瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

06年、ハウステンボスでのクリスマスその1

2006年11月26日 17時16分48秒 | ハウステンボス冬の旅行記
先ずは御報告。
アニソン記事&11/16~11/25迄の記事を削除致しました。(ふくちゃん、コメント消しちゃって御免なさい)
それと日々の戯言カテ名だった『お試し期間中』を、ウロウロさん発案の『ただいまおかえり』に変更。
ウロウロさん、ナイスな案を下さり有難う御座いました!
…や、真顔で良い案だなと感心してしまいました。
自信過剰と言われるだろうが、私は自分のセンスに結構自信を持っている。
良い悪いは別として、易々とは真似出来ないだろうという自信。(恥しいから真似したくないと思われてるのが真相だろうが…)
何かそれを軽く見越されて、鼻をへし折られた気分になったり。(笑)
良いじゃん、『ただいまおかえり』…迎える者と迎えられる者(順逆か)、重なり合った2つの台詞の背後に夕焼空が透けて見えるようですらある。(別に朝帰りだって構わないが)
色々洒落てる点が何より素晴しい。(笑)
ウロウロさんコピーライターになれるセンス有りますよ。
今度キャッチコピー募集なんてのが有ったら、応募してみると宜しいんではないかと…もし賞金貰えたらビール大ジョッキ1杯分奢ってね。(笑)
ちなみに案が無かった場合、『血圧降下中』にしようと考えてた…良かった…案が来て…。(笑)

閑話休題、本題に入ります。

本日11/26より『アドベント(待降節、クリスマスを迎える準備期間)』が始まります。
去年の記事に書いたように、毎年11/26に近い日曜日の第1主日~第4主日迄の4週間、キリスト教圏ではクリスマスの飾付けや料理の仕度、1年間の埃落し等に勤しみます…今年は11/26が、まんま日曜なんで、本日からとなると思うんですが…どうなんだろ??
まぁ間違ってたら済みません。(笑)
「最近はハロウィーンが終ったら即クリスマスが始まって忙しない」みたく仰る方もいらっしゃいますが、実は大昔から習慣としてそうだったり。
むしろ大昔こそ収穫終ったらやる事無くなっちゃうんで、そのままクリスマスに突入してたみたいですよ。
10月終盤~2月初め迄クリスマスっつう風だったそうな…時代が変ろうとも人は変らずという訳で。
日本の正月とやる事は殆ど同じでして、門松なんかツリーと系譜繋がるかもしれんらしいです。
ドイツ等では墓参りの時期でもある…この辺りはお盆とも重なりますね。
日照時間が短くなる折、闇からやって来る魔物を追い出せ脅かせとばかりに、賑々しく行うイベント…それが『クリスマス』なのです。
家庭での長年の刷り込み有ってか、どうもクリスマスが近付くと血が騒いで仕方ない。
日本人としてそれどうよ的な態度で申し訳無いが。(苦笑)
宗教活動には熱心な性質じゃないが、クリスマスはやはし自分にとっては特別なのですよ。

いいかげん前置き長いですな。
本日より2/2迄は予定通りハウステンボス記事中心、具体的に説明すると11/5~11/8迄向う訪れた際のレポで御座います。
今更ですかと仰る向きも御座いましょうが、暫くお付合い戴ければ幸い也と以下文より宜しゅう。(↓)





