瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

東京MXうる星再放送観賞の為の簡潔感想リスト

2010年10月10日 15時45分50秒 | 漫画&アニメ
――ってタイトルちっとも簡潔じゃねぇ。(汗)

10/10の今日は高橋留美子先生の誕生日。
おめでとう御座いま~す♪♪

その事をお祝いして本日は現在東京MX局で再放送中「うる星やつら」の、今後放送されるであろう回の感想を(なるべく)簡潔に纏めてリストにしてみようと。
ディーン期に入り、面白さにかなりバラつきが見られるようになって来ましたからね~。
再放送を楽しんでる人には有れば便利なんじゃないかと思いましてな。
勿論面白いと思うかどうかには個人差が有る故、あまり充てになる物じゃないっすが、印刷して目安にしてくれれば嬉しいです。(笑)
かなり何様な口調で批評してるけど、あくまで個人の独断&偏見と捉え、笑って許して下さいな。(汗)
つうわけで↓より…○は良、△は並、×は悪、★付は自分的傑作回、▲付は自分的佳作回、各回のタイトルは(長いんで)略表記してありまする。



・第146話「わが子恋しや岩石の母!!」…脚本×演出×作画△…原作通りギャグで押し通した方が面白くなっただろう。
・第147話「カラ~ンコロ~ン女子寮!!」…脚本△演出×作画○…話のバランス考えるとお露役はサクラさんでなく了子ちゃんでしょ。
・第148話「プール妖怪!許されぬ恋」…脚本×演出×作画△…原作2話を無理に繋げるから…この傾向新シリーズから増えた。
★第149話「ランちゃんパニック」…脚本○演出○作画○…プレイバックぴえろ。モブ彩色の手抜きのみ惜しい大傑作。
・第150話「栗子と長十郎」…脚本×演出△作画△…元原作の面白さ+声優の演技力で笑かして貰ったけど脚本×。特にキャラ後日談は不要。

   ――此処でOP&ED(アイキャッチもだった気がする)変更――

・第151話「豪華けんらん正義の味方!」…脚本△演出△作画△…正義の味方の悪徳商法に(笑)、これぞルーミック。
▲第152話「三人娘の逆襲」…脚本○演出△作画○…ほのぼのラブコメで微笑ましい。弁天様一瞬のセクシーショットを見逃すな!
・第153話「燃えよかくし芸!」…脚本×演出×作画△…冒頭のバニーガールラムを観たら即チャンネルチェンジを推奨。
★第154話「了子の特製ワラ人形!!」…脚本○演出○作画○…このブラックさこそ了子ちゃん。(笑)原作以上に笑わせて頂いた。
・第155話「ヨロイ娘は美女?怪女?」…脚本△演出×作画○…飛鳥登場、ぶっちゃけ作画だけの回。
・第156話「ヨロイ娘の恋!」…脚本△演出△作画○…飛鳥後編、やっぱり作画だけの回、特に了子ちゃんがらしくない。
★第157話「純情キツネ再び!!」…脚本○演出○作画○…絵本の様なメルヘン、夢オチを惜しく感じるほどの傑作。
▲第158話「おしゃべり花」…脚本○演出△作画△…話は爆笑もの、1部荒れてた画が残念。悪女なラムはアニメでは新鮮。

   …実はディーン期の最高潮はこの辺り、これ以後は緩やかに下降して行き、最後のOP「殿方ごめん遊ばせ」にチェンジ後は面白さが転がり落ちて行く…

・第159話「テンちゃんの息子誕生?!」…脚本△演出×作画○…オチだけ笑った。
・第160話「ラムの勇気ある決闘!」…脚本×演出×作画○…余計なシャワーシーン等を入れてオチを削った駄作。作画のみ超最高。
・第161話「帰ってきた抜け忍かえで!!」…脚本×演出×作画×…何故今更かえで!?(別に嫌いで言ってる訳じゃなく)
★第162話「友引高校サバイバル!」…脚本△演出○作画△…13日の金曜日パロ。吉永尚之氏の怪演出が冴える!
・第163話「謎の巨大ケーキ!」…脚本×演出×作画○…原作で巨大ケーキの話面白かっただけに、単独で観たかった。
・第164話「ダーリンはなにを考えてるっちゃ!?」…脚本×演出×作画×…脚本家&演出家はなにを考えてるっちゃ!?
・第165話「お芝居パニック!」…脚本×演出×作画△…つまらない芝居ほど観るのが辛い物は無い。
・第166話「さびしがり屋の妖精物語!!」…脚本△演出△作画×…もっと「雪(冬?)の妖精」というキャラを活かす話にして欲しかった。
★第167話「夢の中へ!」…脚本△演出○作画○…ウエディングドレスをイラストで見せたのは手抜きっぽく感じたけど。
・第168話「三人娘!ダーリン誘惑大作戦!!」…脚本△演出△作画△…弁天&お雪さんが成る程色っぽい、自称痴漢に笑った。
・第169話「コタツ猫!何が何でも暖まる」…脚本×演出×作画×…まぁ原作もあのオチだったしねぇ…。(汗)
・第170話「竜之介の父・妻は面影の中に!!」…脚本×演出×作画×…観た事を忘れるほどつまらない脚本。
・第171話「おユキのカゼで氷づけ!!」…脚本×演出×作画△or×…だから無理矢理2話繋げなくともと。(汗)
・第172話「わいはフグが好きやねん」…脚本×演出○作画○…脚本は?でも、演出のテンポの良さに救われた。

