やっと追着いた~~!
これからはあんま溜めないようにしよう…なるべく。(汗)
早く野球中継始まれば良いなんて思いつつ(汗)、前回の続きで御座います。
・第57回「お嬢サマ登場!三鷹コーチにひとめぼれ」 脚本:金子裕 コンテ・演出:近藤英輔 作画監督:小川博司
…「めぞん」の重要キャラの苗字には必ず0~9迄の数字が入るというのは有名な話。
1=一の瀬さん、2=二階堂、3=三鷹、4=四谷、5=五代、6=六本木朱美、7=七尾こずえ、8=八神いぶき、9=九條明日菜、ここに0=音無響子さんが入り、懐かしのダイヤル式電話番号数字が完成する。
苗字に数字が入る事、即ち話のキーパーソンであるキャラの証…なんだけどね。
TVアニメでは諸事情により二階堂を抜かして、九條明日菜お嬢様を登場させた。
この九條明日菜お嬢様、言ってしまえば作品の幕を引くのが役目である。
だからこそレギュラーの中で、最後の登場となった。
縺れた恋愛関係を解消目的で、ライバルキャラのお相手役を登場させるのは、留美子先生の芸風の様なもの。(若干皮肉篭ってるな…)
最初から相手役として登場させるからこそ、明日菜お嬢様は一目で三鷹さんに恋に落ちた。
ぶっちゃけルーミック漫画の場合、始めから組む異性が決められてる。
三角関係とかになっても後でライバルにお相手用意したりして、途中でカップルの組み合せが変るという例は殆ど無い。
例外はラムとあたるくらいで、その点安心して観てられる反面、意外性は無いとも言える。
「めぞん」の場合も連載当初はラブストーリーの予定無かったって事だが、三鷹と響子さんをゴールインさせるなんて作者一度も考えやしなかったろう。
で、アニメの話に戻りますが…。(汗)
明日菜お嬢様の登場は、アニメも話を畳み出した事を表してる。
アニメの場合、原作以上に明確な期限が設けられてた筈。
確かこの回放送する頃に原作が丁度終ったんじゃなかったっけ?
その終了の波に乗り、同じ頃原作が終了した「うる星」とタッグで、アニメ映画化の企画が立ち上がった。
原作終了1年後の春にTVアニメが円満終了→「うる星」との同時上映で映画公開、という製作会社の目論見により、TVアニメスタッフは何としても来年春迄に、番組を円満に終了せねばいけなかった。(苦労するのは何時も現場ばかり…)
この回実は半分位アニメのオリジナルで、番組終了を見越しての苦しい事情が透けて見える。
三鷹と明日菜お嬢様のエピソードと並行して、五代が保育園勤めする切っ掛けを描いたり。
原作では保育園でのアルバイトを紹介したのは、大学の人形劇同好会繋がりじゃなかったっけか?
それがアニメではこずえちゃんから紹介された形になってるんだな~。
別に話としては悪くなく感じたけど、先の展開考えると複雑な気持ち…。
原作では八神が登場する辺りからこずえちゃんの影が薄くなり、こずえちゃんが勤めるようになってからは、五代と全く会わずに居た風に描かれてた。
こずえちゃんが関係の自然消滅を意識するまで到り、五代との破局に向け上手く道筋を作っていた。
しかしアニメ版の五代はまだ大学通ってて、こずえちゃんとの付き合いを続行してる。
その上で彼女から将来に繋がる勤め先を紹介して貰ってるっつうのは…そこまで世話になった彼女と五代は別れるのかと複雑に思うでしょう?(笑)
後に八神からも勤め先(彼女のパパの会社)を紹介して貰う展開が来るが、あちらは色々有ってご破算になるから結果オーライ問題無。
しかもアニメの五代は八神のパパからお詫びの意味で再度紹介された会社を、「コネではなく自分の力で勤め先を決めたい」と格好良く断りもする、なのにこずえちゃんから貰ったコネはちゃっかり頂いた上で彼女とは別れるのかと。(笑)
こずえちゃんからの紹介に変えたのは、スタッフの彼女への愛情&同情有ってだろうが、結果として五代をクズに描く事になってしまった皮肉な話。(汗)
それ以外の問題は特に…半オリジナル脚本の割に上手く纏めていて、続く話への伏線も立ててたのは偉い。
興信所の私立探偵さん(優作さん)を一刻館住人がイジルのも面白かったです。
絵は小川さんが作監の割に(失礼)、顔があんま崩れておらず良かった。
(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …次回予告は一の瀬さん、朱美さん、四谷氏、響子さん。後期に入ってからの次回予告は、タイトルコールを響子さんが担当、一刻館住人達が次回の話を紹介しつつ茶化す風になってった。
