の多忙な日々にまたもコロナ禍第七波の進行で

撮影旅どころかカメラ散歩にさえも

なかなか出かけられない日々が続いています。

そんな中で久しぶりに千葉市内の公園に出かけました。

 

そして、写真のようなチョコレート色の花に出会ったのでした。

どう見てもその姿はヒマワリに間違いないことはわかっても

こんな色の向日葵は一度も見たことがなかったのです。

 

帰宅してすぐにパソコンで「ヒマワリの品種」を調べてみると

たしかにそっくりの画像が出てきてまたビックリ!

品種名は 「ミラクルチョコレート」 となっていました。

 


「ナラ枯れ」の被害

2022年06月20日 | 植物

 

千葉市中央区「県立青葉の森公園」にて

 

「青葉の森公園」内を散歩中、ふと散策道脇の林の中の

「ナラ枯れの被害」と書かれた説明ボードが目にとまり

立ち止まって説明文を読んでみました。

 

 

 

 

「ナラ枯れ」という樹木の病気で枯れた大木が切り倒されて

病原菌が外に出られないような特殊な透明な袋に包まれ

横たわっていました。

「ナラ枯れ」という木の病気名も

「カシノナガキクイムシ」という虫の名も

その虫が運ぶ「ナラ菌」という病原菌も

この時初めて知ったものばかりでした。

 

樹木の病気を防ぐのもたいへんなことだと

この時しみじみと感じ入ったものでした。

 

 

 

この切り倒された樹木の名はわかりませんが

特に根元の部分はこの写真のように

しっかりと特殊繊維で包まれていました。

 

根元といっしょに包み込まれてしまった「ドクダミ」が

罪もないのにちょっとかわいそうに思えたものです。


早朝散歩の記録

2022年06月18日 | 植物・花

 

千葉市中央区 「千葉県立青葉の森公園」にて(6/15)

早朝カメラ散歩中、きれいな「ヒルガオ」と「ドクダミ」の花が

寄り添って咲いているのが目にとまり

立ち止まって時間をかけて撮影を続けました。

 

朝日を浴びて透き通ったヒルガオの花びらの美しさ

可憐なドクダミの純白の花びらが

今でも目に焼き付いています。

 

「ヒルガオ(昼顔)」:ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性植物

5月中旬~10月中旬ごろまで長期間咲き続ける。

生薬名「旋花(せんか)」花も葉も全草に薬効がある。

強壮・疲労回復・利尿・糖尿病など

 

「ドクダミ」:ドクダミ科の多年草でゲンノショウコ・センブリと並び

日本三大薬草の一つとされ、「ジュウヤク(十薬)」と呼ばれる。

健胃・利尿・毒消し等々、薬効が多い。

花ことば:「白い追憶」「野生」

 

 

 

「アカンサス」の花

なんと、今まで一度も見たことのない花が咲いていました。

地中海沿岸地方に多い多年草で丈は1.5m ほど。

花期:6月中旬~8月中旬ごろ

来年の夏もぜひこの花を見たいと思います。

 

 

 

 

「シモツケ(下野)」の白花

 

木陰に咲くシモツケの花を見つけて近づいてみました。

背後にボケている赤紫色のよく見る花と

めったに見かけない白花が混じって咲いていました。

白花の葉や花には朝露が光ってとても美しく

そっと近づいて何度もシャッターを切りました。

 

じっと見ていると、花房の右端には赤い花が一つ

混じって咲いています!!