【11/5(日)旅行第1日目】

午前4時起床…目覚めたら真っ暗。(そりゃな~)
実は前の晩殆ど寝て居らず…思い起せば子供の頃から遠足の前等は興奮して眠れない性質だった。
こういう時「羊の数を数えれば良いよ」とよく言いますが、私はそれやると羊の数を数える事に熱中して万の桁超えてしまうので効果無。
大体何故『羊』なのか?熊でも獏でも鵺でもアルマジロでもイリオモテヤマネコだって良いじゃないかと思うのだが…字数の問題だろうか?
なら『羊』より『熊』やら『猫』のが2文字で数え易い。
英語だとしても『熊』のが勝つ。
どうして『羊』なんだろう、案外想像を超えるくらい古からの言伝えなのかも知れぬ。
そう、発起人は古代ベツレヘムの羊飼いで、羊の番して野宿する夢の中、彼は見た。
地平線の果てまで続くかと思える程の真っ白な羊の群れを従えながら、静々と歩み寄る神々しき姿をした主の御使。
驚嘆し怯える彼の心を解きほぐそうと、主の御使は静かに語りかけた。
「恐れてはいけません。
 心を静めてお聴きなさい。
 さぁ…心をやすめるよう、ゆっくりと、羊の数を1匹1匹数えるのです。」
以来、安眠求める時は呪文の如く羊の数を数えるようになりましたかどうかは知らないが、そんな事まで想像して考えちゃうから逆効果なんだってば。

それは兎も角午前4時起きです。
眠いな~と思いつつも眠れなかったのだから仕方なく出掛ける事に。
此処で重大なピンチに直面。

腕時計が動きません。

電池が切れてました。

一瞬困る…が、時計くらい何処にでも有るよ。
何なら向うで買うよと直ぐ気を取り直して出掛ける事に。
時計の要らない旅へ――こう言うとちょっと格好良いかも。(気のせい)
しかし更なる重大なピンチが畳み掛ける。

アニメワンピの録画予約を入れ忘れてました。

いかんいかんと真っ暗闇の部屋の中でリモコンを操る。
余談ですがアニメワンピ…この時入れた回から未だに観ておりません。
変ったOPがどんなものか未だ確認すらしておらず。
ビデオに入れると何時でも観られると安心して中々観ようとしない…そんなよく有る罠。

幾多のピンチを乗り越えて、取敢えずの朝食…真っ暗な部屋の中で。
レンジで温め食べたのは、昨夜一の酉行って買って来て、食い切れずに残してあった大阪焼の半分だった。
侘しさに目頭が熱くなる。
所で『大阪焼』って名前から考えるに、大阪から来た食べ物なのだろうか?これは??
大判焼サイズのお好み焼といった代物なんすが…大阪で本当にポピュラーに売られて食べられてる物なのだろうか??
案外大阪では存在してなかったり、存在してても全然有名じゃなかったりしそうな物のような気がするのだが…。

いや、今は大阪の事はどうだっていい。(大阪の方すいません)
私はこれから長崎に行くんだ。
そう心に檄して、重い鞄を肩に提げ、玄関の扉を開いた私であった。
午前5時、濃紺色の空の下、駅へとひた走る私。
朝走る者は妖怪だと言うが…ってこのネタ、『妖怪人間ベム』??
思ったより暖かい外気…セーター着てったのはちとオーバーだったか?
しかしもう引き返せない戻れない戻りたい気持ち裏腹。(中森明菜)

駅に着く。
流石都市圏を支える交通網。
既に○線は目覚めていた…中の乗客は全員寝てたが。(無理も無い)
恐らくは何の縁も無い他人同士が寄っ掛り合って凄い状態なってるし。
私の隣に座ってた兄ちゃんも、何度もこっち寄り掛って来て嫌だった。
他人に寄り掛られるのって嫌…好きだって人もあんま居ないだろうが。
眠いのは同じ、私だって一睡もしてないんだから…そういう時は根性で起きてて欲しい…いや、本当に眠い時はどうにもならんもんだと、自分だって理解してるんすがね。
例えるなら何時爆発するか判らない爆弾が隣に居るような気分に耐え切れず、途中で別の席に避難。
寄り掛る支えを無くした兄ちゃんが席に転がる。
手に抱えてたペットボトルの水が下に落ちて、車内をゴロゴロと転がる。
…放っぽっといて危険物と間違われて電車ストップ(大袈裟か?)となるのも迷惑だよなぁと思って、仕方なく降りる間際に拾ってやる。
「落としましたよ」と声を掛けるも熟睡モードで、仕方なく隣に置いて駅を降りた。
この兄ちゃん…如何にも「昨夜はヘベレケになるまで呑んでました~」な風体で、絶対この後電車が車庫入れされるまで起きなかっただろうな~と思う…いや、環状線だったし。(と言ったら何線かバレるだろうが)
自分が乗る前から座って寝てたし…既に1周位した後だったりしてな。
兄ちゃん…あんた、何処から来て、何処へ行くんだい?
ちょっと問うてみたくなる方だった。

