ミス・メリーのクリスマス雑学講座♪

今年もブログ主に代わってクリスマスソングを歌うわよ♪

幾千の海と幾万の薔薇12

2011年07月09日 19時14分15秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
そういえばうち新盆なんですよ。
で、7/13に行う事に決めたのですが、それでふと気付いた事、東京で盆は7月の行事なんですよね。
だけど最近は東京でも盆=8月の行事として広く認識されている。
多分8月の方が夏休みシーズンに当る為、行い易いというのが主な理由じゃないかと。
これとは逆に東京(と言うより都市圏?)の七夕は今でも7/7、しかし東北等では8/7に行われてるのが一般的。
7/7って梅雨時じゃないすか?例年雨か曇りに当る為、天の川なんて観られない。
8/7に祝った方が都合が良い筈なのに日付を動かさない理由はラッキーセブン、7が連なる縁起の良い日付的意味合いからなのでしょうか?
ちなみに江戸期は7/6の夜~7/7早朝に行ってたらしい。
クリスマス同様に七夕が神事として行われてた頃は、前夜に重要な儀式を執り行っていたのだろう。

旅レポと無関係な話はここまでにして、前回の続きで御座います。



紫陽花坂を登ってパレス・ハウステンボス詣で。
以前は前庭までは無料で観覧できたのだけど、現在は門前から有料になってしまっている。
固く閉じられた正門を見ると、ちょっと寂しい。
以前同様前庭までは無料観覧許して欲しいな~、そうしても大して利益変らない気がする。
金払いたくない人は近付きもしない、その事を勿体無く感じるのでした。

    

とか何とか考えつつ、係員さんに入場券をもぎって貰い、パレス敷地内へ。
芝生の上に開いたパラソル、新緑を透かして降り注ぐ陽光が、地面に模様を描いてる。
飲物を売る露店も出ていて、休憩するには丁度良い。
しかし暑さの為か、寛いでる人の姿は無く…陽射しギンギラギンだったからな。(汗)
緑深いパレス前庭は真夏になると蝉が合唱する。
蝉時雨を浴びる中で感じた気だるさを遠く思い出す。

正門近くの両脇には小さな薔薇園が有る。
右写真、緑のパラソル席の奥、林に隠されてるのが見えますか?

    

ハウステンボス内で最初に造られた薔薇の名所で、赤ん坊ヘラクレス像が建つ噴水を中心に、様々な種類と色の薔薇が取り巻いている。
薔薇祭期間中の初夏は全50品種もの薔薇が咲き誇るのだとか。
ちなみに秋は30品種の薔薇が咲くそう、より華やかな姿を観たいなら、初夏に訪れる事をお勧めする。(アーチがよりこんもりして見える)

    

最盛期に訪れればより圧倒されたかもしれない。
多少萎れてた花も有ったけど、充分に美しかった。

    

↑新しくできた通称ホワイトローズガーデンより種類が多い為か、こちらの方が期間長く楽しめるもよう。
最盛期の薔薇を観たい方は、自分ので宜しければ、フォトチャンネルを御覧ください。
蕾が開いたばかりの色の濃い薔薇が、若干薄い色の薔薇と重なり合い、グラデーションになってる様は、見頃の終りじゃなかなか観られないかと。
来年は頑張って5月の薔薇スペシャルシーズンを狙うとするかな。

                   
     
                   ↑右側ローズガーデンの見頃は例年通りなら5月と10月。
                    秋の方が「秘密の花園」のイメージには近いかもしれず。

    

こちらは左側に新しく造られた、通称ホワイトローズガーデン、そう呼ぶ割に白薔薇以外の色も咲いてますが。(笑)
こちらは残念ながら見頃過ぎた感が満ちてました…遠目で観ると綺麗なんだけど、近くで観るとくたってるのが解る。
そんな訳で距離を測りつつ眺める事に。
連なった薔薇ゲートを潜ると甘い香りが鼻を擽る。
香りに惹き寄せられて蜂や蝶も寄って来てた。

                   

                   ↑白い薔薇のゲートは純白の花嫁が潜る為の物。
                結婚式をロマンチックに演出したいならハウステンボスにお任せ!
                    全力で彼と貴女の恋をサポート…なんてな。

気付いたら庭を眺めてるだけで1時間近く過ぎていた。(汗)
目当ては庭園だけではないと、宮殿内の美術館に入ります。
前庭から有料になった事で美術館は入退場フリーとなりました。
つまりパレス入場料の中に美術館入場料も含まれてるって事、庭園に足を踏み入れたからには美術館も入らんと損かも。

私が訪れた頃は薔薇祭に合せて「アートになった*花*展」と言うのをやっておりました。
19世紀末の芸術様式アール・ヌーヴォーやアール・デコを用いたリトポスター、陶磁器、硝子工芸品90点を展示。
その内陶磁器、硝子工芸品については、かつてギヤマン・ミュージアム、ポルセレイン・ミュージアムで常設されてた作品だったり。(笑)
要は花を印象的に扱ってる美術品の展覧会と言ったところ。
宣伝パンフのミュシャ絵に惹かれて入ったのだけど、ミュシャ絵は数点しか無かった、いや予測してたけど。(笑)
中には何処に花が描いてあるのか謎な作品も――例えばノルマンディー号の絵――しかし宣伝通り花をモチーフに描いたポスターが沢山展示されてました。
やはり花は華やぎが有って良いですねって有触れた評文。(汗)
個人的に気に入ったのは(ミュシャは別格として)レイモン・トゥルソンの「理想の浴室」、女性の色気に花が負けてたが。(笑)
それと2階に展示されてた「シードプロジェクト」と言う作品。
種子を和紙で挟んで切手シートの様に構成した私製の切手で、「種子は綿毛による飛行や、動物に張り付き遠くに運ばれる事で、種子のテリトリーを拡げる。切手もまた郵便物に貼られて運ばれる物。」と類似点を挙げての説明文にいたく納得、感心させられてしまった。
作者は太田三郎氏、採取した場所・年・時間、和名と学名が、本物の切手に見えるよう刷り込んであるのが凝ってる。
所謂パロディ作品って、自分大好きなんだわ。

1階は主にリトグラフポスター、2階前半は万博開催時のポスター、後半はポップアート作品を展示してました。
現在はもう展示会終了してしまい、7/16~8/28はエッシャー展を予定してるそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001175.html)
ハウステンボスで作品を所蔵してる為、毎年1~2度位開催するんよ。
展覧会に併せ夏休み期間は特別企画を催すんだとか。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001178.html)
不思議な建物工作教室が楽しそうかも。

美術館を出て壁画の間と時代部屋を通り、今度は3階展示室の「イングリッシュガーデン写真展」を観に行きました。
日本のガーデニングブームの火付け役になったという、2人の写真家(名前忘れた…探せばパンフ出て来る筈だけど面倒くさい)の庭園写真を展示しており、こちらも美しかった!写真の中に飛び込んで行きたくなる程に。
和の庭園と較べて洋の庭園は草や花を多く植えてますよね。
和の場合「枯山水」を代表例に挙げずとも、樹木>草花な傾向が強い気がするんよ。
洋の場合は逆で樹木<草花な傾向を強く感じない?
芝生というのは和の庭園には見られない、代りに苔を用いるがこれは洋には無い様な。
洋の庭園写真VS和の庭園写真展なんて開催したら面白いかもなぁと、鑑賞している間に思い付いたのでした。
7/16~8/28迄3階展示室では「地球環境世界児童画コンテスト優秀作品展」を開催するそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001177.html)
極めて夏休みらしい催しだ。
また、明日迄ですが(汗)、「アートになった*あじさい*展」も良さ気な展覧会。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001148.html)
紫陽花好きなんで、もしもこの時季訪れてたら、絶対観に行っただろう。

作品とは無関係だけど、フロアに置いてあった八方形のテーブルセット、「触れないでください」との注意書きが無かったんで、つい触ったらテーブルが回転して驚いた、しかも引出し付き。
時代物で凝った調度品だった、無造作に置かれてたのが気になる程に。(汗)

一通り作品を鑑賞し終え、矢印の案内で階段下り、1階に戻った。
ちなみに途中2階には常設のオランダ民族品展示コーナーが有る。
木靴や服や装飾品等を展示してあり、民俗学に興味有る人向き。
以前はパサージュに展示されてた物だけど、流浪の果てパレスに辿り着いたらしい。

1階は喫茶ラウンジと売店…結局元通り。(笑)
売店ではミュシャのイラストを印刷した文房具や、薔薇をモチーフにしたアクセサリー等を販売してました。
喫茶ラウンジでは飲物とともにカフェデリ・プリュ特製の焼き菓子が頂ける。(単品注文もOK)
時間が有ったら寄りたかった。

          

館を出る前に後庭を1周。
宮殿はオランダに現存する物をモデルに建てたが、庭園については残された設計図を元に造った、つまりハウステンボスにしか存在しない物。
ギリシャ神話の世界をモチーフに造られており、ギリシャ神話に登場する十二神の彫像が配置されてるのです。
地図によるとポセイドン、アポロン、ヘルメス、ヘラ、アテナ、アルテミス、デメテル、アプロディテ、ゼウス、ヘラクレス(は薔薇園に)の彫像が建てられているよう、探してみて下さい。
ちなみにこの後庭の呼び名は「ガイアの庭」、前庭は「ウラヌス」の庭、2つの庭園で地と天を表現してるという訳か。(十二神像がほぼ地の庭に集合してる事にも納得)

                   

                   ↑地図上の呼び名は「グリーンギャラリー(緑の回廊)」
                    夏の緑は特に深い、冬は枯れた味わいを醸します。
                    冬季に活躍するライトが垂れたままなのに(笑)…



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幾千の海と幾万の薔薇11

2011年07月08日 23時12分13秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
7/8はパウリーの誕生日♪
ハッピーバースデー♪パウリー♪♪
お祝いに小話でも書こうと思ったけど間に合わず(汗)、後日ひょっとしたら上げるかもしれない、しれないかもしれない、と頼りない予告を終えたところで(汗)、前回の続きです。



丁度フォレストパークを1周した頃、開店時間の11:30になったので、レストランに入りました。
外観はまるで水晶宮の如く硝子張り、静かな森の中に佇むレストラン、「トロティネ」。

2日目のランチにトロティネを選んだ理由は、~7/15迄ファミリエ会員限定で、10%オフになると会員誌に宣伝されてたから。
割引が無くともスープ・メイン・デザートのコース、プラス飲物とパンはセルフで選び放題、それでいて千円台~という良心的な値段設定、場内で極めて有難いレストランに違いない。
しかも絵葉書の様に美しい周辺の景色、案内された席(↑)は今回も、花咲く森と湖を正面から眺める窓辺の席でした。
テーブルの上には木の葉を象ったコースター、水を入れるグラスは湖水をイメージさせる深い蒼。(グラスについてはホテル・デンハーグ内のレストラン、エクセルシオールでかつては使用してた物だが)

    

