タチアオイ(ホリホック)は、初夏に大きく花茎を伸ばして、7~10cm程度とやや大きめの目立つ花を
咲かせる。古くから2年草~多年草種(写真上)が人気だが、秋まき翌年の初夏開花できる”サマーカーニ
バル”などの品種もよく出回っている。花は一重と八重があり、赤系から赤紫、ピンク、黄色、白など花色も
豊富。花弁が薄い八重咲きは学芸会で飾る紙の花のようにひらひらした印象。葉は心臓形で放射状の葉脈が
目立つ。株はロゼット型で、春から初夏にかけて長い花茎を伸ばす。花茎の長さは品種により様々。こぼれ
ダネでも増える丈夫な花だが、アオイ科らしくイモムシ等の害虫の被害にあいやすい。
PENTAX K-3 ”雅” + smc PENTAX-DA 55-300mm F4-5.8 ED で撮影。