天正11年(1583)千利休七哲の一人、牧村利貞が一宙和尚を開山として創建した。方丈の前庭は江戸初期の禅院式枯山水の庭園。日蓮宗妙蓮寺の僧玉淵(ぎょくえん)の作庭。書院には土方稲嶺(ひじかたとうれい)・曽我霞簫(かしょう)両画家による淡彩水墨画、24面の障壁画がある。
二条昭実(あきざね)夫人像(織田信長女)および大野治長夫人像は、竜安寺の細川昭元(あきもと)夫人像とともに三名幅とされ、のちの美人画・浮世絵発生の先駆をなすものとされる。
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