   ――此処でOP&ED変更――

・第173話「ヨロイ娘!お兄様がいっぱい」…脚本×演出×作画○…何処に「お兄様がいっぱい」?
・第174話「退屈シンドローム!友引町」…脚本×演出△作画○…映画4の為の練習作?なら始めからオリジナルで作って欲しい。
・第175話「コタツ猫の初恋オデン!?」…脚本△演出△作画△…力の入ったランちゃんセクシーシーンが流石西島氏である。(笑)
・第176話「ヨロイ娘、嵐をよぶデート」…脚本△演出△作画○…見所は飛鳥VS飛鳥母。
★第177話「鐘つきバトルロイヤル」…脚本△演出○作画○…パロの嵐!!2話無理矢理繋げた感がしなかったのが良かった。
・第178話「昔に戻るかラムとレイ!!」…脚本△演出△作画×…オチは原作より良くなったのではと。
・第179話「輝け夢の大喫茶店!!」…脚本×演出×作画△…演出家の趣味で入れたオリジナルシーンが悉く浮いてる。
★第180話「ダーリンのやさしさが好きだっちゃ」…脚本○演出○作画○…原作も傑作回だけど、アニメも傑作回だった。
▲第181話「またまた純情ギツネ!」…脚本△演出○作画△or×…こたつねこVSケンシロウに爆笑、案山子の三四郎君は良いキャラに思う。
・第182話「悲願の浜茶屋繁盛記!?」…脚本×演出×作画△…前置き長っっ。
▲第183話「竜之介VS弁天!」…脚本△演出△作画○…カリオストロにナウシカ、宮崎アニメパロ大爆発な回。(笑)
・第184話「魔法の小ビン!」…脚本×演出×作画×…白のつば広帽子+白いワンピース着たラムちゃんは新鮮だったけど。
★第185話「大魔神現わる!」…脚本○演出○作画△…風の谷のナウシカパロ。吉永尚之氏の怪演出が冴える!
・第186話「ダーリンに言葉が通じないっちゃ」…脚本△演出△作画○…まんまリメンバー・マイ・ラブ。
・第187話「テンちゃんのうな重大作戦!!」…脚本×演出×作画×…サクラさんとあたる似の妖精の存在意義は?
・第188話「お見舞パニック!?」…脚本△演出△作画△…何だかんだで仲良しなラム&ランが微笑ましい。

