こりすの工房便り

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利尻・礼文の旅5 澄海岬とレブンアツモリソウ

2009-06-02 20:42:40 | 旅行―北海道
旅日記まだまだ続きま~す。


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澄海岬
桃岩展望台の次に向かったのは、澄海岬(スカイ岬)です。
桃岩は島の南側にありますが、澄海岬は北側にあります。

礼文島の写真で綺麗な入り江が写っていたらそこが澄海岬です。
海の水の透明度が高いとても綺麗な場所です。


海底の白い部分が砂、黒い部分は海草です。

ここはコンデジでは、写真に入りきれず、ちょっとガッカリでした。一眼レフに広角レンズが欲しくなる場所でした。



入り江がとてもステキでしょう。


ここにも高山植物が咲いていました。

雉蓆(キジムシロ)



蝦夷犬薺(エゾイヌナズナ)


海岸線には深山苧環(ミヤマオダマキ)が群生していましたよ。


礼文敦盛草(レブンアツモリソウ)群生地

澄海岬の近くに群生地がありました。
今年は5月20日に群生地の遊歩道がオープンになったばかりでした。

咲き始めているという情報でしたが、まだ花は少ないのかなと思っていたら…


入り口に沢山咲いていました。
周りに咲いている赤紫の花はハクサンチドリです。

レブンアツモリソウは、礼文島にしか咲いていない固有の植物なんです。
保護をしている為、柵の中で咲いています。

カメラの望遠を使って、ズームしてみますね。

可愛いですね。

遊歩道の入り口には募金箱があり、寄付をするとレブンアツモリソウの絵葉書をくれます。
この花は寒さに弱く、雪や霜が花びらに付くと枯れてしまうそうです。
去年は遅霜に花をやられてしまったそうで、今年は藁をかけたり、ずいぶん保護をしたそうです。
その甲斐があって、とても美しいクリーム色の花を見ることができました。

それから、盗掘が多く、監視員が見回りをしているそうです。

遊歩道を歩いていると、沢山咲いていましたよ。


レブンアツモリソウの花の期間は約2週間だそうです。
花の終わりの頃は花びらが茶色くなってくるので、やはり咲きはじめを見るのが良いそうです。



この群生地にも高山植物が咲いていました。

車葉衝羽根草(クルマバツクバネソウ)

目立たない花です。添乗員さんが気が付いて教えてくれました。

大甘野老(オオアマドコロ)

家の庭にも、今年アマドコロが咲きましたが、それよりも葉も花も大きいですね。多分オオアマドコロだと思います。

添乗員さんがくれた一覧表には出ていなかったので、もしかしたら見つけたのは私だけかもしれませんね。

そして、赤色のアツモリソウが2輪ありました。

樺太敦盛草(カラフトアツモリソウ)

レブンアツモリソウとアツモリソウが自然交配してできた花だそうですが、固有種であるレブンアツモリソウの群生地にそのままにしておくわけにいかず、駆除されるそうです。
花に番号札が付いていました。

続きはまた明日。


今日の庭

ゼフィランサス カリナタ

今日一気に4輪咲きました。
色がとても綺麗です。


今日のお弁当

鮭と昆布とジャコのふりかけ、梅干、シバ漬け
豚肉のしょうが焼き、玉子焼き、肉じゃが、インゲンのしょうが醤油和え、マカロニサラダ、鶏つくね、ミニトマト


 

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今回の旅日記は、箱根の山のホテルのツツジと、富士芝桜まつりです。