街にクリスマスソングが流れる頃、遠い北の国からやって来る、私の名前はミス·メリー!!
やる気の無いブログ主の代わりに、クリスマスシーズンは私が仕切るわ!
初めての貴方も、一年振りに会う貴方も、来年1月1日迄の十二夜の間、一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょ♪
そして今年のクリスマスに纏わる話のテーマは、「クリスマスの植物」!
牧野富太郎先生ほどの知識は持って無いけど、クリスマス関わりならメリー頑張って語るから、ご静聴宜しくお願いねv
第一夜に採り上げるクリスマスの植物は「月桂樹」──クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑高木で、葉っぱは乾燥させて香辛料に使われる…「ローリエ」って呼び名はご存知かしら?
レストランでマルガリータピザ注文すると、ピザの上に載ってたりするわね。
「月桂樹」は古代ギリシャ時代に太陽神アポロンのシンボルツリーとして神聖視された樹木。
オリンピックの起源と云われる古代ギリシャ時代の競技祭では、優勝者に月桂樹やセロリの葉で拵えた冠が授与された記録が残ってるそうよ。
現代のスポーツの祭典でも、「月桂冠」を優勝者に被せるシーンを見掛けるわね。
ちなみに「月桂樹」がアポロンの聖樹になった謂れは、ギリシャ神話によるとこんな感じ。
或る日、アポロンは弓矢で遊んでいた愛の神エロースを、子供っぽいと誂った。
エロースはローマ神話で「クピド」と呼ばれる、「キューピッド」のモデルになったキャラで、神様ではあるものの、子供みたいな幼い姿をしていたのね。
この後エロースは飛躍的な成長を遂げて成人男子に変わるんだけど、それはまた別の話…子供っぽいとアポロンに揶揄われたエロースは怒り、アポロンの胸には恋の矢を、近くの河で偶々水遊びをしていたニンフ(妖精さんみたいなものよ)のダプネーの胸には鉛の矢を撃ち込んだ。
忽ちアポロンはダプネーに恋し、対してダプネーはアポロンを嫌悪、河辺で二人の激しい恋の鬼ごっこが展開され、追い詰められたダプネーは、父である河の神ペーネイオスに、アポロンのものになりたくない一心から、自分の身を樹に変えるよう願った。
願いは父により叶えられ、アポロンの目前でダプネーの身体は月桂樹に変身…その姿を見てアポロンは酷く悲しんだけど、せめてもの慰めと月桂樹の枝を一本手折り、永遠に身に着けたと云うわ。
…う〜〜ん、エロースも罪作りな真似するわね〜。(汗)
話をクリスマスに戻して──「クリスマスリース」って有るじゃない?
あれの起源が実は「月桂冠」じゃないかって、一説では言われているの。
古代ローマの冬至祭にはプレゼントを贈る風習が有って、これがクリスマスプレゼントの起源と云われてるんだけど、プレゼントの1つに常緑樹の枝が有ったんですって。
冬でも枯れない常緑樹の枝は、健康と長寿のパワーを秘めてると、古代人は考えたのね。
贈る常緑樹に人気だったのが「月桂樹」で、月桂冠のイメージから枝をリング状にして贈るのが流行したそうなの。
そして贈られた側は、新年の幸福を祈って、家の戸口に飾ったんですって。
ただ、今日見られるクリスマスリースを飾る習慣は、早くても19世紀頃に始まった、比較的新しい物だそうよ。
今夜の話はこれでお終い!
今夜歌うクリスマスソングは──「もろびとこぞりて」♪
アイザック・ワッツ作詞、ローウェル・メーソン作曲の、イギリス発クリスマスキャロル、「Joy to the World! the Lord is come」を元にした日本語版聖歌…詳しくはこちらを参考にしてね!
それじゃあまた、明日の夜も楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪
諸人こぞりて♪ 迎えまつれ♪
久しく♪ 待ちにし♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪
この世の闇路を♪ 照らし給う♪
妙なる♪ 光の♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪
平和の君なる♪ 御子を迎え♪
救いの♪ 主とぞ♪
褒め称えよ♪
褒め称えよ♪
褒め♪ 褒め♪ 称えよ♪」
…こんばんは、お久し振りです、びょりです。
やる気の無いブログ主ですが、メリーさんのお陰で辛うじて続けられてます(汗)
取り敢えず1月1日迄、今年もメリーさんともども宜しくお願い致しますm(_ _;)m
写真は小石川植物園で撮影して来た「月桂樹」、乾燥してない葉をまじまじ観たの初めてかも。
やる気の無いブログ主の代わりに、クリスマスシーズンは私が仕切るわ!