   ――最後のOP&ED変更、観るのが辛い末期開始のベルが鳴る――

・第189話「終太郎の頭にタコがいるっちゃ!?」…脚本×演出×作画×…元の話も何だかなな出来だったといえ…。
・第190話「宇宙からの侵略者!」…脚本△演出×作画△or×…台所事情の苦しさが透けて見える止め絵演出。
▲第191話「食うのは奴らだ」…脚本△演出○作画○…久々のハチャメチャオチが楽しかった。汁粉ウェーブに爆笑。
・第192話「恐怖の頭上クーラー!!」…脚本×演出×作画△or×…前半だけ面白い。
▲第193話「愛の襲撃!」…脚本△演出○作画△…サンバイザー被ったラムが可愛い。友情出演、宮崎駿監督。(笑)
・第194話「火消しの母に悩みあり!!」…脚本×演出△作画△…後半の引き伸ばし部分が眠くなる。
・第195話「ピントはずれの青い鳥!!」…脚本×演出×作画×…第143話「原生動物の逆襲!」と同じカットでオチかい!
★第196話「竜之介が初めて水着を着る時!!」…脚本○演出○作画○…オチに向っての盛上げ方が巧い。
・第197話「花嫁がほしい!!キツネの恋」…脚本△演出×作画△…如何にも引き伸ばしてますな前半が退屈。
・第198話「三人娘の動物大作戦!!」…脚本×演出×作画×…手抜きの演出+作画が哀しくなる。
・第199話「お魚つかみどり!浜茶屋の商売」…脚本×演出×作画×…魚のつかみどりなら舞台は学校のプールの方が良かったと思う。
★第200話「星に願いを!」…脚本△演出○作画△…個人的にTVうる星最後の傑作かと。後半作画の乱れが残念。
・第201話「くちづけ宅急便!」…脚本△演出×作画△…ちびっ子ラムちゃん可愛いvあたるの暴走が楽しい♪見所はそれだけ。
・第202話「サクラのおはらい大失敗」…脚本×演出×作画△…原作の様に舞台を学校にしてこそ、面白さが活きた話だったなと。
・第203話「錯乱坊ヨガスクール!!」…脚本×演出×作画△…食物連鎖のポーズを取る意味は?
・第204話「温泉先生、涙の送別マラソン大会」…脚本△演出△作画△…盛り上げ足らずなまま終った。
・第205話「別れのつるつるセッケン!?」…脚本×演出×作画△…何故にこんな暗い話に…。(汗)
・第206話「飛鳥VSお兄様!」…脚本△演出△作画△…セルの使い回しが目立つなぁ。(汗)
・第207話「恐怖の四次元おみくじ!!」…脚本×演出△作画△…夢の女キャラ、ランやしのぶにすれば、続く話に繋がったのに。
▲第208話「面堂家人間すごろく大会」…脚本○演出△作画○…陰で糸引いてるという案が秀逸。
・第209話「テンちゃん、虹のはてに」…脚本×演出×作画×…安いメルヘンだ。(汗)
・第210話「あたるのテスト大作戦」…脚本△演出△作画△…2話繋いでんだけど、どちらもテスト絡みの話で無理矢理感薄まる。
・第211話「ダーリンがうちを好きだと言ったっちゃ」…脚本×演出×作画×…またそのカットでオチかい!!(汗)
・第212話「決死の家庭訪問!」…脚本△演出△作画×…しのぶまでGに置き換えるのはどうだろう?
・第213話「ランちゃんの巨大人形!!」…脚本○演出△作画○…巨大人形出しといて爆発させないなんて…!
・第214話「命かけます純情キツネ!!」…脚本△演出△作画○…懐かしのつり目ラムちゃんv
・第215話「ラムの危険な結婚話」…脚本△演出×作画○…後に「らんま」のキャラデザ&作監を担当する中嶋敦子女史の初作監回。
・第216話「ランの意地悪大作戦」…脚本△演出△作画○…竜之介まで巻き込んだのは余計な気がした。

  …第217話「輝け!!うる星大賞」は、ファンが選ぶベスト10話発表と、1位の再放送だったんで省きます。

・第218話「オールスター大宴会!」…脚本×演出×作画○…作画は良かったけど、末期うる星の悪い所が全て出た最終回だった。


ぴえろ期とディーン期、どちらもファンが付いていて、それぞれ魅力が有ると思うけど、単純に面白さで比較するならぴえろ期のが上じゃないかと。
…ぴえろ期も最初はつまらなかったけどね。(笑)

押井氏がCD降板したのをつまらなくなった理由に挙げる人が多い。
それも勿論有るだろうけど、ディーン期に入って良い脚本家と、良い演出家が不在だった事も理由に有ると思うのだ。
ぴえろ期は中盤~後半、伊藤和典氏以外の脚本家が抜けて、押井氏を始めとした演出家が脚本をも担当してたんだそうな。
伊藤和典氏はうる星の作風に合ってたし、スタッフ間が密だった事で、一貫した話・キャラ作りが出来たんだと思う。
ディーン期は柳川茂氏・井上敏樹氏・土屋斗紀雄氏・島田満女史の4人がメインとなり、ローテーション組んで担当してたんだけど、そのせいで回が進む毎にキャラがブレた。
てか豪華過ぎるだろ、この脚本家陣。
誰だよ?組んだの??(汗)
土屋斗紀雄氏・島田満女史は悪くなかったけど、うる星の脚本を担当するには毒が薄かった気がする。
ディーン期になって原作回帰が進められたけど、それは原作をただトレースするだけだった。
しかし原作1話はそのまま作ると約10分位。
余った尺をどうしたかっつうと、別の原作話を繋げて無理矢理1話にした。
それでも尺が余った場合は、支離滅裂な妄想イメージを挿入したり。
ディーン期になって気に食わなかったのはこの傾向。

巧い演出家は吉永尚之氏と山崎和男氏くらいというのも痛かった。
酷かったのが鈴木行氏で、幸運にも前半は良い作画回に当たる事が多く目立たなかったけど、作画スタッフのレベルが下がってった後半は観てるのが辛かった。
というのは至極失礼な物言いだけど、大事なオチを削るわ同じカットばかりを多用するわ、素人目で見ても酷かったのです。
後、須田裕美子女史の演出も……落語等が趣味の方らしかったけど、話中にそれを無理に挿入するのがね…例を挙げると第153話「燃えよかくし芸!この道一直線」とか。

良いスタッフに恵まれなかったのが、CDになった山崎氏の不幸かなと。
押井氏も始めはそうだったらしいけどさ。

前にも書いたけど、アニメうる星感想は、書き直して再度UP予定っす。
今微妙に気持ち荒んでるから、書くには丁度良いかと。(笑)
コメント (6)
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