東京モノレールに乗換える。
行先は羽田空港第一、考えてみれば最近JALばっか使ってるから、未だ第二は行った事無。
どんな風なのだろう?
それを知るにはANAを使うしかないが。(それか敢えて先へと行ってみる)
モノレールに乗る頃でも夜は明けず。
冬の日の出(11月初めだから未だ秋か)は遅い。
東京モノレールは座席が高くなってて好きだ。
見晴らしが良い、浜松町~天王洲アイル迄の区間の眺めが特に素晴しいと思う。
以前仕事の都合からモノレールを通勤に使ってた事が有る。
毎日旅行気分で楽しかった。
日常の中に非日常的要素見付けるのって大事よね。

午前6時半頃、第一空港着。
チケットレスサービス使ってチケットを発券…このサービスって便利で良いですなぁ。
自分で「後部窓際席」とか見て選べるのが便利。
「離陸40分前に窓口まで来い」なんて言われないのも良い…なぞと言いつつ離陸1時間前に来てしまったんすが。
久方振りの空港だから、お土産とか観てぶらつこうかな~と考えた訳だけど…流石に早く来過ぎたかもと後悔する。
土産観るったってね…東京の人間が東京の土産観てもあんま面白くない。
実際には東京の土産なんてあんま売ってないんですがね。(苦笑)
北は北海道から南は沖縄…他地域の特産物の方が遥かに多く売られてる、それが東京。
果して東京の名物とは一体何なのか??
東京土産として正式に指定されてるのは『雷おこし』と『もんじゃ焼き』だそうな。
…どっちも食った事無いよ。
地元の人間程土地の名物に疎いのは有り勝ちだけど…この辺りが東京の便利だけどつまらない性格なんだろうなと感じる。
とか何とか東京っ子ぶってるが、私出身は鹿児島なんだよね。
ハウステンボスに惹かれるのって、ひょっとしたら同じ九州って事で、郷愁の念から来るものなのかも…いや、長崎と鹿児島じゃ全然性格が違うか。(汗)
ああ、そういえば長崎老舗のカステラ名店『福砂屋』も空港に出店しとりました。
『文明堂』に引き続き、『福砂屋』までもが…う~む…複雑。

土産屋覗くのにも早々に飽きてしまい、離陸40分前くらいにはゲート潜って搭乗待ちロビー入って寝てました。
午前7時近くなると漸く白々~と夜が明けた。
残念ながら薄曇の天気…予報によるとこれから晴れるそうだけど…さて、どう出るか?

7:35離陸、飛行機は長崎を目指す。
機内はガラガラでした…すんなり後部窓際席を選べた理由が良く解ったよ。
隣居なかったのは独り旅する者にとっちゃ有難い。
前の席には、なんと小学校低学年位の男の子独りきり。
それを気にしてスチュワーデス(フライトとかキャビン・アテンダントって呼び方面倒なんで、此処ではそう呼ばさせて貰います)さんが、「向う行ったら迎えは有るのか」なんて訊いている。
サービスで玩具なんか渡してた。
しかし偉いなぁ…私なんか精々電車くらいだ、独りで乗れたのは。

飛行機は富士山の上を通過して、南へ、南へ。
記事上の写真は窓から観た富士山…見えますか~??
今年は相当暖かかったらしく、例年通りなら雪化粧してる時季なのに、見ての通り薄らとしか冠雪しておりませんでした。
異常気象だね~。

南へ進めば進む程、空は青空好天気。
お陰で下界の様子が良く眺められたのが嬉しかった。




…そんな所で今回は〆。
予想してたけど全っっ然先へ進まないし。(汗)
2/2迄もたせる事考えると、こんくらいのテンポで丁度良いのかも知れんが…ノタノタスピードで済みませんが、こんな感じで続きは明日。(の予定)
コメント (8)
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