右端にピントをしっかり合わせて撮影した一枚です。

 

「シモツケ(下野)」:下野の国(現在の栃木県)でみつかった

ことから名づけられたという植物です。

(日本・中国・朝鮮半島原産の落葉低木で

花が咲くのは5月中旬頃~6月中旬頃)

 

 

 

 

「ムラサキシキブ(紫式部)」の花

 

日本原産でシソ科ムラサキシキブ属の落葉低木

秋には赤紫色の小さな果実がきれいで目立ちます。

5~7月頃咲く花はピンク色で可憐そのもの

花ことば:「上品」 「知性」

和名:「紫式部」

英語名: Japanese beauty berry

 


梅雨入りの頃

2022年06月09日 | 植物・花

 

雨に濡れる「金糸梅」

 

花ことば:「きらめき」「秘密」「悲しみをとめる」

初夏の頃、株一面に黄色い花を咲かせる

中国原産のオトギリソウ科の半常緑低木

花期は6月~7月

いつもの早朝散歩コースで見かけて夢中で撮影

夜明けの雨粒を花と葉いっぱいにつけて

まばゆいほどに輝いていました。

 

 

 

「ホタルブクロ」 (蛍袋)

キキョウ(桔梗)科ホタルブクロ属の多年草で花期は6月

英語名=bell flower (釣鐘状に咲く花)

花の色は 白・ピンク・紅  

花の名の由来:文字どおり花の中に蛍を入れて

薄暗がりの中でその明かりを楽しむことから。

 

  *子どもの頃に遊んだ記憶が懐かしくよみがえります。

 

 

 

「コバノズイナ」

 

ズイナ科ズイナ属の落葉低木で北アメリカ原産

花の色は白で枝先にブラシ状の花序をつけ

小さな白い花を多数咲かせる。甘い香りがする。

日本には明治時代に渡来し庭木・盆栽に使われている。

 

 

 

「スイレン」(温帯スイレン)

フランスの画家クロード・モネが愛したスイレンは

昼咲き性で午後には閉じる。

水生植物で多年草

開花期は5月中旬頃から10月まで

花の色は白・ピンク・赤・黄


可憐な野草との出会い

2022年05月19日 | 植物・花

 

「スイカズラ」 の花

2022/5/18  (千葉県立青葉の森公園にて)

 

「スイカズラ」: 別名「金銀花」 

スイカズラ科の常緑つる植物で、日本、中国、朝鮮半島、台湾などに分布

はじめは白い花が次第に黄色に変色し、白花と黄花が混じって咲く。

甘い蜜を出し、よい香りを発散することから

花の周りにはいつも多くの昆虫が集まる。

 

*「スイカズラ」 という植物名は知ってはいても花は見たことがなくて

実際に自分の眼で見たのはこれが初めてでした!

近寄ってじっと見つめるとなんとも言えないよい香りがして

二色の花の色あいがとてもきれいに目に映ります。

 

公園内の散歩道の脇にたくさん咲いています。

毎年この時期にはこの花を見にでかけたいと思っています。

 

 

 

 

 

「幸せの黄色いクローバー」 と 「コマツヨイグサ(小待宵草)」

 

*「幸せの黄色いクローバー」 とは

マメ科シャジクソウ属の一年草で草丈は10~30cmほど(欧州原産)

 

「幸せの黄色いクローバー」:別名「トリフォリウム」「カンペストレ」

葉は良く見ると普通のクローバーと同じ形

可憐な黄色い花は径1cm足らずで黄色いじゅうたんのよう!

手間いらずの「グラウンドカバー」として重宝されているという。

花期は 4月~10月 (写真上下2枚)

 

 

 

 

 

「コマツヨイグサ(小待宵草)」:北米原産。日本では本州~琉球列島に分布

アカバナ科コマツヨイグサ属の多年草

 

普通の「待宵草」と比べるととても小さな可憐な姿で

花の大きさは径わずか 1~1.5cm ほど。

黄色の花は二枚目の写真で見るようにしおれると黄赤色に変色する。

花期は 4~7月

 


朝の雨に濡れる「黄菖蒲」

2022年05月14日 | 植物・花

 

 

「キショウブ」(黄菖蒲)  (2022/5/13 「青葉の森」公園にて)

 

 

アヤメ科アイリス属の多年草で、ギリシャ語 Iris は 「虹」 の意味

開花期は 5月上旬から下旬頃まで

池畔や湿地に成育し、花色は黄色

葉は細長く縦に筋がある。別名「イエローアイリス」

西アジア、ヨーロッパ原産で日本には明治時代に渡来

 