片隅の本棚には絵本等リラックスできる内容の書籍が並んでた。
右写真はパンと飲物のセルフコーナー。
好みのパンをお皿に盛って、好きなだけ頂ける。
飲物は紅茶と珈琲を用意してあり、どちらも専用のミルクが用意してある。
トロティネは本来フォレストヴィラ宿泊者の為のレストランで、サービスは今でも場内ホテルクオリティ並に上等です。
ぶっちゃけホテル・ヨーロッパ内のレストランに負けず劣らず。
ホテル・ヨーロッパ管轄だから当り前か。



↑前菜を待ってる間にパンを取りに行く。
アプリコットデニッシュとアーモンドデニッシュ、何故かデニッシュを食べたい気分になったもんで。
どちらも上品な甘さのカスタードクリームが絶品だった。
特にアプリコットはその酸っぱさとクリームとの相性が最高。

お昼になると天気が回復し、かなり暑くなって来た。



↑喉の渇きを癒す為、水を飲んでるところへ、物腰の柔らかい店員さんが、前菜を運んで来ました。
オニオンとベーコンのキッシュはケーキと見紛う程の可愛らしさ。
付け添えはニンジンの甘酢漬けとでも表現すべきか…甘酸っぱい千切りニンジンと、甘い干しレーズンを合せたサラダ。
温かく仄かに塩気が効いたキッシュと一緒に食べるとベリーグー。



↑続いてスープが運ばれて来た。
ジャガイモのポタージュは見た目も美しい。
表面に浮んだオレンジ色の雫が宝石の様で、緑色のパセリとのコントラストが素晴しい。
こういう料理の盛り付け方にプロの技を感じる、素人料理じゃまぐれでも勝てない。
自分は何となくスープの美味さでレストランのレベルを測ってたりする。(和風の店の場合は味噌汁で)
スープが美味いと感心したのは、場内レストランの中だと、こことデ・アドミラルとロードレーウ…メニューにスープが無い店も有るし、有っても食べた事の無いレストランの方が多いので説得力に欠けるけど(汗)、この3店舗については胸を張って一流だと推薦できる。
和の店の中だと吉翠亭が1つも2つも抜きん出て思えるかな~。



↑前菜とスープを平らげた後、タイミングを計って、メインの「島原・雲仙スーパーポークのグリエ、ラヴィゴットソース」が登場。
卵と野菜のピクルスを砕いて作ったと思しき、酸味の有る彩り美しいソースをかけて食べるポークは絶品です!(段々表現が料理の鉄人じみて来たな…)
付け添えはベーコンとジャガイモのソテー、長崎はジャガイモの産地なので、ふんだんに使用してる感じ。
他にはニンジン、トマトも名物だと聞いた、野菜に果物、豚肉に魚も美味い、長崎は食に恵まれてますな。



↑メインを食べ終えた後、再びタイミングを計った様に、デザートが運ばれて来た。
デ・アドミラルや吉翠亭もそうだけど、観察してる素振りを客に一欠けらも見せず、絶妙なタイミングで料理を運んで来る店員さんの技術に舌を巻く。
デザートはヨーグルトシャーベットとキャラメルアイスクリームでした。
ホワイトフェアリーとブラウンレディが1枚の皿を舞台にしての競演(そこ笑わないで、書いてて自分も恥ずかしいんだから)、毎度盛り付け方が綺麗だ。
皿は勿論冷たく冷やしてあったし。
温かい物は温かい内に、冷たい物は冷たい内に、レストランサービスの基本だけど、ちゃんと守ってる店は気持ち良いもの。
今回も寄った中で最も感動したレストランはここでした。
次回も是非利用したいです。



↑ミルクティーを2杯飲んで、寛ぎのランチタイムを終了。
私が食べた通常1,500円のランチコースはこちら。(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/world/000449.html)
更に詳しい事を知りたい方は、まったりさんのブログを御参考にされて下さい。
愛犬と一緒に食事を取れる事も店の特徴。(※但しペット同伴での利用はランチのみ)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/htbblog/2011/07/01/1170.html)

    

階段を下りて港町へ戻る、パレス参道へと続く紫陽花は、見頃と呼ぶにはまだ早かったけど、赤青紫と綺麗だった。
地植えの紫陽花が咲いてるのはホテル・ヨーロッパ~フォレストパーク下の道、それとキンデルダイク対岸のブルーケレン~ニュースタッドへ続く道、この2本が特に密集してて綺麗なのです。

                   

                   ↑雨に最も映える花、紫陽花。
          あたかも雨上がりに出現する虹の如く、梅雨の鬱陶しさを晴らすグラデーション。

    

↑更に今年はパレス・ハウステンボス参道両脇に、45種類約6,500株の紫陽花ロードが誕生しました。
流石にもう見頃過ぎちゃったろうけど。(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/earlysummer2011/)
想像して下さい、木洩れ日の下、200m続く坂の両脇を埋める紫陽花を…正に虹の橋が2本架けられてる様に艶やかな眺めだったろうなぁ。
虹の橋に導かれて上ると目の前には宮殿が現れるという童話的な演出ですよ。
パレス参道に紫陽花が咲き続くのは恒例なんだけど、今年は特に規模が大きかった。
H.I.Sが入って色々と派手になって行きます。

                   

訪れた日に丁度紫陽花ロード造りを行っていて、大鉢と様々な種類の紫陽花が道を埋め尽くし、さながら紫陽花見本市の様相を呈しておりました。
しかし紫陽花って昔に較べると随分色が増えたなぁと。
私が子供だった頃は青と赤の2カラーが基本って感じだったのに(稀に白を目にした)、今や赤に青に紫に黄に白に桃に緑に…と、本当に虹の七色に近付いて来ている。
一時は西洋紫陽花ばかりだった花の形も、日本風のこじんまりした物が戻って来たなと。
携帯が多彩に展開する現代だもの、かつて米国オバマ大統領もチェンジを強く訴えた事だし、花も多彩に変化して行かねばならんようです。



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幾千の海と幾万の薔薇10

2011年07月05日 21時37分59秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
ってな訳で本日2度目の更新。
「逃走中」…何時も思うんだが、ハウステンボスでロケした事を言って欲しい。
これはフィクションでーす♪って、いや確かに番組の内容はフィクションで、実際のハウステンボスはあんな怪しい所じゃないけどっつか、名探偵コナンに続いて何故か風車に隠されるのだった。

番組の件はさて置き、七夕が近いという事で商店街に短冊が吊るされた笹が飾られるようになりました。
今一商業に結び付け難いという理由で、一時は廃れる事を心配されてた行事っすが、ここ数年復興しつつあるような。
ハウステンボスでも七夕シーズン限定のイベントを開催中。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/earlysummer2011/index.html#tanabata)
七夕期間限定、星をイメージしたメニューが可愛いvどうせなら旧七夕の8/7迄引っ張ればと思う。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/001156.html)

宣伝し終えたところで前回の続き、今週は比較的余裕有るんで、レポをさくさく進められそうです。



サニー号を降りて昼食を食べに行く途中、ポルセレインミュージアム前で有田焼のセールをやっているのを見つけ、寄ってく事にした。
お椀・湯呑み・マグカップ・一輪挿し等が1,000円~(↑)、ハウステンボスが在る県は長崎だけど、地図で見ると佐賀と長崎の中間位に位置してる。
そういう理由からか佐賀の工芸・名産品等も売ってます。

そしてポルセレインミュージアムは名前の通り磁器の博物館。
諸事情により暫く休館中だったのですが、ラブコールを受けて最近復活致しましてな。
まだ昼食時間には間が有った為、中に入る事にしました。

【第1室:輸出時代の伊万里】

「有田は、1659年にVOC(オランダ連合東インド会社)から大量注文を受けて以来、ヨーロッパをはじめとする各地から期待された磁器生産地であり、17世紀後半から18世紀初めにかけては、磁器輸出が最も盛んに行われた時期でした。
 この時期には、柿右衛門様式と古伊万里様式の製品が輸出の花形的存在と言えます。
 柿右衛門様式は、1670年頃に様式が確立され、東洋的雰囲気を持つ作風は、ヨーロッパの人々を魅了しました。
 元禄時代(1688~1703)前後には、新しい色絵の染錦手を中心とする古伊万里様式が柿右衛門様式にとってかわり、当時ヨーロッパで一世を風靡していたバロック文化に受容されて流行しました。」

母親は器好きで特に有田焼の愛好家なんすが、自分はぶっちゃけ器には興味薄かったりします。
そんななんでこの館に入るまでは陶器と磁器の違いも明確に解らなかった。(汗)
説明によると陶土で形作り、釉薬をかけて低い温度で焼いた物が陶器、磁器に比べ焼締りが弱く、吸水性が有って不透明。
磁器用土で形作り、釉薬をかけて1,300度位の高温で焼いた物が磁器、吸水性が殆ど無く、素地がガラス化していて半透明。
土も違えば焼く温度も違うと。
自分の中の判断基準は重さだったり…持ってみると磁器はやたら重いから。

柿右衛門様式ってのは有田の陶芸家「酒井田柿右衛門」が確立し、以後代々その子孫が継承してる焼物の様式、花鳥図を鮮やかな暖色系の色彩で描いてるのが特徴。
ちなみに当代は第14代でご健在(だよねぇ?)、その作品はハウステンボスのパサージュ内、柿右衛門ギャラリーで鑑賞できる。
ハウステンボス限定、チューリップを描いた大皿なんて、お土産に買ってったら泣いて喜ばれる事間違い無!(家宝物(果報者)だよ…)



↑第1室、輸出時代の伊万里を収集したコーナーに入ると、先ずこの磁器のシャンデリアに目を奪われる。
マイセン作だったか?日本や中国の磁器から色濃く影響を受けてる事が解る。
硝子の様に繊細な花の細工、透ける様な薄い色付け方が素晴しい。
日本では主に器にして用立てる事が多い焼物だけど、向うではインテリア扱いな点に異文化を感じさせる。
浮世絵や現代の漫画やアニメやフィギュアといった物も、外国の方がむしろ価値を認めて蒐集してるからなぁ。
反面、日本は自国の文化にあまり価値を認めず、外国からの評価を受けて再認識する場合が多い。
日本の工芸美術品は外国の博物館・美術館で多く所蔵されているというのを聞く度、勿体無いなぁと感じてしまうのです。



「輸出された器もバラエティに富み、食器類の他に人物や動物を形取った置物、ヨーロッパの金属製コーヒーポットやガラス瓶から形取ったもの、観賞用の壷と瓶のセット(ガーニチャー)など様々な種類の磁器が作り出されました。」



