あっという間に一月が終わり今日は暦の上では「立春」。昨日も今日も快晴だが空気は冷たい。夕日が富士山にどのくらい近づいたか見るために千葉港の浜辺を散歩した。この場所からの「ダイヤモンド富士」は例年2月25日あたりということは記憶している。まだ夕日が沈む位置は富士山とはかなり離れているが、毎日少しずつ接近していることは確かだ。
浜辺に黒い鳥の群れが見えた。一瞬カラスかと思ったが、にぎやかな泣き声もなく体がすこし小さい。そっと近づいて望遠レンズでのぞくと・・・中央あたりの三羽の顔が見えた。クチバシと額の部分が白い。水辺から高波ですこし上がった浜辺に打ち上げられた海草をしきりについばんで食べているように見えた。
後で調べるため連写するとシャッター音で驚いたのかいっせいに海に向かって飛び立った。群れの中には手前や左端に映っている首から上の部分が赤い「ヒドリガモ(マガモ属)」のオスも混じっていた。
大部分がすばやく海の中へ逃げ込んだがまったく慌てず動じず振り向いてこちらの様子を見ている鳥もいるのがおもしろい。左端の鳥をよく見ると、この鳥の特徴がよくわかる。
「オオバン」:クイナ科オオバン属で浜辺や湖沼で見かける野鳥。この鳥は留鳥で渡り鳥ではない。水草類を食べる。体長は39cm。羽が黒いが、クチバシと額の部分が真っ白なのが特徴で一度覚えればわかりやすい。 (2017/2/3 撮影)
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