5/22早朝、青葉の森公園内「青葉ヶ池」畔にさしかかると

池に流れ込む渓流で湿地となっている「渓流園」には

たくさんの「黄菖蒲」の花が咲き揃っていました。

 

雨滴の重さでうなだれる新緑の枝葉越しに

群生地のきれいな黄色の花がひときわ眼に鮮やかで

 ゆっくり時間をかけて撮影を楽しむことができました。

 


「青葉の森」早朝散歩ーIII

2022年05月12日 | 散歩

 

「トベラ」 の花   2022年5月11日 撮影 

 

千葉市中央区「県立青葉の森公園」早朝カメラ散歩の続編です。

「なんじゃもんじゃ」の純白の花もすっかり散って新緑となり

早春の花は菜の花以外はほとんど目に入らなくなってきました。

 

 道脇には 「トベラ」 の白い花が咲き始めています。

この花木は葉が 「シャクナゲ」 の葉に似ているため

シャクナゲ」 の一種かと思い込んでいました。

 

*「トベラ」 : トベラ科 トベラ属の常緑低木で高さは3m前後

花期は5月中旬~6月上旬頃で海岸近くに生育する。

花は良い香りがする。

 

 

 

「行列」  三木俊治 (上下2枚)

 

広大な青葉の森公園西口に広がる「彫刻の広場」では

多くの彫刻作品が眼を楽しませてくれます。

 

 

 

 

今回は一つ一つの作品をゆっくり観賞しながら散策しました。

前の記事にいくつかの彫刻作品を載せていますが

そのほかにもたくさんの作品を楽しむことができます。

 

 

 

「葉かげ」  長谷川 昴

 

背景には千葉市街中心部のビルも見えています。

 

 

 

「天女の舞」  北村 西望

 

 

 

「時の流れ・人の歩み」  酒井 良

 

 

 

「森の詩」  大須賀 力

 

 

 

「三つの時代」  小寺真知子

 

 

 

「香 風」  六崎 敏光

 

 

 

「家族の肖像」  鈴木 実

 

 

 

「夏の風」  淀井 敏夫

 

 

 

「とこしえに」  神野 義衛

 


「青葉の森」早朝散歩-II

2022年05月07日 | 散歩

 

「オオデマリ」 (大手毬)の花

 

レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木

開花期:5月上旬~6月中旬で樹高は3~4m

見頃をすこし過ぎて花びらも散り始めています。

 

 

 

「シラーべルビアナ」(又はシラーペルビアナ)

 

南欧原産のキジカクシ科オオツルボ属の秋植え球根草

 開花期は4~5月。 花の色は青紫と白。

 

 

 

 

「ツルニチニチソウ」(蔓日々草)

 

散歩中の道脇でよく見かけるさわやかな印象の青い花

キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草

 

 

 

 

 

広々とした公園西口には大きな花壇がいくつも並んでいます。

「ケシ」の花や「ネモフィラ」の色彩が目に鮮やかに映ります。

ベンチの右奥には彫刻作品が見えます。

 

 

 

「絆」   古川武彦

 

西口正面に広がる「彫刻の広場」には

著名作家による作品が多数展示されています。

 

 

 

 

「元気で」   梅原正夫

 

 

 

「ハンカチノキ」 ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木

中国南西部原産

白いハンカチのように見えるのは「花びら」ではなく「苞」

園内北口の中央博物館前を過ぎてすこし行くと

一株だけハンカチノキが立っています。

 

毎年五月連休の頃に楽しませてくれていた 「ハンカチノキ」

とても残念なことに、数年前の台風直撃によって

多くの枝が折れて枯れてしまう被害を受けました。

 

以前は無数の白い「ハンカチ」が風に揺れていましたが

今でもなかなか回復せず

わずかにほんの数枚しか見る事ができません。

 

 

 

そのほんのわずかな「白いハンカチ」の一枚が

根元に散っていて目に留まり

しゃがみこんで慎重に撮影した一枚です。

 