↑外国人による陶磁器の美術品扱いを圧倒的に感じさせるのが、この磁器の間。

「この部屋は、ドイツ・ベルリンに現存するシャルロッテンブルグ宮殿の「磁器の間」を再現しています。
 1706年に完成したこの部屋は、中国磁器、伊万里(有田焼)それに若干のデルフト陶器で構成されていますが、ここハウステンボスでは器形・文様に至るまで忠実に写した現代の有田焼約3,000点で再現しています。
 18世紀初頭まで磁器を作る技術が無かったヨーロッパでは、東洋の磁器が大変珍重されていました。
 オランダ東インド会社により長い航海を経て運ばれてくる中国や日本の磁器は、食器としてだけではなくインテリアとしても愛好されました。
 磁器による室内装飾は、オランダを中心として始まり、ヨーロッパ各地へ広まりましたが、特にドイツなどでこのような磁器の間として発達しました。
 壁面に白磁の観音像や布袋、丼を被った中国人像が置かれ、壁の下方には中国の美人図を描いたパネルが嵌められるなど、シノアズリー(中国趣味)の流行を窺わせる飾り付けになっています。
 バロック様式の室内にシノアズリーを採り入れ、磁器による装飾がより効果的に演出されています。」

この磁器の間こそ館のメインコーナー!
ここを鑑賞できるだけでも、入館料払って良かったなと思えますよ。(とくとくチケット対象施設です)
元の間を造った初代プロシア王フリードリッヒⅠ世(その妻ゾフィー・シャルロッテが東洋の磁器をこよなく愛してたらしい)も凄いけどさ、器形・文様まで忠実に写した現代の有田焼約3,000点でもって再現したハウステンボスも凄いよ。(金メチャクチャかかったろうな~)
更に鏡張りにして反射させる事により、壁を埋める磁器と黄金色の煌きが無限に続いてる様に見えるのです。
有難い事に(ハウステンボス所蔵の為か)撮影OKなので、入館の際は是非記念にお撮り下さい。



↑ちなみに天井画も負けず劣らず芸術的、まるで聖堂の宗教画みたい。

「天井画は八頭立ての戦車に乗った曙の女神エオスが中心に描かれ、その周囲にヘリオス(太陽神)、セレネ(月の女神)、クロノス(農業神)等が配されています。」

館の為にわざわざ描いて貰ったとの事、徹底具合に感心してしまう。

第2室…は残念ながら展示品が無くなってた。
以前は伊万里最盛期と言われる元禄期の作品80点を展示してたと記憶してるのですが。
一部はパレス美術館の方で展示してるのを時折見受ける。

伊万里焼は佐賀県有田地方で産する磁器の総称、伊万里港から積み出された事が名称の由来だそうな。
ウィキによると「有田焼」とは佐賀県有田町で生産される磁器を指し、「伊万里焼」は三川内焼や波佐見焼を含め備前磁器全般を指すという考え方も有る――「伊万里」の名の方が外国で高評価受けてるから、ちゃっかり含めちゃえ~という考えが読めなくもない。(笑)
ちなみに三川内焼・波佐見焼こそ長崎で生産される陶磁器で、ハウステンボスでもビネンスタッド地区、ホーランドハウスや島等で扱ってるもよう。
白磁に藍で絵付けするのが特徴で、評価としては有田焼より低く見られてる。
その分安価で売られてるから手に入り易いです。
「古伊万里」とは伊万里焼の初期の物、江戸期の柿右衛門作品を指す場合が多いよう。

個人的には香蘭社(佐賀県有田町に本社・工場を置く世界的に有名な磁器メーカー)作の磁器が好き。
ハウステンボスでも商品を並べてる。
昔買ったチューリップカップ(頁下の写真)、未だ大事に仕舞ったまま使ってない。(意味無い)

    

【第3室:幕末明治の伊万里】

「18世紀中頃になると、オランダ東インド会社の日本からの公式輸出が止まり、中国窯業の復興とヨーロッパにおいて磁器生産が盛んになった事も影響して、伊万里は世界の桧舞台から暫く影を潜めました。
 しかし、文久2年(1862)ロンドンで開催された万国博覧会において、駐日総領事オールコックによる伊万里を含む日本の美術工芸品の紹介を始めとして、世界各国で開催された万国博覧会に伊万里が出品され、脚光を浴びるようになりました。
 明治時代に入ると、技術革新や原材料の改良などにより、以前よりも大きく鮮やかな色彩の文様に彩られた磁器が多く作られるようになり、伊万里は再び海外で高い評価を受けるとともに盛んに輸出されるようになりました。」

人の身長程も有る大きな花瓶(?)が並んだコーナー。
第3室を最後にUターンし、出入口に戻って外に出た。



↑美術鑑賞後は港町の花屋「キューケンホフ」によって花観賞。
ここの店前にも綺麗な薔薇の鉢植えが沢山並んでました。



↑お昼はフォレストパークのトロティネで取る事を決めてたのだけど、まだ開店まで間が有った為その周囲のフォレストガーデンを散歩する事に。

                   

              湖畔のレストラン前に広がる絵画の様な風景、フォレストガーデン。

    

記念撮影するお客の為に、湖の前には赤い薔薇と共に、ベンチが並べてあった。
非常に人気の高い撮影場所で、ひっきりなく人が来て、しかも長時間居座る。
この2枚の写真は実は昼食後、人が退いたのを見て、素早く撮った物だったり。
セッティングしたスタッフは甲斐が有ったと、さぞ喜んでる事でしょう。

    

トロティネ前のガーデンには主に香り高い薔薇を植えてるとの事。
薔薇以外にも、ホタルブクロ等の可憐な小花が、繁みの中、顔を覗かせてる。

    

通り道を塞ぐ様に咲き乱れる初夏の花。

    

極力踏まないよう気を付けながら、湖岸の細い路を歩いて行くと、湖の中の島に架かる橋が見える。

    

ウェルネスセンタープール近くには、シェフズ・ガーデンと呼ばれる畑が広がる。
先代のローランシェフがこよなく愛してた、ハーブや野菜を植えてる畑。
ローランシェフが居なくなっても大事にしてある様で嬉しい。
右写真はベルガモット、左写真はアーティーチョーク。

                   

                   ↑カボチャの花も咲いていた。

ここの畑で収穫した野菜やハーブはトロティネ等で使われるそうな。
だから大事にしなければならない、でないと自分が場内レストランで、それを食べる破目になるかもしれず。(汗)



↑橋を渡り、島からフォレストガーデンと、ウェルネスセンターを眺める。
折り良く鴨が横並びで湖面を滑って行った。
高台の森に隠された地区の為、場内で最も静けさが守られている(筈)。
水鳥達にとっても過し易い場所なのです。
そういやウェルネスセンターのプール、今夏は営業しないんだってね~、どうせ夏行けないけど残念だ~。
あれだけ贅沢で洒落たプールは国内でも珍しいと思うので残して欲しいのだけど…。
それとも温泉でも掘って大浴場にしようって計画が密かに立ち上がってるんだろうか?

    

以前ほどではないけど、フォレストヴィラコテージの周囲にも、花は咲いております。
百合や、右写真の花は…何だろね?
訪れた時は丁度満開、遠目で観ると、枝に雪が降り積もっている様だった。



↑ホテル・アムステルダム同様、フォレストヴィラも改装工事をしとりました。
禁煙デラックスルームが誕生したそうな、機会が有ったら泊ってみたい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/fv/)
ちなみにホテル・アムステルダムの方は、改装してこんな風な部屋になりました。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/stay/am/lar.html)
正直こちらに関しては元のまんまのデザインの方が好みだ。
ローラアシュレイってブランド、そんなに人気高いのかね?
どっちも7/15~宿泊可能らしい。





※「」内の文章はポルセレイン・ミュージアム内の説明文から引用しました。
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幾千の海と幾万の薔薇9

2011年07月03日 18時42分55秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
本日7/3はナミさんの誕生日。
ナミさん、ハッピバースデ~~~~♪♪
オレンジ選べれば良いんだけど、無いんで取敢えずの祝い赤文字。

さて前回の続きの今回は、予告通り2度目のサニー号乗船編。
誕生日だってのに通常と変り映えしない更新で御免、ナミさん。(汗)
でも実はひっそり7/3を迎えると同時にブログの1ヶ所を変えてたり。
だからどーなんだって変更箇所だけど。(汗)
今年自分の祝い方としては、7月は投稿作品に集中し、8月連載の続きを書くって事で。(なんだ何時もと変らんじゃん)
遅くとも8月頭迄にはこの初夏レポ終らせんと。(汗)

決意したところで↓から今度こそレポの続きです。



返却時間の10時が近付いたので、フィッツ港町店へ自転車を返しに。
「夕方になったらまた借りに来まーす!」と店員さんに告げた後、2度目のサニー号クルーズを体験しに行きました。
午前10時~の1便なら、乗ってる人少なかろうと狙ったのだけど、予想したより人は居た。
昨日の午後に乗った時とは違い、大きなカメラ抱えた、明らかに撮影目的のお兄ちゃんが多かったです。
考える事は皆同じ、午後は団体客、家族連れが多いから。
長崎佐世保の端っこに有るハウステンボスは、遠方から来る客が多い為か、平日と休祝日とで来場客数にかなり差が有る。
客が増えるのは金曜遅くから、減るのは月曜午後から、な点を見るに、1泊2日か2泊三日で帰る人が多いんでしょう。
長期休みシーズンにぶつかってない限り、火曜夜~木曜なんてガランガランですよ。
だから場内の店も水木にお休みを取るとこが多い。
他の客に邪魔されずサニー号を撮影したいなら、オフシーズンの水曜か木曜を狙えば良い。
但し悲しいくらい場内に活気は無い、賑やかなのが好きな人には耐えられんだろうな~と思う。
かえって落ち着いて過せて良いじゃん♪と思える貴方はハウステンボス通になれる素質有。(笑)
場内ホテルライフを満喫するなら、むしろ水曜木曜は狙い目だったり。

で、この日は木曜だったんだけど、予想してたよりは人が居た。
侮り難し、ワンピースファン。
土日なんか便によっては定員オーバーで乗れない人も出るらしいっすよ。
夏休みに乗りに行く積りの人は気を付けた方が良いかも。

漫画から飛び出して現実の海面に姿を映すサニー号は感慨深い。(↑)
昨日と同様、受付で乗船券を買い、いざ乗り込め。



↑2日目の空は時折晴れ間が覗いたり、そうかと思えば俄かに曇ったり、不安定だった。

1日目は曇っていたので船内ばっか撮影してた。
今回は一応晴れてたので、甲板に出て撮影する事に。

    

船室を出て中央甲板へ出るとゾロが居た。
謎の笑顔でガッツポーズです。

アニメでもそろそろ2年後編に差し掛かりそうだけど、こういうイベントでのキャラデザは何時変更するのだろう?――ふと疑問を持った。
アニメの事だからルフィや他クルー達の修行エピソード入れて引き延ばす気がするけど、それでも来年の春迄には恐らく変更するだろうしねぇ。
アニメでキャラデザ変更したら、イベントでのこういう立像も、変更せねばいかんだろうけど、

A)変更する
B)変更しない

ハウステンボスはどちらを取るか、どう予想します貴方??(笑)

さながら「大山ドラ」から「わさびドラ」へのチェンジを思い出させる大問題。
想像する度に不安と期待で胸がドキドキしちゃうのです。(笑)
「大山ドラ」から「わさびドラ」へのチェンジは見事だった、或る日を境にCMまで声替えちゃうんだもの。
それでも私の中でドラえもんの声は未だに大山さんです。

