サガリバナ(下がり花)は、奄美大島や沖縄等の南日本のマングローブや川沿いの湿地に自生し夏の夕、
総状花序に下向きに咲く熱帯性常緑高木。 湿った場所で、フジ(藤)のように下向きに垂れ下がる花を
咲かせるので、別名でサワフジ(沢藤)とも呼ばれる。花には芳香があり蛾を呼び寄せてる。 桃色また
は白花の房状をした花からは、鮮紅色の雄シベが飛びだし、花は朝には散ってしまう。 花後に成る実は
角ばった卵形。 同属の花にゴバンノアシ(碁盤の脚)があるが、そちらは上向きに花を咲かせるようだ。
2015年9月13日に撮影した。
PENTAX K-3 ”雅” + smc PENTAX-DA 55-300mm F4-5.8 ED で撮影。