★ Zoom Up ☆ KOFU 市民レポート ★

甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“ね”の巻』

2014-08-25 14:58:47 | 育母百科

新米ママたちに捧げるエッセイ


市民ブロガーのジョンけけです。

甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。

エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。 

 

…の前に、こうふでうふふ。

“ね”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ。

お盆。

それはあの世の住人になった家族たちが、

一年に一回、この世へ里帰りしてくる日のこと。

あの世から、懐かしいウチへの道を

迷わず帰ってこられるよう、

ウチで待つ家族は戸口のところで“迎え火”をたきます。

 

ここは、とある家族のお家です。

ここんちでも迎え火をたきます。

ご先祖さまのために。

大好きだったおじいちゃんのために。

大好きだったおばあちゃんのために。

孫の大きな男の子がつぶやきました。

「おじいちゃんは迷わないと思うけど、

おばあちゃんは方向音痴だから心配だなあ…」

孫たちは考えました。

ほどなく、小さな男の子がいいことを思いつきました。

「そうだ!ウチのおばあちゃんにだけわかる、サイン、出せばいいんだよ」

「それ、いいかも!…それならあれにしましょ。おばあちゃんの大好きな形!」

大きな女の子が言いました。

 

お盆の夕暮れ時、

孫たちはお父さんとお母さんと、迎え火をたきます。

迎え火のすぐそばの土にはお線香を何本も何本も立てました。

おばあちゃんにわかるように。

おばあちゃんが迷わないように。

そう願いながら、みんなで並べて立てました。

やがて…、

――ただいま。

おばあちゃんが無事におウチに帰り着きました。

――みんな、ありがとうね。

おかげでおばあちゃん、すぐにウチがわかったよ。

そうそう。

おばあちゃんだけじゃない。

おじいちゃんだって、ちゃーんと…あれれ?

おばあちゃんより3歩下がって?帰ってきたのでした。

 

「おかえりなさーい!」

~くるくるくるくる、お線香でこしらえたハートです~

 

 

今回のうふふな“ね”の付くもの、それは…

『ねがいをこめた“こころのかたち”、そのものでしょ』

なのでした。うふふのふ。

 

ということで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“ね”の巻、始めるわよ。

******************************************** 

“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~

********************************************  

ねてるひとおきないの=寝てる人、起きないの?

ここは故人とのお別れの席。
いつも遊んでくれていたやさしいおじいちゃん(または、おばあちゃん、親戚のおじさん、おばさんたち)が、
珍しくまだ布団に寝ている。

子どもは親に、「おじいちゃん、まだ起きないの?お寝坊さんだねぇ」などと問いかけたりする。

涙目の親は、「ホントに…今日はずいぶんとお寝坊さんね」と、精一杯の回答をするしかない。

そうするとアクティブなお子様は今日も遊んでもらおうと、目の前のお寝坊のおじいちゃんを揺すぶってみたりする。
その光景が周囲の大人の涙をまた誘うこととなり、お子様はそんな大人たちを見て、
なんとなくその場が“いつも”ではないことを静かに理解していく。

さらにはお別れのあいさつに集まるたくさんの人や花などを見て、これはお祭りに違いないと考えてワクワクしてしまうこともある。

確かに故人がこの世の修行を終えてあの世へ旅立つ日なのだ、と考えればそれはある意味真である。
だが現実は悲しみがいっぱい。やがて式が終わって片付けが始まると、子どもは「お祭り、もう、終わりなの?」
と、寂しげな口調とつぶらな瞳で大人の顔を覗きこむ。

子どもの打算のない感性は、大人の悲痛な思いをさらりとかき分け、
大人の心のど真ん中に素朴な花の種をまき、明日と言う名の花を咲かせてくれたりもする。
そうして“これから”をたっぷり背負っているそのちっちゃな人間は、
おっきな人間が手に余るほど抱えてきた執着や未練や悲しみをいつの間にやら軽くしてくれるのだ。
そういう意味でもやはり“子どもは天使(天からの使い)”に違いないと思われる。

母親は一日にして成らず。

でも、心配いりません。

ちゃんと育っていけますから。

子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから。

(つづく)

◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆

≪イベント≫
2014年9月7日(日曜日)
甲府市立図書館映画会
014年9月11日(木曜日)
親子で楽しく3B体操
2014年9月13日(土曜日)
親子料理教室
2014年9月18日
子ども☆わくわく映画会
2014年6月20日(土曜日)
甲府市立図書館映画会
2014年6月21日(日曜日)
甲府市立図書館映画会


≪ 教 室 ≫
まちなか健やかサロン健康教室日程
パパママクラス
子育て支援施設 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“ぬ”の巻』

2014-06-27 13:27:55 | 育母百科

新米ママたちに捧げるエッセイ


市民ブロガーのジョンけけです。

甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。

 

…の前に、こうふでうふふ。
“ぬ”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ。

ハッピーバースデー梅~雨~

今年も生まれました。

梅雨ちゃん。

「それなら、青空くんはちょっと早めの夏休みじゃな」

神様が言いました。

~閉じかけの青空くん~

 

間もなく青空くんは閉じられ、替わりに雨雲くんが広げられました

「梅雨ちゃんの面倒を頼むぞ」

神様は生まれたてのほやほやの梅雨ちゃんを

雨雲くんの腕に渡しました

「おまかせください」

その言葉に神様は静かにうなずくと、

「ほんじゃ、わし、ブラジルへサッカーW杯見に行ってくる!」

と、サムライブルーのユニフォームに着替えたのでした

「神様!待ってください。国内のパブリックビューイングでいいじゃないですか…ぼくだって現地で見たいですぅ。待ってぇ~」

雨雲くんは梅雨ちゃんを抱えたまま、神様を追いかけて、ブラジルへ行ってしまいました。

お陰で、侍ジャパンの試合は雨模様ではじまって…???

 

…結局、一次リーグ突破ならず、サポーターの心の中までも雨模様となってしまいました

「じゃあ、私の出番ね。」

雨空の向こう側で、虹子ちゃんが身支度を始めました。

ほどなく、誰かが空にむかってつぶやいた言葉が、そうっと七色に染まりはじめたのでした

―4年後の空はどんなかなぁ

 

さてさて、今回のうふふな“ぬ”の付くもの、それは…

『ぬれちゃうさだめの傘の下に広がる青空!なんだか絶妙コラボでしょ』

なのでした。うふふのふ

 

ということで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“ぬ”の巻、始まっちゃうわよ

 

********************************************

“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~

********************************************

・ぬく=抜く。手を抜く、息抜く、ガスを抜く。
基本、出産をしたなら待ったなしで始まるのが子育て
だが忘れてはいけない。
一人の女性が出産しただけで突然育児ロボットに変身するわけではないのだ。
24時間全力育児×365日×○年=無理。
全力で愛情を注ぎ続けることは可能だが、全身で我が子の一挙手一投足に集中し続けることが困難なことは容易に想像できる。
オギャーと同時に目の中に入ってくれていたとしても、徐々に母の心身にダメージを与える存在にならないとも限らないのだ。
回避のために随時“我が子と違う空間”というオアシスを訪ねることをお勧めする。
「2~3時間、買い物に行ってくるから、この子の面倒たのむね」と、
会社が休みのパパに言い置き、身軽にお出かけ。
家からそう遠くないショッピングセンターに到着
店内に入り、子どもの手の届く所には絶対置けないようなきらびやかな雑貨を手に取ろうとした途端、ケータイが鳴る。
得体のしれない不安が脳裏をよぎり、「何かあった?」と慌ててケータイに出ると、
「あ、ママぁ?こいつ、ウンチしたみたいだから帰って来てくれる?」と、信じがたいダーリンのめっちゃだるいお言葉。
我が子の一大事を無視するわけにもいかないので束の間のオアシスに別れを告げ、
即行家に戻るはめにな…ったとしても、離れた時間+雑貨のキラキラが瞼の裏に残っている時間の分だけ、
子どもへの愛情ゲージは復活
だが頼りにならないパパへの愛情は枯渇…なんてことにならぬよう、パパにも育児の手習いをしてもらっておくこと。
数年は続く乳幼児期の育児をうまく乗り切るコツは、周囲に信頼できる自分の手の替わりを用意しておくことなのだ
そうすれば、オアシスを訪ねる回数を増やすことも可能。そこで手抜き、息抜き、ガス抜きいい意味で。