初めての貴方も、一年振りに会う貴方も、来年1月1日迄の十二夜の間、一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょ♪
そして今年のクリスマスに纏わる話のテーマは、「クリスマスの植物」!
牧野富太郎先生ほどの知識は持って無いけど、クリスマス関わりならメリー頑張って語るから、ご静聴宜しくお願いねv
第一夜に採り上げるクリスマスの植物は「月桂樹」──クスノキ科ゲッケイジュ属の常緑高木で、葉っぱは乾燥させて香辛料に使われる…「ローリエ」って呼び名はご存知かしら?
レストランでマルガリータピザ注文すると、ピザの上に載ってたりするわね。
「月桂樹」は古代ギリシャ時代に太陽神アポロンのシンボルツリーとして神聖視された樹木。
オリンピックの起源と云われる古代ギリシャ時代の競技祭では、優勝者に月桂樹やセロリの葉で拵えた冠が授与された記録が残ってるそうよ。
現代のスポーツの祭典でも、「月桂冠」を優勝者に被せるシーンを見掛けるわね。
ちなみに「月桂樹」がアポロンの聖樹になった謂れは、ギリシャ神話によるとこんな感じ。
或る日、アポロンは弓矢で遊んでいた愛の神エロースを、子供っぽいと誂った。
エロースはローマ神話で「クピド」と呼ばれる、「キューピッド」のモデルになったキャラで、神様ではあるものの、子供みたいな幼い姿をしていたのね。
この後エロースは飛躍的な成長を遂げて成人男子に変わるんだけど、それはまた別の話…子供っぽいとアポロンに揶揄われたエロースは怒り、アポロンの胸には恋の矢を、近くの河で偶々水遊びをしていたニンフ(妖精さんみたいなものよ)のダプネーの胸には鉛の矢を撃ち込んだ。
忽ちアポロンはダプネーに恋し、対してダプネーはアポロンを嫌悪、河辺で二人の激しい恋の鬼ごっこが展開され、追い詰められたダプネーは、父である河の神ペーネイオスに、アポロンのものになりたくない一心から、自分の身を樹に変えるよう願った。
願いは父により叶えられ、アポロンの目前でダプネーの身体は月桂樹に変身…その姿を見てアポロンは酷く悲しんだけど、せめてもの慰めと月桂樹の枝を一本手折り、永遠に身に着けたと云うわ。
…う〜〜ん、エロースも罪作りな真似するわね〜。(汗)
話をクリスマスに戻して──「クリスマスリース」って有るじゃない?
あれの起源が実は「月桂冠」じゃないかって、一説では言われているの。
古代ローマの冬至祭にはプレゼントを贈る風習が有って、これがクリスマスプレゼントの起源と云われてるんだけど、プレゼントの1つに常緑樹の枝が有ったんですって。
冬でも枯れない常緑樹の枝は、健康と長寿のパワーを秘めてると、古代人は考えたのね。
贈る常緑樹に人気だったのが「月桂樹」で、月桂冠のイメージから枝をリング状にして贈るのが流行したそうなの。
そして贈られた側は、新年の幸福を祈って、家の戸口に飾ったんですって。
ただ、今日見られるクリスマスリースを飾る習慣は、早くても19世紀頃に始まった、比較的新しい物だそうよ。
今夜の話はこれでお終い!
今夜歌うクリスマスソングは──「もろびとこぞりて」♪
アイザック・ワッツ作詞、ローウェル・メーソン作曲の、イギリス発クリスマスキャロル、「Joy to the World! the Lord is come」を元にした日本語版聖歌…詳しくはこちらを参考にしてね!
それじゃあまた、明日の夜も楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪
【もろびとこぞりて】
諸人こぞりて♪ 迎えまつれ♪
久しく♪ 待ちにし♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪
この世の闇路を♪ 照らし給う♪
妙なる♪ 光の♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪
平和の君なる♪ 御子を迎え♪
救いの♪ 主とぞ♪
褒め称えよ♪
褒め称えよ♪
褒め♪ 褒め♪ 称えよ♪」
…こんばんは、お久し振りです、びょりです。
やる気の無いブログ主ですが、メリーさんのお陰で辛うじて続けられてます(汗)
取り敢えず1月1日迄、今年もメリーさんともども宜しくお願い致しますm(_ _;)m
写真は小石川植物園で撮影して来た「月桂樹」、乾燥してない葉をまじまじ観たの初めてかも。