皆様こんばんは。
日本のクリスマスが瞬く間に終わってしまいましたが如何お過ごしでしょうか?
私、本日ミスドの福袋を買いに、朝一の電車に乗り出掛けたのですが、既に綺麗さっぱり跡形も無くクリスマスディスプレイが片付けられていて感動致しました。
その変わり身の早さ…やはり日本の文化の大本には歌舞伎が在るのだなと。
馬鹿言ってないで、今夜ミス・メリーから届いたお手紙を読みましょう。
『はぁい♪ミス・メリーよ♪
日本では25日にクリスマスを終えたら、今度は正月飾りにチェンジするんですって?
忙しないわねえ。
ヨーロッパでは、特にカトリック圏では2月2日のキャンドルマスを終えるまでクリスマス飾りを下ろさないのに。
メリーのクリスマスモードもまだまだこれから、今夜もクリスマスソングを歌っちゃうわよ!
その前にクリスマスオーナメントについて話さなくちゃね!
今夜採り上げるのは――《ロビン》よ!
クリスマスに纏わる動物は数多いわ。
羊に山羊に豚に猪に鳥に馬にラクダ…その多くが人間の身近な動物、主に家畜な事に気が付いたかしら?
大昔クリスマスが冬至祭だった頃に太陽神に供物として捧げた動物が、後世キリスト教により主イエス生誕を祝う日に変えられた後も影響を残しているんだと思うわ。
クリスマスに纏わる動物達の一部は、クリスマスのご馳走のメーンディッシュとして、食卓に登場したりするわ。
または《クリブ》と言うキリスト降誕の場を再現した模型の中に組み込まれたり…教会などで羊飼いや三博士の像の周囲に羊や山羊やラクダや馬の模型が並んでるのを観た人居るんじゃないかしら?
クリスマスツリーオーナメントにされてるんじゃないのかって?――勿論されてるわよ。
特に人気なのがヒタキ科ヨーロッパコマドリ属の鳥、《ロビン》なの。
ロビンがクリスマス飾りに用いられる様になったのは19世紀の中頃と云われてるわ。
頭から胸にかけ赤味がかった毛色を見て、キリスト教の信徒は《処刑されたキリストの頭に刺さった茨を抜き取ろうとして胸が赤く染まった》とのエピソードを描いたの。
以来ロビンはクリスマスツリーのオーナメントやクリスマスカードで人気の題材になったというわけ。
ロビンの姿って雀の様に小さくて愛くるしい上、毛色も美しいから、クリスマスの題材に選ばれるのにも納得しちゃうわ。
ツリーのオーナメントにされるか否かは、バエ度が決め手になるんでしょうね。
といったところで今夜のクリスマスソングを紹介――イングランド西部地方に17世紀以前から伝るクリスマスキャロルを、イギリスの弁護士ウィリアム・サンディーズが1833年に発表し有名になった《The first noel》よ♪
ウィリアム・サンディーズって人、クリスマスキャロルのコレクターで、古いクリスマスキャロルを沢山世に広めた功績で知られてるの。
同じ趣味を持つものとしてメリー、シンパシー感じちゃうわ。
日本では賛美歌103番《牧人ひつじを》のタイトルで知られてるわね。
今回は津川主一が訳したと云われる日本語バージョンの方を紹介するわ。
それじゃあまた明日、楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪』
――以上、メリーさんからの手紙でした。
ではこちらを参考に、メリーさんから紹介を受けた「牧人ひつじを」を歌いましょう!
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牧人♪ 羊を♪
守れるその宵♪
妙なる♪ 御歌(みうた)は♪
天(あめ)より響きぬ♪
喜び♪ 讃えよ♪
主イエスは生まれり♪
仰げば♪ 御空(みそら)に♪
煌く明星(あかほし)♪
夜昼♪ 清かに♪
輝き渡れり♪
喜び♪ 讃えよ♪
主イエスは生まれり♪
くすしき♪ 光の♪
導くまにまに♪
博士は♪ まぶねの♪
主イエスにまみえぬ♪
喜び♪ 讃えよ♪
主イエスは生まれり♪
…歌詞の「くすしき」とは「神秘的」な様を指しての表現です。
ところで写真の鳥オーナメント、ロビンに似てる様で、似てない様な…まーいいか。^^;
ロビンと聞くとマザーグースの「誰がコマドリ殺したの」をどうしても思い出す…だーれが殺したクックロ〜ビン〜♪
日本のクリスマスが瞬く間に終わってしまいましたが如何お過ごしでしょうか?