話を戻して。(汗)

右写真はブランコ、ちゃんと造ってくれた事に、ちょっと感動。
しかし安全の為に固定されてるのは残念だった。
いやマジで揺ら揺らさせちゃったら、混雑時お客を蹴り飛ばす等の惨事が予想出来るもんな。(汗)
仕方ない措置とはいえ子供はがっかりするんじゃ…と見てたら、喜んで座って親に写真撮って貰ってました。
心中ではガッカリしてるかもしれんけど、現実を知るのも大人になる為の勉強だ。(偉そう)
市販の魔法ステッキは振回しても変身しない。
市販の変身ベルトは光って回るが変身しない。
君のパパもママも昔通った道だから、名付けてガッカリ・アダルト・ロード、名付けなくてもいいか別に。



再び話を戻して(汗)、↑は中央甲板の俯瞰写真。
カメラ小僧達が熱心に写真を撮ってるのが見え…ってそこに注目して欲しいんじゃなく。(汗)
見ての通りゾロの立ち位置はブランコの対角線上。

    

そして中央甲板より上、後ろ甲板にはナミさん、ブルックさんが立っています。
蜜柑の木は産地を印象付ける為にも本物を植えて欲しかった(と無理を言う)。
いやでもそうしたらエコパーク、ハウステンボスらしい拘りに思えません?
「実を付けるまでお待ち下さい」って立て札出しといて、生ったら船内の売店で「ベルメールさんの蜜柑」とか言って売るとか。(笑)
中央甲板の芝生と木も本物にしてくれれば嬉しかったっつか、せめて人工芝を敷くわけにはいかんのでしょうか?
客が蹴つまづいて危ないか。

           

            ↑お待たせしました!今月の主役、ナミさんです!!
              ニコニコ笑顔で誰に手を振ってるのでしょう?
                可愛い顔に造って貰えて嬉しいv

ナミさんもロビンちゃんもウエストが羨ましいくらい細い。
通り過ぎる女性客の多くが羨望の眼差しでウエストを撫でてくのが印象的だった。(笑)
通り過ぎる男性客の多くが欲望の眼差しでバストを撫でてったかは、現場を押さえてない為謎。

                    

                    ↑「ビックリしましたァ~~~!!!」と叫んでそうな、
                    ブルックさんの見ているこっちがビックリするお顔。

ナミさん、ゾロ、ブルックさんは、ロビンちゃん同様、何も喋ってくれず、ちと残念。
声優さんの都合が付かなかったとか?

しつこく脱線して申し訳無いけど(汗)、こっちでも夏休みが近付いてか、ハウステンボスのCMが流れるようになりました。
今日なんか噂の東京マガジンの時間帯に頻繁に流れてたよ。
あの番組のスポンサー、H.I.Sなんだろうか?
公式サイトでCM観られるとはいえ、やっぱ大画面で観たいからさ~。
ワンピと夏イベントと、2種類のバージョンを流してるもようです。



↑ナミさんの立ち位置から甲板を眺めてみた。
形の良いヒップしてますね…。(何処に注目してるんだ)



↑お次は前甲板に移動しましょう。

    

前甲板に有る操縦席、主にちびっ子に大人気で、席取が激しい。
得意顔で舵輪やソルジャードックシステムを回転、レバーも前後にシフトできる。



↑実際に操縦してる人はこちらに――いやいや!「中に人など居ない!!」
「居るじゃねーか」ってツッコミは無でお願いします。

                

            フランキー「コーラエネルギー、スーパー充填完了だぜ!!」
            ルフィ  「よぅし!!出航だァーーー!!!!」

とか何とか船長と船大工が会話するのを合図に船は動き出す。
更に船長はガオン砲を発射する時も叫ぶんだけど、何て言ってるかは聴き取れなかった。
ガオン砲は帰港間際に発射するんすが、前にも書いた通り乗船してると、上手く観られない。
ホテル・アムステルダムの海側の部屋から眺めるか、或いは7月オープン予定の、ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボスの、海側の部屋から眺められるかも。
ホテル・ヨーロッパの海側の部屋からはどうだろうかね?
位置的に新ホテルから観るのが1番か。
てか港から撮影すれば良いだけの話か。
ガオン砲発射時、ちゃんと口が開くのに感動してしまった、ルフィの様に目をキラキラ輝かせて。
後で写真上げまする。

                      

                      ↑やはり1番前に立ってるのが絵になる漢。

    

あっという間の20分クルーズ、撮影しつつ景色を楽しむには、全然時間足りない。

「んナミさーん!!明日も来るよー!!」

というわけでナミさんに3度目の乗船を誓って船を降りたのでした。







毎度今年も開催中のナミ誕企画部屋様にリンクさせて頂きました。
リンクさせて頂いた以上に数年越しの企画様も御座いますが、プレッシャーかけちゃうかな~~と思い、様子見させて頂きまする。
てか今年はこのブログも特には作品上げる予定無いし、繋げていいものかむしろ悩むところだけど、繋ぐ御無礼どうかお許し下さい。(汗)
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幾千の海と幾万の薔薇8

2011年07月02日 22時06分43秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
今日、巣鴨地蔵通り商店街へ遊びに行ったら、四の日でもないのに縁日をやっていた。
貼ってあったチラシによると、7/2~7/4まで朝顔市を催すんだそうな。
通称「とげぬき地蔵」を祀る高岩寺前には、朝顔の鉢植えがズラリ、良いねえ。

    

しかし朝顔なので昼には花が萎む。
近付いて写真撮ってたら、店員さんから「あまりアップで撮ると、萎んでるのがバレちゃうから、遠目で撮ってね♪」と、笑って助言されてしまった。
確かにほぼ萎んでおりました。(朝早起きして来るべきだった…)
花の命は短くて…それでも奇跡的に咲き残ってた朝顔を撮影。
と或る怪談のせいで恐いイメージを抱いてる花だが、その妖しさ儚さ故に好きだったりする。
子供の頃、押し花にした人は多かろう、観察日記を付けてた人も多かろう。
私もその1人だが、早起きが(昔から)苦手な性質だったもんで、日記つけようとした時には萎んでた。
そんな苦い思い出が有っても、私は朝顔が大好きです。

どーでもいい告白はさて置き、前回の続きです。
今回は諸事情により短めとさせて頂きやす。



2日目の朝は5時に起きた。
普段は早起き苦手だが、旅の間は何故か早起き。
有り勝ち、有り勝ち。
しかし曇ってたんで、散歩は諦め、8時近くまで2度寝。



↑8時に朝食会場であるアクールベールへ向った。
ところで細かい事だが、以前ここはア・クール・ヴェールって呼んでたと記憶してる。
今でも正式にはそう呼ぶんだろうけど、表記を変えた理由は客が呼び易いようにだろうな。
けど自分の場合、長い事「ア・クール・ヴェール」って記事に書いてたもんで、もう癖になってるんだな。
だから今後もア・クール・ヴェールとアクールベールが入り混じるかと思われ、しかし同じ店である事をどうかお察し下さい。(汗)

なんかミンキーモモの生れ故郷はフェナリナーサかフィナリナーサか、初期はファンの間でもめてた事を唐突に思い出した。(今MX局で土曜朝7:30~再放送してるもんで)
原案者の首藤氏は「フェナリナーサが正しい。フィナリナーサはモモ役の小山さんによる名古屋弁呼び」なんて言い訳してたが、実際は「構想を温めてた時はフィナリナーサと書いてたので、それが初期脚本中偶に混じってた」と後に語っておられた。
小山さん、濡れ衣。(笑)
その首藤氏も、今は惜しまれつつ故人。(涙)
ちなみにモモを演じたベテラン小山さんは、他にアラレちゃんや名探偵コナンのベルモット役、朝日のニュース番組ナレーションをやってらっしゃる。
子供から大人まで、七色の声を持つ声優さんで尊敬している。

話が大きく脱線しちまって済みませぬ。(汗)

会場は↑の写真の様に薔薇で飾られ綺麗だった。
ホテル・ヨーロッパみたいに生花じゃないけど優雅で華麗。
ホテルの方の忠告のおかげで、修学旅行のグループとバッティングせずに済んだ。
しかし同じく修学旅行グループを避けて、他のお客さん達がどっと来た。
平日だというのに賑やか、結果的にはあんま変らんような。(笑)
案内された席は中央席、テーブル間が広く取られてるので、煩わしくは感じない。

    

ここでの食事はバイキング、毎度同じ物ばっか選んでるけど(良いんだ、好きな物を選ぶのがバイキングだもの)、最初に長崎蜜柑ジュースとサラダを取りに。
蜜柑好きな自分にとって、蜜柑の名産地長崎は天国。
特に冬はほんまもんの蜜柑がゴロゴロ出されるので嬉しい。

    

パンはヴィエノワ・ブランと言うホワイトチョコ味のプチパン(左)と、アオサ海苔が練りこんである物(右)を選んだ。
アオサパンはフランスパンみたいな外側パリパリ食感で、ほんのりしょっぱい。
ヴィエノワ・ブランはフワフワで確かに甘いホワイトチョコ味。
どちらもとっても美味しいv

スープは数種の野菜とベーコンを煮込んだ物、栄養にも良さ気だ。
味噌汁も好きなんだけど、やっぱパンにはスープだろと。
で、ハウステンボスホテルズのパンはメチャ美味しい為、御飯よりパンを選んでしまう。
よって味噌汁ではなくスープを選ぶ事が多いのです。

    

おかずは焼ウィンナー、豆のトマト煮、スクランブルエッグ、フライドポテト、きんぴら、近海魚の南蛮酢漬け、厚揚げの煮物を選び、1枚の皿上に盛った。
少しでも前回と違いを出そうとしつつ、好きな物を選んでしまう、葛藤が見える様ですな。(笑)

プレーンヨーグルトに瑞々しいグレープフルーツを添えて。

    

食後は何時もの如くミルクティーで〆ました。
用意された牛乳をたっぷり注いで飲む紅茶は美味しい。

食べ終えてフロントより1段高い所に有るセカンドロビー(勝手な呼び名)に移動。
フカフカなクッションが敷いてある、ゆったり豪華なソファで地方新聞を読む至福。
ホークスの交流戦連勝が一面に載ってるのに九州を感じた。(笑)

それと自分が帰った後から始まる(残念)第2弾闇ツアーの写真付き紹介記事が載ってた。

                     「奇跡の石奪い返せ」

佐世保市のハウステンボス(HTB)で4日から、期間限定の探検ツアーアトラクション「闇と光の王国 空中編~エイリアンの宇宙船~」が始まる。

――省略――

kiraraの地下と2階を活用、約400mのコースを設定した。
ツアーは場内に隠された宇宙船を見付け、地球滅亡を狙うエイリアンから奇跡の石を奪い返す、という設定。
調査隊は杖を手にして真っ暗なエリアを――