母親は一日にして成らず。

でも、心配いりません。

ちゃんと育っていけますから。

子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから。

(つづく)

 

◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆

≪イベント≫
2014年7月4日(金曜日)
七夕会(北部幼児教育センター)
2014年7月8日(火曜日)
おはなしの会(中道つどいの広場)
2014年7月9日(水曜日)
おはなしの会(中央部幼児教育センター)
2014年7月15日(火曜日)
子ども☆わくわく映画会(中道つどいの広場)
2014年7月18日(木曜日)
おはなしの会(中央部幼児教育センター)
2014年7月25日(金曜日)
おはなしの会(中道幼児教育センター) 


≪ 教 室 ≫
まちなか健やかサロン健康教室日程
パパママクラス
子育て支援施設

 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“に”の巻』

2014-05-28 13:13:45 | 育母百科

新米ママたちに捧げるエッセイ


市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。

※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。 

 

…の前に、こうふでうふふ。

“に”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ。

 

五月の新しい風が、

新しい出会いをくれました。

~空と緑と白い雲、それから…~

「ふぁ~さわやかでちゅ」

生後二週間の若葉ちゃんが背伸びをしました

「やぁこんにちは」

風に吹かれて白雲がぶらりとやってきました

「こんにちはでちゅ。あたち、若葉でちゅあなたはだあれ

「わたしはハクウン空の旅人ですよ、若葉ちゃん」

「旅人…これから、どこへいくでちゅか

白雲は静かにほほ笑んでこたえます。

「どこへ行くのか、わたしにもわからないんです

私の行く先は、いつだって風が決めますから。

だから、絶対にケンカしてはいけない相手は風なんですよ」

「へぇ。風ってこわいんでちゅか。風はどこにいるでちゅか

「若葉ちゃんのまわりに。今までも、これからも、ずっと、一緒に」

若葉ちゃんは目を丸くしてきょろきょろしました。

「見えまちぇんどこにもいまちぇん

ハクウンしゃんはウソつきでちゅ。風、こわいでちゅ」

白雲はやさしい声で言いました。

「風は見るものではないんです。感じるものですから

…あぁ、そろそろ、若葉ちゃんとお別れのようだ

また風が私をどこかへ運んでくれるようです

大きくなったあなたと会えることを信じています

お元気で!さようなら、若葉ちゃん」

白雲はだんだんと若葉ちゃんから遠ざかり、

若葉ちゃんのカラダを風がすり抜けていきました。

「感じまちた。これが風なんでちゅね」

若葉ちゃんは少しだけ大人に近づきました

 

白雲と若葉ちゃんのさわやかな出会い。

さわやかっていうのは、

ちょっとだけだからこそ…なんです

 

 

うふふな“に”の付くもの、それは…

『にどどないかもしれない出会いだと気付いてしまった二人』

なのでした。うふふのふ。

 

ということで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“に”の巻、行っきまーす!

 ********************************************

“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~

********************************************

にんきものだからってよろこぶとはかぎらない=人気者だからって喜ぶとは限らない。

久し振りの休日、近所のスーパーでちびっ子に大人気の戦隊モノのヒーローショーがあるというので、
ママとパパはかわいい我が子を喜ばそうと張り切って連れて行く

同じ発想の親子で満員のむんむんの空気の中、いよいよヒーロー登場
途端に会場は甲高い悲鳴に包まれる。泣き出し、逃げ出す子もいる。さもありなん


いつも見ているヒーローはテレビと言う平べったい四角い枠の中で、
数センチから数十センチの大きさでほぼ平べったいまま闘っている。
それがなんの前触れもなくいきなりママたちと同じデカさ及び立体で迫ってくるのだ


これはただごとではない。いつもと全然違う。異常事態。怖い。ぎゃあ~、である
子どもにしてみればこの状況でほほ笑んでいるママたちこそ異常事態である。


つまり、大人はヒーローの中身はアルバイトのお兄ちゃんだろうと暗黙のうちの了解をしているわけで、
反面、それこそが子どもに明かしてはいけない、これまた大人社会の暗黙のルールなのだ。
そんな子どもも成長していく中でやがては大人の事情を自然と受け入れ、
「ぎゃ~!」から「ふふん」に変わるときがやってくる