「青葉の森」 早朝散歩

2022年05月04日 | 植物・花

 

2022年5月4日 千葉県立青葉の森公園にて

 

さわやかな快晴の朝、いつもの散歩コースにでかけました。

県立中央博物館脇の満開のツツジとクスノキの新緑が眼に鮮やかで

ここで最初にシャッターを切りました。(上下2枚)

 

 

 

 

 

 

 

少し奥へ進み池の周りを一周

風は止み水面にはきれいに新緑が映りこんで

背伸びしながら一枚撮影しました。

 

 

 

 

水中の朽木に亀が這い上がり甲羅干ししています。

 

 

 

更に進んでいくと、薄紫の房花が眼に入り

案内ボードを読んでみると・・・

この花の名は「御柳(ギョリュウ)」

ギョリュウ科ギョリュウ属の落葉小高木で中国原産

 

 

 

 

楊貴妃にも愛された花だと記されています。

日本各地でも見られるということです。

 

 

 

 

更に奥の「わんぱく広場」と名づけられた芝生広場には

子どもたち向けの遊園施設があります。

この広場の彼方に純白の花が咲き揃った木々が見えます。

 

この花木の名は「ヒトツバタゴ」「なんじゃもんじゃの木」

この場所には、数えてみると10株ほどありました。

 

実は以前ここからかなり離れた位置にありましたが

  最近になってこの場所に移植されたということです。

 

 

 

 

花びらは細長く房状になっていて

透き通るようなきれいな白さで目に鮮やか

立ち止まってずっと見つめていたくなるほどです。

 

気温が上がってきたためか満開をわずかに過ぎて

花びらがすこしだけ茶色に変色し始めています。

 

移植されて位置は変わっても、これからも毎年

この時期にこの花を見つめることになるでしょう。

 


雨の日の散歩道

2022年04月30日 | 植物・花

 

雨に濡れた「ギンラン(銀蘭)」の花

 

新年度でなにかと忙しくカメラ散歩の機会が少なくなっています。

先日わずかの時間近くのいつもの散歩道を歩いてきました。

大きなビニール傘を差して歩いていると ・・・

ふと道端の藪の中の小さな白い花に眼が留まりました。

めったに見ることのない「ギンラン」が

雨に濡れて光っていました。

林の中にとても愛らしくひっそりとたたずんでいました。

 

 

 

「キンラン(金蘭)」の花

 

ギンランを撮影してしばらく行くと雨が止み

傘をたたんで歩いていると ・・・

こんどは反対側の道脇の草むらの中に

ひと目でわかる「キンラン(金蘭)」が咲いていました。

こんなに運よく一度に「ギンラン」と「キンラン」に出会ったのは

実はまったく初めてのことでした!!

 

 

 

駐車場に戻る道筋でふと見上げると

道脇のお宅の庭に藤の花が咲いていました。

きれいな白と紫の藤の花が藤棚からあふれるように

鮮やかに咲き揃っていました。

雨の後で花の色がひときわ美しく

ここでもシャッターを切り続けたものです。

 

ほんとうに久しぶりのカメラ散歩でこんなきれいな花に出会えて

心休まる時間を過ごすことができたのは幸いでした。


陽春のDIC川村記念美術館庭園

2022年04月11日 | 植物・花

 

DIC川村記念美術館庭園 (2022年4月8日 撮影)

 

庭園入り口の レストラン と ギフトショップ前に咲き誇る

 純白の「大島桜」 と 「ベニシダレ(紅枝垂)桜」が出迎えてくれます。

 どちらも見頃で、風が吹くと花びらがちらほら舞っていました。

 

 

 

 

林道入り口の満開の桜の古木を見上げて一枚

 

 

 

 

芝生広場にそびえるケヤキの大木も芽吹きの季節

 背後の桜やヤナギなどの新緑も目に鮮やかに映ります。

 

 

 

 

十月頃から春まで咲き続ける「十月桜」(*別名「冬桜」)

