たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

「雄飛の滝」(栃木県)

2018年05月20日 | 写真

「雄飛の滝」2018.5.16 撮影

 

 栃木県矢板市と塩原温泉郷を結ぶ県道56号線「矢板ー塩原線」の深い山間の「スッカン沢」は関東で手つかずの自然が残る秘境と言われ、ハイカーや滝・渓流写真撮影をめざす人に人気のコースとなっている。沢沿いの道を歩いていくと次々と現れる滝の姿や「スッカンブルー」と呼ばれる美しい青い流れに目を奪われしばしば足が止まる。スッカン沢を歩くのは五度目で、いつものように多くの撮影ポイントでゆっくり時間をかけて新緑と渓流・滝撮影を楽しむことができた。なかでもこれまでは撮影が難しかった「雄飛の滝」では十分時間をかけた。撮影中に新緑の合い間からまばゆいほどの木漏れ日が差し込み、忘れられない感動的な一瞬の記録を残すことができた。

 *[アクセス]:塩原温泉郷からは「簡保の宿塩原」すぐ先の交差点を道路標識に従い左折して矢板方面へ通じる県道を進む。しばらくは道幅が狭く急カーブが連続する山道で運転には十分な注意を要する。ゆっくり走って約30分ほどで「雄飛の橋」たもとの駐車場に着く。一方矢板市から向かう場合は矢板ICから「山の家たかはら」(℡:0287-43-1515)にナビセットして向かうとよい。約50分で到着する。そこからは10分ほどで同じ駐車場に着く。駐車場には大きなわかりやすいスッカン沢「雄飛の滝線歩道」の案内版が設置されている。「雄飛の橋」のたもとから階段を下りて沢沿いの道に入る。目的地の「スッカン橋」までの距離は往復約4kmで、滝や渓流を楽しみながら歩き休憩時間も入れると約4時間はみておいたほうがよい。写真撮影が主な目的の場合はさらに時間がかかる。

 *[注意する点]:①「熊出没注意」の看板があり対策が必要。②沢沿いハイキングに適した服装・履物 ③飲料水・非常食必携 ④深い谷間で携帯電話は駐車場から全コース「圏外」で使用できない。いざという時のためなるべく単独行動は避ける。⑤トイレは駐車場にもどこにもない。(「山の家たかはら」には各種設備あり。)



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