「アブラギリ」(油桐):トウダイグサ科・アブラギリ属の落葉高木で西日本、中国に分布する。葉の形が桐の葉によく似ている。白い5弁の花が6月ごろに開花する。花径は3cmほど。種子からとれる桐油は塗料や印刷インキ、油紙の原料として古くから使われた。現在では油の原料としてはアブラギリではなく中国原産の「シナアブラギリ」(オオアブラギリ)が使われる。この油は主に中国から輸入され家具の塗料などに使われている。
*二枚目の写真でアブラギリの白い花にとまっている小さな蝶は「ベニシジミ」で、日本全国でよく見られる。
(2016/6/1 千葉県佐倉市「DIC川村記念美術館庭園」にて撮影)
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