きれいなピンクの小さな花とつぼみが可憐です。

 

 

 

 

例年四月の十日前後に見頃を迎える「ベニシダレ(紅枝垂)桜」

庭園奥の大賀ハス池脇の7本の並木がとくに見事な眺めです。

他にも園内の各所で「ベニシダレ桜」が見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイレン池脇の「シャクナゲ」も色鮮やかで目に留まりました。

 


「レンギョウ」と「ユキヤナギ」

2022年04月05日 | 植物・花

 

(撮影場所:千葉市緑区平和公園)

 

いつもの散歩道で見かけた色鮮やかな「レンギョウ」の花

  立ち止まってカメラを構え何度もシャッターを切りました。

  背後の白いボケは満開の「ユキヤナギ(雪柳)」の花です。

 

「レンギョウ」:早春の花でモクセイ科レンギョウ属の落葉低木

丈は2~3mほどで 開花期は 3月中旬~4月中旬頃

* 花言葉: 「希望」 「希望の実現」

 

 

 

 

「レンギョウ」の花を楽しみ、振り返りながらゆっくり歩いていくと

道脇の藪の前に「レンギョウ」と「ユキヤナギ」が並んで

見事に咲き揃っていました。

 近づいてよく見ると ・・・

「ユキヤナギ」は手前の白い花だけではなくて

真ん中に咲いていたのは、なんとピンク色の花でした!

 

これは初めて見る春の美しい花景色!

園内では「ソメイヨシノ」並木も見頃になっていました。

 

 

 

 

 

近づいて撮影した「ユキヤナギ(雪柳)」の花です。

離れた位置からはよくわからないほどでしたが

「白い花」と「淡いピンク色の花」がはっきり見えます。

 

*「ユキヤナギ(雪柳)」: バラ科シモツケソウ属の落葉低木

 花の色は白。丈は1.5m ほどで中国原産(開花期は3~4月)

別名「コゴメバナ」 「シジミバナ」

*「ピンクユキヤナギ」: 淡いピンク色の花がとても愛らしい。

 

 

 

 

 

かなり動き回って夢中で撮影していましたが

ふと足元を見ると・・・

可憐な「ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)」が群生していました。

いつどこで見かけてもしゃがみこんでじっと眺めます。

(*青いボケの小さな花は「オオイヌノフグリ」)

 

その名のとおり、たくさんの笠を被った踊り子たちが

  しゃんしゃんと手を合わせながら踊っています!

 

「オドリコソウ」「ホトケノザ」と同じ仲間の楽しい野草です。


DIC川村記念美術館庭園散策

2022年03月30日 | 植物・花

 

 DIC川村記念美術館庭園(佐倉市坂戸)にて

 

一昨日(3/28)久しぶりにDIC川村記念美術館庭園を散策しました。

園内散策路脇、芝生広場周囲など、各所に見られる桜は

まだ蕾が多く、見頃は四月の初旬頃になりそうです。

いちばん楽しみな庭園奥の枝垂桜並木はまだ開花前でした。

例年どおり四月の10日ごろに見頃になるでしょう。

 

林間の散策道脇に群生する「カタクリ」の花は

写真のようにもう見頃になっていました。

 

 

 

 

 

美術館前の白鳥やカモが棲みついている広々とした池の畔には

コブシの花が咲き、早咲きの河津桜は葉桜になっていました。

 

春風を羽いっぱいに受けて、白鳥がすいすいと泳いでいます。

 

 

 

 

 

庭園奥のハクモクレンの並木は見頃をすこし過ぎて

花びらが変色し始めていました。

木陰で花びらがきれいな枝を見つけて撮影した一枚です。

 

 

 

 

 

早春のDIC川村記念美術館庭園でいちばんの楽しみは

正門入り口から右側へ下りる林道脇の草むらの中に

可憐な姿を見せてくれる「雪割草」を撮影することです。

 

 

 

 

 

雪割草が自生している林道脇を眼をこらして見つめながら

白、ピンク、紫色などの小さな花を見つけるのが楽しみです。