【続】
これからはあんま溜めないようにしよう…なるべく。(汗)
早く野球中継始まれば良いなんて思いつつ(汗)、前回の続きで御座います。
・第57回「お嬢サマ登場!三鷹コーチにひとめぼれ」 脚本:金子裕 コンテ・演出:近藤英輔 作画監督:小川博司
…「めぞん」の重要キャラの苗字には必ず0~9迄の数字が入るというのは有名な話。
1=一の瀬さん、2=二階堂、3=三鷹、4=四谷、5=五代、6=六本木朱美、7=七尾こずえ、8=八神いぶき、9=九條明日菜、ここに0=音無響子さんが入り、懐かしのダイヤル式電話番号数字が完成する。
苗字に数字が入る事、即ち話のキーパーソンであるキャラの証…なんだけどね。
TVアニメでは諸事情により二階堂を抜かして、九條明日菜お嬢様を登場させた。
この九條明日菜お嬢様、言ってしまえば作品の幕を引くのが役目である。
だからこそレギュラーの中で、最後の登場となった。
縺れた恋愛関係を解消目的で、ライバルキャラのお相手役を登場させるのは、留美子先生の芸風の様なもの。(若干皮肉篭ってるな…)
最初から相手役として登場させるからこそ、明日菜お嬢様は一目で三鷹さんに恋に落ちた。
ぶっちゃけルーミック漫画の場合、始めから組む異性が決められてる。
三角関係とかになっても後でライバルにお相手用意したりして、途中でカップルの組み合せが変るという例は殆ど無い。
例外はラムとあたるくらいで、その点安心して観てられる反面、意外性は無いとも言える。
「めぞん」の場合も連載当初はラブストーリーの予定無かったって事だが、三鷹と響子さんをゴールインさせるなんて作者一度も考えやしなかったろう。
で、アニメの話に戻りますが…。(汗)
明日菜お嬢様の登場は、アニメも話を畳み出した事を表してる。
アニメの場合、原作以上に明確な期限が設けられてた筈。
確かこの回放送する頃に原作が丁度終ったんじゃなかったっけ?
その終了の波に乗り、同じ頃原作が終了した「うる星」とタッグで、アニメ映画化の企画が立ち上がった。
原作終了1年後の春にTVアニメが円満終了→「うる星」との同時上映で映画公開、という製作会社の目論見により、TVアニメスタッフは何としても来年春迄に、番組を円満に終了せねばいけなかった。(苦労するのは何時も現場ばかり…)
この回実は半分位アニメのオリジナルで、番組終了を見越しての苦しい事情が透けて見える。
三鷹と明日菜お嬢様のエピソードと並行して、五代が保育園勤めする切っ掛けを描いたり。
原作では保育園でのアルバイトを紹介したのは、大学の人形劇同好会繋がりじゃなかったっけか?
それがアニメではこずえちゃんから紹介された形になってるんだな~。
別に話としては悪くなく感じたけど、先の展開考えると複雑な気持ち…。
原作では八神が登場する辺りからこずえちゃんの影が薄くなり、こずえちゃんが勤めるようになってからは、五代と全く会わずに居た風に描かれてた。
こずえちゃんが関係の自然消滅を意識するまで到り、五代との破局に向け上手く道筋を作っていた。
しかしアニメ版の五代はまだ大学通ってて、こずえちゃんとの付き合いを続行してる。
その上で彼女から将来に繋がる勤め先を紹介して貰ってるっつうのは…そこまで世話になった彼女と五代は別れるのかと複雑に思うでしょう?(笑)
後に八神からも勤め先(彼女のパパの会社)を紹介して貰う展開が来るが、あちらは色々有ってご破算になるから結果オーライ問題無。
しかもアニメの五代は八神のパパからお詫びの意味で再度紹介された会社を、「コネではなく自分の力で勤め先を決めたい」と格好良く断りもする、なのにこずえちゃんから貰ったコネはちゃっかり頂いた上で彼女とは別れるのかと。(笑)
こずえちゃんからの紹介に変えたのは、スタッフの彼女への愛情&同情有ってだろうが、結果として五代をクズに描く事になってしまった皮肉な話。(汗)
それ以外の問題は特に…半オリジナル脚本の割に上手く纏めていて、続く話への伏線も立ててたのは偉い。
興信所の私立探偵さん(優作さん)を一刻館住人がイジルのも面白かったです。
絵は小川さんが作監の割に(失礼)、顔があんま崩れておらず良かった。
(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画△ …次回予告は一の瀬さん、朱美さん、四谷氏、響子さん。後期に入ってからの次回予告は、タイトルコールを響子さんが担当、一刻館住人達が次回の話を紹介しつつ茶化す風になってった。
【続】