すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

偏頭痛にペインクリニック

2013年06月12日 | 夫婦です
わが家のバラ、 なぜか今年は ブーケ咲きしています。


うちのオット もともと偏頭痛もちで 月末の週末になると ベッドから起き上がれなくなるくらいひどかったのが、 ここ数年でさらに激化。

ひと月に1回 → 2週間に1回 → 毎週末 → 平日も

てなカンジで頻発化するようになり 期間も1日寝てたら治る → 数日苦しむ、 と長期化してきました。


頭痛薬もいろいろためし ロキソニンも飲みましたが ほとんど効かないらしいです。


偏頭痛の症状は以下のとおりです。(グラクソ・スミスクライン㈱の偏頭痛お役立ちハンドブックより)

 ・ 階段の昇り降りなどの日常動作で痛みがひどくなる。
 ・ 頭痛が脈にあわせてズキンズキンする。
 ・ 頭の片側が痛くなる。
 ・ 吐き気がしたり、実際に吐いたこともある。
 ・ 光がまぶしく感じたり、まわりの音がガンガンと頭に響く。
 ・ 頭痛が起こる前に視界がチカチカしたり物が見えにくくなる。

上記6つの症状のうち1~2個以上該当します。


何度もMRやCTで頭蓋骨を輪切りにしてもらいましたが、 異常はなし。 ということで 典型的な偏頭痛のお墨付きをもらったオット。



神経内科や脳神経外科でもらったクスリもあわず、 市販薬を多めに飲むことで なんとかしのいでいたオットですが、 仕事にならず 早退を繰り返すようになって 焦りはじめたので、 以前わたしが職場で聞いたことのあったペインクリニックを勧めてみました。


オットはふだんは わたしが提案することは まずはねつけて聞く耳もたないのですが、 このときはよほど万策尽きていたのか すんなりペインクリニックにかかってきました。

まあでも 行く前にチェックしたクリニックのHPの治療法が えらいコワかったとかで、 かなりびくびくしながら行きましたけどね。


参照
「神経ブロック療法はペインクリニックの治療の中心とも言うべき治療法です。神経ブロックとは簡単に言えば皮膚から細い注射針を刺して神経のすぐ近くに針を誘導し、針を通じて局所麻酔薬や神経破壊薬を注入するしたり、高周波熱凝固法により神経の伝わり方を一時的もしくは長期にわたって遮断することです。」 ← このあたりがコワかったらしい。 たしかに脳の神経いじるなんて ちょっとコワいよね。



ペインクリニックで 丁寧にお薬との相性チェックをかさねて、 やっとじぶんにあうクスリとめぐりあえたようです。


最初は マクサルトRPD錠 → アマージ錠 → ゾーミッグRM錠、 このゾーミッグが症状緩和にあっていたらしく、 いちにち寝込むということがなくなりました。

対処療法だけでなく 偏頭痛防止のお薬も飲むようになっています。

呉茱萸湯、 という漢方とバルプロ酸ナトリウムSR錠。 これらを毎日飲んでます。
トリプタノール錠というのを飲んでいたときもありましたが、 これはあわなかったそうです。

たしかに ひどいときと比べると だいぶ偏頭痛の頻度が下がってきたように感じます。




神経内科や脳神経外科は大病院のなかのひとつの科なので もっと重篤な患者が大勢いて 個別に丁寧に診てもらいにくい雰囲気ですが、 ペインクリニックは開業医なので 重篤患者はおらず 夜もやってるし 予約制で待ち時間もほとんどないところなども いそがしいサラリーマンには合っているようですね。

精神科・心療内科などを併設しているところも多いので、 ストレス性の痛みにも カラダの内外からはたらきかけてもらえるようです。


患者さんを見てると 偏頭痛や群発頭痛の方以上に 外科系の病気・けがの方も多いそうです。


患部やもととなる病気を治す、 ということと離れて、 いまのこの痛みを緩和する、 というところに特化したクリニック、 これからの高齢化社会での需要は 増えてくるんでしょうね。


偏頭痛やカラダのあちこちの痛みがなかなか解消しないという方は いちど ペインクリニックもためしてみられてはいかがでしょうか。
コメント
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