雨戸を開けると 降りそうな空模様だけれどもふっていない。


草取りが出来る。蚊取線香を持って庭に下りる。
葉が枯れるまで葉を取らない様にと聞いている芍薬が
いっぱいに手を広げているのを 麻紐できりりと縛る。
その横の水引きが元気げんき。
でもねぇ もうあなたの役目は終わったから
又来年会いましょう。ありがとうね。と
鋏を入れて切ってしまう。
これだけでずいぶんすっきりした。


ノロノロ動くおばあちゃんが腰を伸ばして立ち上がった所に
純白のむくげの花。足下には千日紅。
又 明日ね。今朝の仕事を切り上げて
部屋にもどると 息子が煎茶の支度をして
美味しいお茶を入れてくれた。
一服のお茶の 美味しかったこと。