平安時代、貴族たちは 池や河に船を浮かべて管弦の遊びをしていました。 管絃祭はそれが海上渡御
となったともので、平清盛が信仰する厳島神社に移し、神事として行うようになったと言われています。
大阪天満の天神祭、松江のホーランエンヤと共に 日本三大船神事のひとつです。
元禄十四年(1701)の暴風雨をきっかけに 厳島神社の管弦船を曳航することとなった阿賀町漕船は、現
在、呉市阿賀漁協がその役目を引き受けています。阿賀町回漕船の先頭で、采振りをするかわいい男の子
たちは、4~8歳、就学前の子どもたちがおおいいそうです。 夜になりだんだん疲れてくると眠くなり、それで
も一生懸命に采振りする姿は健気・・・・。
管弦船を曳航する船の先頭に位置し、夜どうし漕ぎ手の息をそろえる役割を、全うしようとする采ぶり役の健
気なすがた・
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。