私、本日ミスドの福袋を買いに、朝一の電車に乗り出掛けたのですが、既に綺麗さっぱり跡形も無くクリスマスディスプレイが片付けられていて感動致しました。
その変わり身の早さ…やはり日本の文化の大本には歌舞伎が在るのだなと。
馬鹿言ってないで、今夜ミス・メリーから届いたお手紙を読みましょう。
『はぁい♪ミス・メリーよ♪
日本では25日にクリスマスを終えたら、今度は正月飾りにチェンジするんですって?
忙しないわねえ。
ヨーロッパでは、特にカトリック圏では2月2日のキャンドルマスを終えるまでクリスマス飾りを下ろさないのに。
メリーのクリスマスモードもまだまだこれから、今夜もクリスマスソングを歌っちゃうわよ!
その前にクリスマスオーナメントについて話さなくちゃね!
今夜採り上げるのは――《ロビン》よ!
クリスマスに纏わる動物は数多いわ。
羊に山羊に豚に猪に鳥に馬にラクダ…その多くが人間の身近な動物、主に家畜な事に気が付いたかしら?
大昔クリスマスが冬至祭だった頃に太陽神に供物として捧げた動物が、後世キリスト教により主イエス生誕を祝う日に変えられた後も影響を残しているんだと思うわ。
クリスマスに纏わる動物達の一部は、クリスマスのご馳走のメーンディッシュとして、食卓に登場したりするわ。
または《クリブ》と言うキリスト降誕の場を再現した模型の中に組み込まれたり…教会などで羊飼いや三博士の像の周囲に羊や山羊やラクダや馬の模型が並んでるのを観た人居るんじゃないかしら?
クリスマスツリーオーナメントにされてるんじゃないのかって?――勿論されてるわよ。
特に人気なのがヒタキ科ヨーロッパコマドリ属の鳥、《ロビン》なの。
ロビンがクリスマス飾りに用いられる様になったのは19世紀の中頃と云われてるわ。
頭から胸にかけ赤味がかった毛色を見て、キリスト教の信徒は《処刑されたキリストの頭に刺さった茨を抜き取ろうとして胸が赤く染まった》とのエピソードを描いたの。
以来ロビンはクリスマスツリーのオーナメントやクリスマスカードで人気の題材になったというわけ。
ロビンの姿って雀の様に小さくて愛くるしい上、毛色も美しいから、クリスマスの題材に選ばれるのにも納得しちゃうわ。
ツリーのオーナメントにされるか否かは、バエ度が決め手になるんでしょうね。
といったところで今夜のクリスマスソングを紹介――イングランド西部地方に17世紀以前から伝るクリスマスキャロルを、イギリスの弁護士ウィリアム・サンディーズが1833年に発表し有名になった《The first noel》よ♪
ウィリアム・サンディーズって人、クリスマスキャロルのコレクターで、古いクリスマスキャロルを沢山世に広めた功績で知られてるの。
同じ趣味を持つものとしてメリー、シンパシー感じちゃうわ。
日本では賛美歌103番《牧人ひつじを》のタイトルで知られてるわね。
今回は津川主一が訳したと云われる日本語バージョンの方を紹介するわ。
それじゃあまた明日、楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪』
――以上、メリーさんからの手紙でした。
ではこちらを参考に、メリーさんから紹介を受けた「牧人ひつじを」を歌いましょう!
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【牧人、羊を(The first noel)】
牧人♪ 羊を♪
守れるその宵♪
妙なる♪ 御歌(みうた)は♪
天(あめ)より響きぬ♪
喜び♪ 讃えよ♪
主イエスは生まれり♪
仰げば♪ 御空(みそら)に♪
煌く明星(あかほし)♪
夜昼♪ 清かに♪
輝き渡れり♪
喜び♪ 讃えよ♪
主イエスは生まれり♪
くすしき♪ 光の♪
導くまにまに♪
博士は♪ まぶねの♪
主イエスにまみえぬ♪
喜び♪ 讃えよ♪
主イエスは生まれり♪
…歌詞の「くすしき」とは「神秘的」な様を指しての表現です。
ところで写真の鳥オーナメント、ロビンに似てる様で、似てない様な…まーいいか。^^;
ロビンと聞くとマザーグースの「誰がコマドリ殺したの」をどうしても思い出す…だーれが殺したクックロ〜ビン〜♪