「荒沢相生滝」: 4月20日に続いて5月23日に日光「荒沢相生滝」を再訪した。四月に訪れた時はまだ木々は芽吹き始めだったが、約一ヶ月の間に日光の山あいは緑豊かな景色に一変していた。一枚目の写真で直前の記事の「裏見の滝」との位置関係がわかる。裏見の滝の左手わずか20mほどしか離れていない断崖を流れ落ちる滝でその繊細な水の流れが美しい。滝のすぐ目の前のよく整備された滝見台から下りて滝左横に回り込み、裏見の滝を背景に入れて撮影した。裏見の滝はこの位置から見るとやや「小さく」見えるが、直前の記事で記した崖の大崩落の前はその落ち口はこの写真の画面には入らないほど上の位置で、もっと迫力ある激流であったことが想像できる。
二枚目、三枚目の写真は滝見台から目の前の荒沢相生滝を上下半分ずつに分けて撮影した。二枚目の滝上部では、二筋に分かれた流れが三枚目の滝下部では一つに合流し、複雑な形状の岩壁にぶつかり水しぶきをあげながら流れ落ちている。この滝には「滝つぼ」は見られない。岩肌と周囲の緑が水しぶきに濡れて雨の日に撮影したかのようにきれいに目に映る。
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