すっかり水曜スペシャルしてます。(笑)
そして遂に宇宙人現るですよ。(笑)(グレイ?)
こうなると第3弾は未来人が登場すると読んだ。
謎の地下トンネルや宇宙船が隠されてるとは流石ハウステンボス、奥の深いテーマパークです。(真面目に取らんように)

私が体験したのは第1弾だけど楽しかったです。
子供の頃、川口浩探検隊に憧れた人は、絶対お勧めですよ。
ラストはアブダクション(誘拐)オチっすか?(笑)
(7/10迄→http://www.huistenbosch.co.jp/event/earlysummer2011/light_and_dark.html)
katzeさんのブログに体験記が上がってたので御参考にされて下さい。

そういやサニー号、今日から運航再開だそうです。
ナミさんの誕生日に合せ、明日は2度目のサニー号乗船編!…の予定。(汗)



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幾千の海と幾万の薔薇7

2011年06月30日 18時46分20秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
予定は未定と言ったけど、6月終りの日を迎えるってのに、未だ1日目のレポ書いてます。(汗)
つっても長らくこのブログをお読み下さってる方なら、この体たらくは既に予想済みの想定内だった事でしょう。
というわけで7月もこのままハウステンボス初夏レポを続けさせて頂きます。
自分にとって「ナミ誕」という、大事な年間イベントが有るといえ、初夏レポを夏中に書き上げなきゃ秋(飽き)が来てしまう。
元より奇数月は仕事が特に忙しいので…連載の続きは8月になるでしょう。
期待して下さった方には御免なさい。
その分7月は毎年お世話になってる企画様の所に投稿させて頂こうと。

でもまーこれからの初夏レポの内容考えると、ナミ誕企画の内に入れられなくもない。
なんて無理矢理かましつつ、前回の続きで御座います。(汗)



良い子のみんなー♪
6/21は何の日か知ってるかなー?
はーい♪そうだね~~♪
6/21は世界中で大人気のミッフィーのお誕生日だよ~~~♪

てなわけでハウステンボスでは、ビネンスタッドに有る↑ミッフィーショップ「ナインチェ」を中心に、6月中はお誕生イベントを催しておりました。
6/19にはミッフィーの顔を描いたケーキ(食べ難い…)を販売したりな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/htbblog/2011/06/20/1149.html)
ミッフィーはオランダ人のデザイナー、ディック・ブルーナが生出したキャラ。
オランダの街をモデルに造ったハウステンボスとも縁が深い。(か?)
ちなみに「ミッフィー」と言う名前は英語呼び、オランダでの呼び名は「ナインチェ・プラウス」だそうな。
だからハウステンボス場内に有るミッフィーショップは、「ナインチェ」と言う店名なのです。



↑こちらはそのナインチェ内に有る、小児用のミッフィーコーナー。
ミッフィーのお家をイメージした室内遊び場、無料で安全に遊ばせる事が出来ると、子供連れのお客さんから人気が高いのです。
シーソー等の遊具が置いてあるのが見えますね。



↑ナインチェではミッフィーマンス中、期間限定の土産を販売、ミッフィーフェイスのプリザーブドフラワーとか。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/htbblog/2011/05/26/1114.html)



↑大きなミッフィーフェイスクッキーとか。
但しこれは見本で、実物はここまででかくない。(周りを縁取るミッフィー顔折り紙が地味に可愛い)



↑実物はこっち、見本の1/4位のサイズだったか、うさこ型ケースと共に買って来た。
見事に耳が割れた。(悲)
顔が割れなかっただけマシだけど、やっぱクッキーは遠方客に適さんわ。(汗)
ミッフィー大好きな母に両方共プレゼント、割れてても喜んで貰えたです。
うさこ型ケースは、写ってないけど真ん丸尻尾でジッパー開ける様になってて、メチャ愛くるしいのですv
あまり縫ぐるみには興味無い自分だけど、一目見て気に入り買ってしまった。
弟も母に負けず劣らず縫ぐるみ好きで、現在は何故か奴の所有物になってしまっている。

買い物はまだまだ続く。



↑これはマルシェ・ド・パラディ内、ラフレシールで買ったキャラメルチーズケーキ。
最早紹介要らんくらいしつこく上げてますが(汗)、キャラメルブームの昨今でもこの味はなかなか無い。

    

↑チーズよりキャラメルの味が強い、レアタイプのチーズケーキ。
チーズケーキが苦手な人でもこれは多分大丈夫。
試しに身近なチーズケーキ嫌いの人に、「生キャラメルケーキだよv」と勧めて貰いたい、チーズケーキとは気付かず、美味しく平らげて下さるだろうから。
何も騙して食べさせる必要は無いけど(汗)、甘苦いキャラメルの味、夏は冷凍庫で冷やして置き、アイスケーキとして食べてもグッド。
問題は持って帰れない点…クール宅急便で送らんと、ドロンドロンに溶けます。(汗)
もし真夏に買い、半日かけ持ち帰ったら、開けてビックリ玉手箱、原型留めてません。(汗)
しかし「ハウステンボスを代表する菓子」を訊かれたら、私はこれを推す。

    

↑これは同じくマルシェ・ド・パラディ内に有る、タンテ・アニーの新作「夏みかんフレッシュチーズケーキ」。
箱に小っちゃく夏みかんシールが貼ってあるのに御注目下さい。
かつてはハウステンボスを代表する菓子ったら、アニーおばさんのチーズケーキだった。
今でもハウステンボス=アニーおばさんのチーズケーキと認識してる人は数多い。(エグザイルの某さんとか)
根強い人気を誇る長崎出身の名店で御座います。
今回お店に寄ったらめっきり商品が減ってて残念だった。
何?震災の影響??(汗)
ショコラーデ・バナーネンとか、チョコ味や紅茶味のマドレーヌ、色とりどりのクッキー等々、チーズケーキ以外のお菓子も美味しくて大好きだったのに…。
1番好きだったのは「カースコペア」と言う、レーズン入りクリームチーズ饅頭、長崎展で出店してた際、何故販売止めたのか伺ったら、「作って3日しか保たないから」だそうな。
それなら仕方ないけど、クッキー類は販売続けて欲しいな~。
隣店舗がヘクセンハウスと言うクッキー&バームクーヘン専門店なので、競合を避ける意味から販売止めたのかは知らんけど、チーズケーキに絞らず多彩な菓子を販売して貰いたいぞっと。
ここの菓子は職場で人気が高い為、個別包装した菓子を主に増やして欲しい。
で、夏みかんフレッシュチーズケーキだけど、夏に相応しい爽やかな蜜柑の香りがして美味しかった。
レアチーズケーキ好きには、キャラメルよりもこっちを気に入るかと。
値段の割りにサイズが小さ目なのがちょい残念、しかし食べ切りサイズとして考えると丁度良い。



↑暑くて喉が渇いた為、マルシェ・ド・パラディ内のワイン専門店、ディオニソスでワインを1杯飲んだ。
甘口スパークリングワイン、モスカート・ベラ…甘党ですいません。
窓際のテーブル席で、ワインを1杯からお安く頂けるのが嬉しい。
自動販売機でジュースとか買うくらいなら、こういう店で飲んだ方がリゾート気分満喫できるって事で、毎回必ず寄っている。
試飲もさせて貰えるし、渇いた体のレスキュー(違う)、飲みたくなったらここに寄れ。

                   

                   ↑買い物してる間に日が暮れて、外灯が点り出した。
                    ハウステンボスの街に合う、暖かな橙色の灯火。
                      運河の両岸に咲き続く薔薇のカーテン。
                       夕陽が雲を染めて空までも薔薇色。


夏至が近かったので、日が落ちたのは19時過ぎだった。
街に灯りが点り出したのも、18時過ぎてたと思う。
日の長さをしみじみ感じた、九州は東京より日が落ちるのが遅いし。

19時頃トワイライトパレードがアレキサンダー広場を目指し出発。
パレードのフロートには、ステージに出演するメンバーが乗っており、宣伝しながら場内を廻るのです。



↑19:40~アレキサンダー広場ステージでフラメンコショーを観た。
本場スペインより、4人組のプロダンサーが登場。
カスタネットを叩き、足踏み鳴らして踊る様は迫力だった。
ダン!!ダン!!ズダダダン!!と、ステージまで楽器にしてる感じ。
フラメンコってタップダンスでもあるのだな~と。
最初は男性、女性、代わる代わる1人ずつ踊り、次に男女が組になって踊るという。
最後、スカーフを使ってのダンスが艶やかだった、流石情熱の国スペイン!

20時になってミュージアムスタッドに移動し、スリラー・ファンタジー・ミュージアム・イルミネーションを観た。
何時の間にか20:00~20:30の毎時00分、30分に回数減ってた。(笑)(金土祝前日は~21:30)
その方が他ステージイベントの邪魔にならなくて良いと思うけどね、かなり音楽が賑やかなんで。
ちなみに7/16~新バージョンに変るらしい。
個人的には最初のスリラーと、最後のゴーストバスターズだけは変えないで欲しいなと。
あの始まりと終りの音楽は盛上る。

    

↑再びアレキサンダー広場ステージに戻り、20:20~スプラッシュドリームを観た。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/suisei/)
ハウステンボスで大人気のミュージカルショーっすが、自分は観るの初めて。
評判通り華やかで元気になれるミュージカルでした。
カンカンダンスが特に凄い、トランポリンでも使ってるのかってくらい、高く跳ねるし!
あの跳ねっぷりは観なくちゃ損だわ。

ミュージカルを観るのは初めてでもプレ・ステージは以前観た事有る。
夜遅くステージに残っての稽古風景に、プロフェッショナルを感じた。

場面毎にチェンジするキラキラ衣装も見物、ピンクレディーを思い出した。(古…)
ミュージカルなんで好き嫌いは分かれるだろうけど…自分の前のおじさんは合わなかったらしく耳を塞いでて、途中で奥さんと帰っちゃったし。
…何も耳塞がんでもな~と思ったが。
ステージ終了後はCDと紅白(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/contests2/index.html)のチケットを劇団員自ら販売、ハウステンボスで今最も体張ってる人達に感じます。

その劇団スイセイ・ミュージカルのステージも、7/16~夏ステージに変身するそうな。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/5stones/)
夏休みのハウステンボスは1年で最もイベントが多く、活気溢れるシーズンなのです。(正月と大晦日を抜いて)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/summer2011/)

舞台が終了した後は自転車でホテルに戻り、フロントに預けてた土産を受け取って、部屋でかつお梅味のポップコーンを夜食に食べた、なんてチープ。



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幾千の海と幾万の薔薇6

2011年06月26日 23時44分14秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
6月にお勧めのハウステンボスツアー、「ミュージアムスタンプラリー」。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/topics/001141.html)

ナイアンローデ城内のテディベア博物館「テディベアキングダム」、
アレキサンダー広場に建つ教会内の硝子工芸美術館「ギヤマンミュージアム」、
古伊万里等貴重な磁器を集めた美術館「ポルセレインミュージアム」、
時季に合せ様々な企画展を開催する「パレスハウステンボス」内の美術館、