これはヒーローに限らない。ゆるキャラに象徴されるやたらと頭部のデカいキャラクターの着ぐるみも同様。
問題は想像を超えるデカさのものが近づいてくる恐怖にほかならない

正義の味方だとかキャラがかわいいとかとは全く無関係。
ファンタジー出身のファジーな生き物を目の当たりにする場合、人気者だからって喜ぶとは限らないのだ。

母親は一日にして成らず。

でも、心配いりません。

ちゃんと育っていけますから。

子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから

(つづく)

 

◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆

≪イベント≫
2014年6月1日(日曜日)
甲府市立図書館映画会
2014年6月4日
子ども☆わくわく映画会
2014年6月7日(土曜日)
甲府市立図書館映画会
2014年6月14日(土曜日)
甲府市立図書館映画会
2014年6月15日(日曜日)
甲府市立図書館映画会
2014年6月28日(土曜日)
折紙でつくろう!七夕飾り 


≪ 教 室 ≫
まちなか健やかサロン健康教室日程
パパママクラス
子育て支援施設

 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“な”の巻』その弐

2014-04-28 15:14:58 | 育母百科

新米ママたちに捧げるエッセイ 


 

市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。   

 

…の前に、こうふでうふふ。

“な”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ…その2よ。

原っぱでおおぜいの誰かさんたちがひそひそ話、しておりました――

 

 「見返り美人図って知ってる

「知ってるわ。菱川師宣(ひしかわもろのぶ)さんが書いた絵でしょ」

「おお!知ってたか。江戸時代の話しなんだよね」

「美人が何かに気を取られて、

“あら、なにかしらん”って、足を止めて振り向いてるやつだろ

「うん。でもさ、なんだって、そんなとこを描いちゃったのかしらねぇ」

「美人なら正面から描きゃいいのに」

「もったいないわよね。せっかくの美人が三分の一くらいしか見えないもの」

「そうだよ。振り向く瞬間を待つのも気長な話しだしね」

「ずっと、より、ちょっと、が大事なのかなぁ」

「そこが芸術なのかもね。

だれにでも訪れる何気ない一瞬を、一生の宝にしちゃうってとこ

「それは、絵でも、写真でも、俳句でも、音楽でも」

「…んじゃ、誰でもゲイジュツカってやつになれるの

「もちろん気付きさえすれば、ね」

「そもそも、私たちのこと、気付いてたコウフシミン、いたかしら」

「1人だけ確実に気付いてたね。

おお!?後姿がゲージュツじゃんとか言いながら

日差しと俺らの後姿との競演を写真に撮ってたからな。

付けたタイトルはたしか…」

~題・見返り美白タンポポ図~

 

足を留めて、目の高さを変えれば、ほら、アートが生まれる

いつも、から、一瞬を切り取る宝さがし

 

今回のうふふな“な”の付くもの、それはね…

『なんでもない甲府の原っぱにもゲージュツのタネが落ちていた…かも?』

なのでした。うふふのふ。

 

ということで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“な”の巻その弐、スタートよ

************************

   『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』 
  
                     ~“な”の巻~
************************

なんどいえばわかるの=何度言えばわかるの。または、何回言ったらわかるの。

やんちゃ盛りの子どものしつけ場面にて子どもが親の意に反する行いをした折に

たびたび登場する台詞のひとつ。これに対して、「んーっと・・・百万回目でちゅ当たりでちゅか」などと

子どもがふざけた回答をすると、本当のところ言ってる親だって何回目か数えているわけではないので、

当たっているかどうかもわからず事態は混沌とし、親は別途なイライラに襲われる

実は、百万回‘言う’よりも、ほんの数回だけ‘やってみせる’ほうが効率がいい

たとえば「早く寝なさい」よりも「いっしょに寝よう」の方が効き目があるし、

「ほら、パパにいってらっしゃいでしょ。手を振って」と言うより、

毎朝ママが手を振ってお手本になるほうが手っ取り早い

また、他人の前でカップアイスのフタについたクリームをベロベロなめる我が子を母親が

「みっともないからやめなさい」と叱ると、

「だって、おうちでママが」と返され、みっともないママの確認および周知になることもある

門前の小僧は習わぬ経を覚えちゃうのだ

母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから。

(つづく)

◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆

≪イベント≫
2014年5月6日
第45回こどもの日えんそう会
2014年5月8日
子ども☆わくわく映画会(中道つどいの広場) 

≪講座≫
2014年5月5日
子どもの日にちなんだ紙工作
2014年5月23日
ハンドメイドでエプロン作り

≪ 教 室 ≫
まちなか健やかサロン健康教室日程
パパママクラス
子育て支援施設 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』~“な”の巻~

2014-04-01 14:01:47 | 育母百科

◆ 新米ママたちに捧げるエッセイ ◆ 


市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。  

 

…の前に、こうふでうふふ。

“な”から始まるいいもの、みっけ。うふふのふ。

 

ただここにいるだけで。
行かないのに、やってくる
驚きの色、音、匂い。
どうやってきたの?
ううん。運んでくれたのはだれなの?
それは見えるの?
それは聴こえるの?
どうしてここにきたの?
なにをしたかったの?

遠くの空で、
「冬の終わりを告げたいの」
と、雪が言いました
「はい。喜んでお手伝いしましょう」
と、北風が言いました
春の眠りが浅くなった日、
雪と北風は手を取り合って飛び立ちました
「今日は水玉の気分なの」
「はい。もうすぐ、春が起き出しますからその方がいいかと」
「真っ白くするよりもたいへんそうだけど、春に迷惑にならないように。
すぐに消えてしまえるように」

 

~降り方積もり方いろいろ…消え方だって考えてるの~

 

自然が生み出した芸術作品、
うふふな“な”の付くもの、それはね…
『なごり雪が3月の甲府盆地に描いた気配り上手な水玉アート』
なのでした。うふふのふ。

 

それじゃ、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“な”の巻、スタート

************************
   『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』 
  
                     ~“な”の巻~
************************

・なんでしいたけなんかたべてるの=なんで椎茸なんか食べてるの?!
地味な椎茸をさりげなく我が子が食している光景を目にすることがある

それも食卓ではなくて、散歩の途上とかで
あんなに嫌がっていた味噌汁の具のスライス椎茸を、
おやつ用にテイクアウトしてきたのかしら、とうれしくなるがそんなワケない

よく見れば、クシャミとともに放出された半生状態のデッカイ鼻くそ
子供の小さな鼻の穴によくぞこんなに大きなものが入ってたもんだ、と感心してしまうサイズ

顔の位置が大人より低いぶん、吸い込むホコリも多いらしく、その吸着量といったらとってもサプライズ。
黒っぽくてトロンとした風情は、まさにスライスした椎茸のお煮しめなのだ

他人のはバッチイけど自分自身の鼻くそは時代を超えて子供の好物のひとつに間違いない。
ばい菌だらけだからカラダに悪いなんてことが理解されるのは、もう少しあとの話しなのだ。
いくら「ティッシュにとりなさい」と叱っても、ほとんど効果はあがらない


それなら鼻をほじりにくくしてしまえ、と深爪に切ってしまうのもいいが、そうすると子供はさらに燃える
脳みそまで破壊してしまうんじゃないかと心配させるほど遠慮なく指をつっこむ。
挙句に鼻血ブーッ。鼻くそより椎茸のほうが良い食べ物なのだとわかってくれることを願うのみ

母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから。

 (つづく)

◆◇◆甲府市内の子育て関連情報◆◇◆

≪イベント≫

2014年4月1日
おはなしの会(中央部幼児教育センター)
2014年4月8日
おはなしの会(中道つどいの広場)
2014年4月9日
おはなしの会(中央部幼児教育センター)
2014年4月10日
おはなしの会(北部幼児教育センター)
2014年4月16日
おはなしの会(北部幼児教育センター) 
2014年4月18日
子ども☆わくわく映画会

 

≪ 教 室 ≫

まちなか健やかサロン健康教室日程
パパママクラス
子育て支援施設


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする