◆〜やさしい日本語会話・異文化体験サロン〜◆
こんにちは。市民レポーターの “クッツー” こと沓間 聖です。
今回取材したのは、『やさしい日本語・異文化体験サロン』
甲府市が行っている『多文化共生プラン』のプログラムの一つです。
『多文化共生』って?
『国籍や民族の違う人たちが、お互いの文化の違いを認め合うこと。そして、対等な関係を築こうとしながら、地域社会を作るメンバーとして一緒に生きていくこと。(甲府市多文化共生プランのパンフレットより)』
甲府市には、2023年4月1日現在、中国、ベトナム、韓国をはじめ、6,654人の外国人市民が住んでいるそうです。甲府市の人口の3.5パーセント。最近はベトナムから来る人が増えているそうです。
さて、2月15日に行われた『第7回やさしい日本語・異文化体験サロン』今回は、茶道・japanese tea ceremony。前回までは、盆踊りや絵手紙などを取り上げたそうです。
会場には、お道具やお茶碗が用意され、気分はわくわく・どきどき…
まずは、自己紹介からスタート。今回は、フランス、韓国、メキシコの方が参加。
日本の方も…。赤ちゃん連れで参加されている方も…。
続いて、講師の方から、お道具やお作法について教えていただきました。
さあ、いよいよ、一人ずつ、お茶を点てることに挑戦!!
私のお隣にいらしたMさんもトライ!メキシコから日本語の勉強に来ているそうです。
Mさんから
『お抹茶をいただいたことはあるけれど、お茶を点てることは初めて。前にビデオで見た時は簡単そうに思ったけれど、実際は詳しくて細かくて…。シャカシャカがむずかしくて緊張したけれど、おもしろくて楽しかった。日本文化に興味があります。このような機会をつくってくれた市役所の人に感謝。』
と、とても上手な日本語で感想をきかせてくださいました。
茶道のお楽しみの一つはお菓子。今回は〈ゆず〉のお菓子。Mさんによると、メキシコには〈ゆず〉はないそうで、似ているとしたら〈ライム〉かな?だそうです。
さて、講師の方のお着物も素敵ですが、もう一人、お着物の方が…。
茶道は2回目だそうで、お着物もお茶の点て方も、きまっていました。
甲府市では、来年度のイベントを企画中。参加者からは、『いけばな』『アニメ』などの声が上がっていました。日本文化に触れ、外国の方と交流もできる楽しい機会だと思いました。
このイベントが行われていたのは、甲府市役所の1階の市民活動室。ローソンの隣。市役所にみえた方々が、興味深そうにのぞいていました。
『やさしい日本語・異文化体験サロン』の様子は、甲府市のホームページからもご覧になれます。
おまけ
あちこちで春の気配が感じられますね。
会場に飾られていた梅
旧堀田古城園(信玄ミュージアム)に飾られていた横沢雛と押絵雛