浄土宗西山禅林寺派の本山です。禅林寺が本来の名前ですが、一般には、永観堂の名前で
通っています。もとは、弘法大師空海の高弟、真紹(しんじょう)僧都が、任明天皇の厚遇に報
いるために河内の観心寺に5体の仏を安置したものの、辺地であるため、855年、京都東山
にあった藤原関雄の山荘を買い、鎮護国家の道場としたのが始まりです。
2世の宗叡の代になって、清和天皇から禅林寺の名を賜りました。禅林寺が発展するのは、中
興の祖とされる永観律師の時代です。
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。