6/13~下旬迄、ハウステンボスで人気が高い4館のミュージアムを巡り、スタンプを全て集めると、特典として紫陽花ポストカードを1枚プレゼント、更にパレス内のティーサロンにて、マドレーヌorフィナンシュをサービスして貰えるそうな。
紫陽花ポストカードも嬉しいが、優雅なサロンでカフェデリ・プリュ特製の焼き菓子を戴けるのは特に嬉しい。
美術館巡りなんて梅雨時にぴったりの過し方、今週で終了予定との事だが、もしも好評だったら7月以降も是非継続して欲しいなぁ。

紫陽花ポストカードで思い出したけど、泊ったホテルで通常の絵葉書とは別に、薔薇ポストカードが置いてあった。
薔薇祭期間限定のサービス?
チューリップ、紫陽花、夏の海、ダリア、紅葉、イルミネーション、季節が変る毎に置くポストカードをチェンジ、なんてサービス始めたら、自分は全ての季節に泊って集めようとするかも。

毎度長い前置きで申し訳無い。
こっからは前回の続きでチェックイン編。





↑携帯で明日の天気を確認したら、晴れの予報が出てたので、フィッツ港町店に自転車を借りに行った。
シャボンディハウスに場所を譲り、またもや移動させられたとの事。
地図を頼りに探したら、旧大航海体験館の隣で開店してた。
ちなみに立ち乗りスクーター「セグウェイ」やカヌーや運河釣り等の受付は、アートガーデン隣のホースランド入口にて現在受付けとるようです。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/activity/000423.html)
新施設が入る度に立ち退きさせられる、可哀想なアクティビティセンターの人達。
今度こそ安住の地となりますように…祈。

旧大航海体験館についても、いっそ復活させられないものかと。
あのアミューズメントは非常に良く出来ていた。
正直5Dを開館するくらいなら(って失礼)、大航海の方を甦らせた方が好評を博す気がする。

それはさて置き選んだコースは毎度お決まりのオーバーナイト、場内ホテル宿泊者のみ利用限定の、17:30~翌朝10:00迄借りられるというもの。
受付に行ったら最早ハウステンボスファンにはお馴染、オランダ人スタッフのヘンクさんがいらっしゃった。
時々花自転車に乗って場内廻ってるヘンクさん、髭と長身でかなり目立つ風貌だから一目で覚える筈。
で、そのヘンクさんに選んで貰った自転車を借りついでに、貸出時間について尋ねたら17:30前でも良いのだとか、早い人は15時位に電話して予約入れてるそう、つまりはかなりアバウトってわけ。
自分だって何時も16時過ぎたら借りに行ってるしな~、それで別に追加料金払わせられる事も無い、場内宿泊はやっぱり得と言うか楽。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/000285.html)

ちなみに場内宿泊じゃない場合はブルーケレンのカナルステーション裏フィッツにて借りる。
こちらは貸出時間は3時間、もっと長く借りていたいなら、先に延長料金払っとけば良いかと。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/000284.html)
バスにクルーザーにタクシー、場内乗物数有れど、最も効率的に場内を廻る事ができるのは、自転車な気が致します。

    

そろそろチェックインしようと自転車乗ってホテル・アムステルダムへ。
ホテル自慢の中庭にも薔薇が咲いてて綺麗だった。
小さな噴水が有るのだけど、何故かこの日はお休み、次の日は稼動してたから、定休日だったとか??
ロビーはギリシャの神殿とローマの聖堂をミックスした様な造り。
絨毯の上に配置された全てのテーブルに、薔薇を浮かべたグラスが飾ってあった。

フロントで荷物を受取る際、スタッフから聞いた話によると、4階の広場側を改修工事してるとかで、海側の部屋を用意してあるそうな。
工事は11~15時迄でその間騒音が響くが御容赦下さいとの事…多分その時間帯は部屋に居ないだろうから気にならないです。(笑)
それに修学旅行生が泊ってるから、朝食は8時以降にした方が良いですよと御忠告頂いた。
ホテル・アムステルダムは場内ホテルの中で1番安い為、修学旅行生が頻繁に泊る。
最近は場外の全日空ホテルと変らない料金で泊れるかもしれん。
彼らは1~2階に問答無用で詰め込まれるから、早朝を避ければ顔を合わせる機会はあまり無い。

ロビーには場内イベントと交通の情報が集められている。
高速船やバスや場内のホテル巡回バスの時間表も置いてあるので持って行くのをお忘れ無く。(フロント前に有ります)

    

スタッフさんに案内されて4階へ、左写真はエレベーター前、右写真は階の休み処とでも言いましょうか、窓の向うには海が広がっています。
エレベーター前のテーブルから立ちこめるポプリの香り、置いてあるソファはどれもフカフカ座れば貴族の気分v

                   
                    ↑ハウステンボスホテルズの廊下は広々してる。
                 ホテル・ヨーロッパの廊下なんか横に手を伸ばして着くかどうか。
                   果てまでリレーしたくなる、いい大人なんでしないけど。

    

海側の部屋には久し振りに案内される。
冬だったら街のイルミネーションが綺麗な広場側をリクエストするのだけど、初夏に泊まるなら別にいいかと今回はしなかったのです。
海側の方が部屋は広く窓も大きい、毎夜花火打ち上げてた頃は、こっちの方が人気高かった。
花火を毎夜上げなくなってからは、人気はどっこいどっこいですか。
むしろイルミネーションが観える広場側の方が人気上がってるかもしれん。

    

インテリアは殆ど変らない、花柄の長ソファに淡い緑の椅子2脚、丸テーブル、鏡台付デスク、大きなベッド。
真ん中の窓を挟む両脇の小窓の上辺が円くなっててメルヘン、これは今迄泊った部屋には無かったと記憶してる。
違ってたら恥ずかしいんで証拠写真上げとこう。→今迄泊った広場側の部屋1例、今迄泊った海側の部屋1例
やっぱ今回初らしい、各部屋微妙に違いが有る事をお解り頂けるでしょうか?



↑今年の夏はサニー号を眺められる海側の部屋人気が上昇すると見た。
こんなプランが登場してます。(→http://www.huistenbosch.co.jp/onepiece/plan.html)
ホテル・アムステルダムにワンピースルームが登場!
寝ても覚めてもワンピースの世界!ファンは良い夢見られそうです。
乗船の最後にガオン砲を撃つんですが、それは船に乗ってては良く見えないのです。
アムステルダムの海側部屋に泊れば見える、という事でこの夏ワンピースファンには、アムステルダム宿泊をお勧め、宿泊の際には必ず海側の部屋をご指定下さい。

お茶を飲みつつ窓から海と空を眺める。
段々と日が暮れる。
自転車に乗って再び遊びに出かけた。



↑女性向の高級ショッピングモール「パサージュ」、ここにもワンピグッズを扱う「バタビア」と言う店が有る。
ただ今回寄ってみたら、何かスカスカな様に感じられた。
シャボンディハウスの方に商品を集中して置いてんだろうな。

    

ビネンスタッド中央、アレキサンダー広場に並んだ屋台。
あごだしうどんは何時か食べてみたい。
長崎風お好み焼き…「おこのみまき」?――長崎ではお好み焼きがロールしてるの??
ケーキバイキングで食べてなければ屋台で夕食、にしてたかも。
他には焼きもろこしや焼き鳥、本格的バー屋台も有。
ハウステンボス内の料理店は、昼と比較し夜は値段がちと高め。
その傾向からランチはしっかりレストランで食べて、ディナーは屋台やスタンド等で簡単に済ますのが賢い手かも。

ミッフィー雑貨を扱う「ナインチェ」前で、ちゅーりーちゃんと会った。(1番上の写真)
「薔薇も良いけどチューリップも忘れないでね♪」
そんなメッセージを篭めて町を廻ってるかは不明。



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幾千の海と幾万の薔薇5

2011年06月25日 23時59分59秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
突然ですが、現在ダイエット中だったりしませんでしょうか?
もしも諸事情により空腹でいらっしゃる方は、今回の記事は決してお読みになられませんように。
目の毒ですから。(笑)

前置きしたところで前回の続きで御座います。




サニー号下船後はマリンターミナルで帰りの高速船を予約し、ホテル・ヨーロッパに向いました。
目的は15時に予約しといたケーキバイキング。

    

園内最高級と謳われるホテル・ヨーロッパのロビーは何時訪れても季節の花盛り。
15時~のチェックインを前に、丁度6月の花、紫陽花に取り替える最中に立ち会いました。(写真は完成後に撮った)
5/31迄は薔薇でいっぱいだったと思われ。
月の変り目に訪れると、変化を目の当たりにする事ができる。
館内に煉瓦を組んでゴージャスな花壇を造り上げるセンスが素晴しい。
外の庭園を廻ってホテルに入ると、中も庭園だったというビックリ。
流石ハウステンボスの中枢を担っているホテル・ヨーロッパだと客は唸るのです。

                    

              細長いグラス(?)を活用するのが新しいフラワーコーディネーターの特徴らしい。
           テーブルに敷いた鏡とグラスの中の水が、光を受けて反射し、紫陽花の色と混じり合って綺麗。

                    

              ロビーに侵攻し続けるナイトラウンジ「シェヘラザード」にも紫陽花の彩り。

    

↑食み出たソファとテーブルが、ロビーとの境界をあやふやにしている。
通る皆さん、店なのかロビーなのか悩んでる風なのが、観ていて愉快。(笑)



↑ロビーより奥、1段下がった所に有る「アンカーズラウンジ」。
通常は喫茶ラウンジのここで、6月の水曜日限定、ケーキバイキングを開催している。
ちなみに通常はフレンチレストランのデ・アドミラルでも、6月の土曜日限定でケーキバイキングを開催していた。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/gourmet/topics/eat/dessert.html)
今度の水曜6/29にアンカーズラウンジで開催するのを最後に終る予定だけど、2月にバレンタインに合せて開催した時は延長したから、今回もひょっとしたら7月初め迄延びるかも…しれない?
基本、初夏と冬のオフシーズンに行うもようです。
何せホテル・ヨーロッパのケーキバイキングですから、直ぐに予約で埋まっちゃうんですよ。
私が行った6/1も週真ん中だというのに、それなりにお客が入ったし。
そんなわけでご希望の方はお早い御予約をお勧め致します。

                    

                開始時間を迎え、ラウンジ中央には、美々しく飾られたケーキが…

    

手に取るのを躊躇わせる完璧な配置、ものの五分もしない内に取ってったけど。
初夏の果物をふんだんに使ったデザートを飾る、季節の花は薔薇。
水に浮かべた薔薇グラスがラウンジ内のテーブル全てに置いてあり、ローズガーデンをイメージさせる艶やかさ。

                    

                  案内されたテーブルにも白薔薇を浮かべたワイングラスが。
                  窓から見える船着場と水上ガーデン。
                 
水上ガーデンがまた格別に美しいのだけど、1日目はあまり天気に恵まれなかった為、撮影してない。
3日目のレポまでお待ちください。(つまり3日目も行った)

写真が多い為、文字数多く使えませぬ。(汗)
それではここで出品されたデザートを紹介致しましょう~。

    

↑紅茶のガトー                               バナナのムース↑

デザートの中で果物使ってないのは、紅茶のガトーとプリンのみ。
多分1番甘いだろうなとの予想通り、紅茶のガトーが最も甘かった。
しっとりと甘く紅茶の香り高いスポンジは、同じく香り高い紅茶と共に戴きたい。

バナナのムースは如何にもバナナ潰して作りました~って味わい。
中にバナナまんま入ってるし。
庶民的表現すると、チョコ風味バナナプリン。

    

↑フルーツのタルト                            ショコラとフランボワーズのムース↑

写真を見ての通り、減り具合が最も激しかったのがフルーツのタルト。
メロンにオレンジにブルーベリーにグレープフルーツと、タルト台が隠れるくらい(最初は)満載で、見た目の瑞々しさに皆惹き付けられたか。
できる事なら綺麗なホールの状態で、全部撮影したかったんだけど、あっという間に群れ集り、あっという間にこの有様、負けました。(笑)

ショコラとフランボワーズのムース、これも1番最後に登場した割には、あっという間に半ホール消えてしまった。
それと比較し、紅茶のガトーは結構残ってたな。
やはり皆さんフルーツ載っかってるケーキが好きなようで。
私も好きだ。
二層仕立てのフランボワーズのムースとゼリーが甘酸っぱく、チョコのムースの甘苦さを引き立ててました。
上に飾ってあるチョコのねじれリボンに、ホテルの紋章が入ってたのが、お洒落だと感じた。

    

↑桃のタルト                                柑橘系のさわやかなムース↑

桃だけでなくアメリカンチェリーも一緒に焼いてあるんではと。
意外とあっさりした甘さでした。

柑橘系のさわやかなムース、個人的に1番美味しかったと思う。
中にグレープフルーツやオレンジの房が詰まってる、贅沢!
外側を覆う甘く軽いメレンゲ生地が、ムースの酸っぱさを引き立ててる。



↑プリン

シンプル・イズ・ベストにカスタード、これも凄く美味しかった!
硬過ぎず軟らか過ぎず甘過ぎず、甘苦いカラメルに絡めて食べると至福。
ハウステンボスホテルズのプリンにはファンが多く付いているのです。

                    

                   全てのケーキを1切れずつ、一皿に山盛り持って来た。
                      盛り付け下手で台無し、御免なさい。(汗)

    

デザートはまだまだ有る、↑はココナッツ&パッションのジュレ
意外にもこれは結構甘かった。

    

↑とろっとした食感の、マンゴーのムース              バラのラスクとバラのマカロン↑

薔薇祭期間中、バラのラスクとバラのマカロンは、ユトレヒトのカフェデリ・プリュと言う店で、お土産に買う事もできた。
今もひょっとしたら買える?
小さなバラのマカロンの間に挟んであるのは薔薇色のクリーム。
マカロンもラスクも噛むごとに薔薇が香る、紅茶に合う上品な菓子でした。



↑ここまで食べると口が大分甘くなってる、フルーツのスープでさっぱり流す事に。
ルビー色に輝く液体に沈んだ色とりどりの角切りフルーツ、見た目も美しいです。

    

↑特別デザートはパイナップルのフランベ。

以前アンカーズラウンジ名物「季節のフランベ」は、春なら苺、初夏ならビワ、晩秋~冬にかけては洋梨、夏は何だったっけ?なんて書いたけど、パイナップルが有りました!
春→苺、初夏→ビワ、夏→パイナップル、晩秋~冬→洋梨、と季節の移ろいに合せ、使われる果物が変化する。(秋については未だ不明)
んで初夏だからビワをフランベするかな~と考えたら、季節と予想飛越えパイナップルでした。
バイキングで出すにはビワじゃ贅沢過ぎるもんな。(笑)

    

↑私のすぐ後ろで、居る人数分フランベしてたもんで、背中が熱かった。(笑)
立ち昇る炎でアルコールを飛ばし、バニラアイスと一緒に皿へ盛り付ける。
温かい果物と冷たいアイスが渾然一体、食べ易さを考え、四角い団子みたいに連ねてあるのもグッドだ。



↑一通り食べ終えたかな~と思ったら、物腰柔らかくテーブルに近付いたスタッフが、「宜しければアイスクリームとソルべもお持ち致しましょうか?」と……戴きました。
ホテル・ヨーロッパ自慢の木苺のソルべとバニラアイスです。
目の前で美しく盛って下さる。
今迄色んな所でバニラアイスを食べたけど、最も美味しいと感じたのは、ここのホテルと南ヶ丘牧場の物。
片やバニラが香る洗練された舌触り、片や練乳を固めた様に濃ゆい味、どっちが1位かまでは選べず。

                    

                   バイキングなので紅茶と珈琲は勿論セルフ飲み放題。

しかし上品な雰囲気からしてバイキングと呼ぶよりアフタヌーンティーかと。
前予約のみだから人が詰めかける事も無く、落ち着いて好きなデザートを戴ける。
以前シェヘラザードで行われてたアフタヌーンティーを思い出した。
代りに開催されるようになったイベントと考えられない事もなく。
いや、好きだったから、あれはあれで復活させて欲しいのだけど。

気が付けばフロント前にはチェックイン待ちの行列。
スタッフが椅子に座って待ってるお客に、ウェルカムドリンクを勧めてるのが見えた。
1時間半くらい寛いでたと思う。



↑口が甘くなったもんで、ホテルを出た後シャボンディハウスに寄り、サラダとスープを注文した。
ただのパックサラダなのに、 メチャクチャ美味しく感じた。(笑)
ちょっと辛めのミネストローネスープも最高。
饅頭の後はお茶が恐く、ケーキの後はサラダとスープが恐い、お後が宜しいようで。





…書いてる間に日が変っちまったんで、さり気無く詐称。(汗)
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幾千の海と幾万の薔薇4

2011年06月24日 20時45分06秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
先週末~今週火曜位まで、池袋東武デパート8階催事場で、大長崎展を開催してました。
九州展は偶に有っても、長崎展ってのは珍しいと思い、前の日曜に行って来たのです。
度々長崎へ遊びに行ってる為、自然と長崎の名店に詳しくなっている。
自分のよく聞き知ってる名店が一挙集合してる光景に何故か感動。
観光案内のブースではハウステンボスの映像も流されてたし。(↑)

来ていた店舗は↓の通り。

・長崎角煮饅頭の「岩崎本舗」
・佐世保バーガーの「佐世保バーガー LOGKIT」
・ちゃんぽんの「長崎中華街 蘇州林」
・カステ~ラぷりんの「CAKE HOUSE Honda」
・九十九島せんぺいとカースケイクの「九十九島せんぺい本舗」
・長崎玉緑茶の「前田園」                
・カステラ(チョコラーテ)の「松翁軒」
・飛魚の「飛魚のシンエイ」
・五島手延うどんの「ますだ製麺」
・愛のコロッケの「ナガスイ」
・鯛茶漬けの「平山旅館」
・水餃子の「老季」
・鯨カツの「鯨専門店くらさき」
・茂木ビワゼリーの「茂木一○香本家」
・五島鬼鯖棒鮨の「三井楽水産」
・鯛めしの「御飯」
・小浜雲仙元祖ぐるぐる(ロールケーキです)の「パティスリー・オカモト・シェ・ダムール」
・大村寿司の「平野屋」
・ひとくちカレーボールと長崎カリーの「蜂の家」
・かんころ餅とジャンボ芋かりんとうの「宇久島かわむら」
・磯詰うにの「かつみ」
・ハムとソーセージの「土井牧場ハム」
・ラッキーチェリー豆の「藤田チェリー豆総本店」
・芋焼酎の「五島灘酒造」
・麦焼酎の「壱岐の華」
・対馬産原木乾しいたけの「対馬ウエハラ」
・カステラの「長崎本舗」
・茶碗蒸しの「吉宗」
・日本酒と焼酎の「福田酒造」
・サワー大根の「旬菜お漬物 富士平野」
・黒豚ロールステーキの「長崎豊味館」
・五島ばらもん揚げの「浜口水産」
・すり身揚げの「まるなか本舗」
・ちりめんの「玉木屋」
・長崎ぶたまんの「長崎ぶたまん桃太呂」
・具雑煮の「大光食品」
・竹輪の「宮嶋竹輪」
・ひとくち餃子の「長崎中華本舗」
・きびなご一夜干の「奈留町漁協」
・ちゃんぽんの「みろくや」
・焼きあごの「五島海之蔵」
・サンゴの「出口さんご」
・べっ甲細工の「長崎工芸」
・琥珀の「垣立工芸品」
・波佐見焼きの「西海陶器」
・唐木家具の「花梨」
・水引工芸品の「長崎水引工芸」
・手打刃物の「野鍛冶 吉光」
・彫刻硝子の「ガラス工芸 南蛮船」
・手作りニットの「ニットはやしだ」
・椿油の「五島椿本舗」
・真珠の「園田真珠」
・琥珀の「石の花」
・黒なまこ石鹸の「大村湾漁業協同組合」

見てた限りThe・行列№1は岩崎本舗の角煮まん、大盤振る舞いの試食が好影響及ぼしてたんだろうけど、隣の佐世保バーガー店LOGKITが客吸い取られてる様で可哀想だった。
しかし角煮まん相手じゃ、さしもの佐世保バーガーも分が悪かろう。
関東じゃ未だに角煮まん口にできる機会は少ないですから。
実は他店でも角煮まん売ってたんだけど、失礼ながら食べ較べると全然違う、岩崎本舗の角煮のが味しっかりしみてて、個人的には美味しく感じたです。
あと老季の水餃子を久し振りに食べられて(買わなかったけど)懐かしかった、店員さんの呼び込みトークの熱さは1番だったなと。(笑)
浜口水産の五島ばらもん揚げも、薩摩揚げと蒲鉾の合いのこみたいな食感で美味しかった~。
黒なまこ石鹸…物凄く謎で興味惹かれたんだけど、ちと値段高過ぎて諦めた、美肌に効果有るそうな。



↑で、タンテ・アニーのカースケイク買って来た。(ここに来てまで…)
お客さんの多くが「あ!ハウステンボスのチーズケーキ!」と言って買ってく光景が楽しかった。(笑)



↑「カースケイク」はタンテ・アニーを有名にした、最もシンプルなチーズケーキです。

そろそろ旅レポを始めましょう(汗)、前回の続きでサニー号乗船編の後半で御座います。





↑1階を一通り観て廻ったので2階に移動。
その前に階段脇、奥のトイレを覗いた。
写真は場所を配慮し撮らなかったけど、女性トイレには何故かハンコックさんの絵が飾られてました。
という事は男性トイレにはシャンクス或いはローとか飾られてたり?
他海賊団の船に飾られるハンコックさんの人気ぱねぇ。
便器が木目調でお洒落でした。

         

ロビンちゃんがぽつんと立ってる2階は、主にサニー号の設定資料が展示されてるフロア。
立ち姿も麗しいロビンちゃんは無口、近付いても微笑んでいるだけ、それもまたロビンちゃんらしいが。

    

クルーの部屋等造り込んである1階と比較し、2階は極めてすっからかんなのが残念。
1階造ったところで費用も労力も尽きたか(暴言)、多客時を想定し、敢えて2階に空間を造ったのか。
アニメの設定資料も細かく観てくと楽しいんだけどね。(ビデオでサニー号のCG設計図も流してる↑右写真)
折角アクアリウムバーを造ったのなら、喫茶営業すれば尚宜しかったろうと。
単行本で確認すると、2階にはキッチン、食料庫、保健室、ダイニングが有る。(船首側には女部屋も有)
こっちをクルー付きで主に造り込み、1階はアクアリウムバーだけに絞る。
2階のキッチン部でドリンク等販売し、1階バーで飲んで貰えば営業的にも良さ気じゃん?
もしエンジントラブルの為運航お休みが長引きそうなら、開き直って船内観覧するだけでも楽しいスペースに改装しちゃったらどうだろう?ピンチをチャンスに変える意味で。

    

↑チャンネル3「シャークサブマージ3号」、3人乗偵察艇。 チャンネル2「ミニメリー2号」、4人乗買出し船↑簡単絵のナミさん可愛いv

    

↑船内ゆっくり観て廻ってる内に帰港、降り口隣のショップに入り、土産を買って帰りました。
本当は船内ショップ限定、青マグ買いたかったんだけど、既に売り切れちゃってた。

          

      ↑代りに何だか物凄く微妙な限定フィギュアを買う、ルフィがチューリップ持ってます。(笑)
    麦わら一味、ハウステンボス上陸!!
            伝説のチューリップを取り戻せ!!

…一体どんな冒険だというのか?
気が向いたら小話作って発表予定、アンニュイに御期待下さい。
紫外線が当たるとこんがり日焼けするとの事、UVチェッカーとしても使えるぞ!!
是非ナミさん水着バージョンも発売お願いしたい。

下船後も多くのお客さんが港に残り、海をバックにサニーの撮影してました。
サニー号が来てくれたおかげで一時は閑散としてた港街に活気が戻ったような。

    

↑一方で急激に変化して行く港に不安が募る…桟橋から日の出を観るのが早朝の楽しみだったのに。(哀)



↑元ホテル・デンハーグは「WARTERMARK HOTEL長崎・ハウステンボス」と名前を変え(既に看板変ってた…)、今年の7/15(金)にオープンするそうです。
ホテルの在るエリアが英語村に変身した事を受け、フロントでの対応等英語を共通語にするんだとか。



↑去年「龍馬館」だった場所が英語村「イングリッシュスクウェア」としてオープン。
自分英語が苦手なもんで遠巻きにしてたけど、中にはラウンジ等有る様子、1度位は入ってみたくも有る。
長崎佐世保という場所柄、ハウステンボスには外国からの観光客が多いので、受容れられるかも。(震災の影響で減ってたけど、大分戻って来ました)
暫くは修学旅行生が主なターゲットに選ばれそうだが。

    

↑そんな外国人観光客を当て込んでか、「維新館」と言う武道場も開館しました。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/activity/000935.html)
主に合気道の稽古を行ってるらしいっすが、弓や剣も習えるそうです。
ワンピイベント開催中の今なら、ゾロファンも当て込める…かもしれない?

    

↑入口前で売ってた独楽や竹とんぼや玩具の刀。
来る6/26(日)アレキサンダー広場ステージにて居合術を披露予定との事、侍に憧れる少年達には要注目のイベントです。



↑オールドハウステンボスファンには懐かしい、旧カタルニヤ跡地にも7月レストランがオープン予定。
やはり英語が共通語なのか??
夏休みシーズンに向って、現在急ピッチで変身中のフリーゾーン、期待と不安が高まります。

次回はケーキバイキング編!



】    
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幾千の海と幾万の薔薇3

2011年06月19日 00時39分28秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
前回の続きで、いよいよサニー号乗船!
写真が多いんで今回は文章少な目、てか前半・後半で分けます。(汗)



14時出航の便に間に合いそうだったんで、乗船チケット売場に向いました。

      

↑ここでサニー号の乗船チケット売ってます。
ちなみに元は帆船博物館、今でも帆船模型等を展示し、大航海時代について学べるようになってる。
例えば代表的帆船の説明――

・コグ…中世ヨーロッパ沿岸貿易を代表する商船。1本マストに1枚の大きな横帆。舵を船尾中央にヒンジ(蝶番)で留めた最初の船。
・カラベル…初期大航海時代、スペインやポルトガルの探検家が使用。3本、又は4本マスト。最後尾のマストのみ三角帆。
・カラック…カラベルに似た帆装を持つが、より船巾が広く堅牢。また、船も高い。14~17世紀、南北ヨーロッパで活躍した商船。
・ガレオン…17世紀におけるカラックの発展型。船楼はより低い。数層の甲板に大砲を備え付ける。帆船戦艦の主力船。
・フリゲート…ガレオンを軽装化して貨物を多く積める様に改良した船。オランダで開発。17~18世紀の長崎貿易の主力船。
・クリッパー…19世紀、高速を追求する為に、極端に細身の船体を持つ帆船。僅かな風でも運航できるように大きな帆と傾斜したマストを持つ――という風に右写真のボードには書いてあります。(汗)

帆船模型で海戦を再現してあったり、船内の日用品を展示してたり、ワンピースファンなら興味持てる内容じゃないかと。
出航までの時間待ちに是非ご利用下さい。

    

チケット持って乗船口へ、↑隣はミニ・メリー号の乗船口が設けてあったが、震災の影響により未だ届かず…。
HP情報によると7/16(土)~の予定らしい。(→http://www.huistenbosch.co.jp/onepiece/attraction.html)
ちなみにサニー号も現在エンジントラブルにより、運休してしまっていたり。(汗)
文章から察するところ、暫くかかりそう…夏休みまでには運航再開できると良いけどねぇ。
運航はしてないけど船内の観覧はできる、お詫びって事でワンドリンク付大人1,000円 小人600円、17:30以降なら更に安く入れるそうな。

現状の問題はさて置いて、サニー号レポの続き。
リアル化されたサニー号はかなりデカイ、近付くと見下ろされてる様で圧倒される。
例えば上陸した時、ルフィ達がどんな風に陸を眺めているか、逆に陸に居る人からどんな風に見えてるのか、体験し感じる事ができる。
二次漫画を描く人なんか、色んなアングルから撮影して、構図に活かすんだろうな。

もっとも1回目の乗船時は曇ってたんで、船内の観覧に重点を置いてた。
青空が映ってる写真は、実は3日目に撮った物だったりします。(汗)

    

船内の様子を紹介しましょう。
1階にはウソップ工場本部、エネルギールーム、サンジのキッチン、アクアリウムバー、チョッパーの保健室が有る。
贅沢言えば全部造って欲しかった、男部屋女部屋は特に観たかったな~と思わなくもないけど、贅沢ってもんですねハイ。

「ウソップ様にかかればァ!どんな道具でも作ってみせるぜ!!」

なんて事を、近付くとウソップが喋り出す。
ウソップパウンド辺り、作って置いといてくれると更に嬉しかった。(笑)

    

↑工場の側に有る大砲、時折ズドンと発射、光が閃く。       ↑コーラ樽3本並ぶエネルギールーム。

    

↑左はソルジャードッグシステム。                   ↑壁にはクルー全員の手配書(サンジのまで…)
回ります。(笑)
船床にはめ込まれてて、最初何かと思った。
子供が上に乗っかって回転を楽しんどった。(笑)

    

まったり寛げるアクアリウムバー。
生簀はアニメーションで、最初は魚がいっぱい泳いでる映像から始まる。
続いてエプロン付けてフォークとナイフを持ったジョーズ(用意良いな)が生簀に入れられ暗転、映像が再開すると泳いでた魚が消えてる。
ジョーズに食べられちゃうシーンは残酷な為流されません。(笑)
満足のゲップを吐くジョーズ、そこへ取り残したのか、1匹の魚が目の前に現れたので、透かさず喰い付く、しかしそれは罠だった…ってなオチ。
単行本46巻第442話でのエピソードが元になってます。

    

↑バーの柱に設置されたリフトサービス、ちょっと嬉しい拘り細工。
作中では2階キッチンから1階バーにツマミや飲物等下ろす為の物なんすが、しかし同フロア直ぐ隣にサンジのキッチンが造られてて「必要無ぇじゃん!」と思わずツッコミ。
贅沢を承知で言わせて貰うと、そこはもっと拘って欲しかった。
実際に2階にカフェ造って、1階バーでドリンク飲めるサービスにしたら、すっげーウケたろうし売れた気がするんだよな~。

    

↑というわけで作中では2階に有る筈のサンジのキッチンは、諸事情による為かバーの側に造られてました。
尚、右写真のウーロン茶ペットボトルは、演出用の小道具ではなく、ただのお客の置き忘れでしょう。
誰だよ?マナー悪いな。

「待ァってろ!今最高に美味い物、作って食わしてやっからな!」

ってな台詞を、近付くとサンジは喋り出す。(「クソ」は禁止用語です)
見ていて非常に女性から人気が有った。
皆腕組んで記念撮影しようとするんだわ。(笑)
流石サンジ、内心鼻の下を伸ばして喜んでたに違いない。
1日目は平日だったんで撮影に苦労しなかったけど、3日目の金曜午後は乗船人数が結構多く、撮影待ちの行列が出来てた。
サンジに限らずキャラとゆっくり記念撮影したいなら、平日午前の1便を狙うべし。
思うにハウステンボスって(TDRと比較し)混雑予想が付き易いパークだわな。

    

↑鍵付き冷蔵庫の中には骨付き肉と、右はエレファント・ホンマグロの切り身か!?
鍵付き冷蔵庫にもサンジの指名手配写真(絵)が貼り付けてあった、いやだからそれって有り得ねぇ。(笑)

                     

                     ↑こちらも作中では2階に有るチョッパーの保健室。

                  「ここで色んな薬を研究して、皆の役に立つよう頑張るんだ!」

                     というよな台詞を、近付くとチョッパーは喋り出す。
                 女性に人気の有るサンジに比較し、チョッパーは子供から人気高かったです。

    

チョッパールームの壁には額縁入りセピアカラーの写真。
やはり思い出はセピア色に彩られる物らしい。
あの世界にカメラは有るようだから、島に上陸する度に皆で記念撮影する、なんて事も有るかもしれない。
ウソップ作成のポラロイド(懐かし~)カメラでもって撮影した写真を、船のあちこちに貼り捲る光景を想像しちょっとほのぼのした。

    

↑チョッパーの研究論文、どんな内容かは不明。             ↑奥に有る額縁写真はドクターとの思い出。

気付いたら日付変ってた…。(汗)
続きは次回!



コメント (2)
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