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皆様、こんばんは。
昨夜説明した通り、今年のクリスマスもコロナ禍のせいでミス·メリーの来日が叶いません。
自称クリスマスの妖精なら、それこそトナカイが牽く橇に乗って来れば良いと思いますが、多分無免許なのでしょう。(適当)
しかし通常より高くつくエアメールを読まないと末代まで祟られそうなんで、大人しく彼女の言う通りに今夜も手紙を読み上げさせて頂きます。
『はぁい♪ミス・メリーよ♪
今日は冬至!!――北半球では一年中で昼が最も短く、夜が最も長くなる日よ!
キリスト教が生まれる遥か昔から、世界中の人達がこの日を祝って来たわ。
何故なら大昔の人は冬至を《太陽の再生の日》と位置付けてたから。
冬至を境に、古い太陽が死に、新しい太陽が生まれる…大昔の人々にとって、冬至は一年で最重要な節目だったのよ。
世界を遍く照らす太陽が死ぬ事は、太陽を信仰していた大昔の人々にとって、この世の終わりと同義。
今でこそ一年で一番楽しいクリスマスだけど、初期は一年で一番恐ろしいシーズンだったのよ。
特に北欧では冬至の頃になると太陽が殆ど顔を出さず一日中闇に包まれるわけだから、恐怖が半端無かったでしょうね。
北欧ではクリスマスを指して《十二夜》と表現するの。
日本の様に一日で終わらず、年を跨いで十二夜続けるイベントなのよ。
日本の行事に例えれば年越し&正月ね。
日本でも《松の内》と言って、旧正月まで年越し行事が続く地方在るでしょ?
で…その恐ろしい《十二夜》の間にする事が、今夜のテーマに関わるの。
太陽が顔を出さず闇に包まれた世界では、あらゆる悪霊が暴れ回ると大昔の人達は信じたわ。
だから家中を煙で燻したり、恐ろしげな仮装で威嚇したり、大きな音を立てて、魑魅魍魎を追い払おうとしたの。
大きな音を立てる物とは、即ち《鐘》…その名残りはクリスマスツリーを飾るオーナメントとして残ってるわね。
十二夜の間鐘を打ち鳴らす慣習はキリスト教化され、聖なる御子誕生を告げるホーリーアイテムへと変化したの。
残ってる記録によると、初めてキリスト教会で鐘が用いられたのは5世紀頃のイタリアでだそうよ。
他には《鈴》とか《爆竹》とか《クラッカー》とか《花火》とか、今でもクリスマスから新年にかけ各国で見られるアイテムだけど、クリスマスツリーの正統オーナメントはこの内《鐘》だけ。
クリスマスツリーにモミの木が指定された様に、鐘もキリスト教によって聖なるアイテム認定を受けたってわけね。
さて、今夜のクリスマス・ソングを紹介するわ。
音を立てる物繋がりで――ジングルベルよ♪
今やポピュラーなクリスマスソングとして知られてるけど、元々はアメリカの街ボストンのジェームズ・ロード・ピアポント牧師が感謝祭用に作った歌なんですって。
時代により物のイメージって変わるものね。
今夜のメリーの話はここまで…また明日、楽しくクリスマス・ソングを歌いましょ♪』
――以上、ミス・メリーからの手紙でした。
「鐘」と言えば日本でも大晦日に撞きますね。
キリスト教だけでなく、全ての宗教で「鐘」は聖なるシンボル、だから重要なイベントで欠かせないという事かと。
それではこちらを参考に歌いましょう、ジングルベル!
Dashing through the snow♪
In a one-horse open sleigh♪
Over the fields we go♪
Laughing all the way♪
Bells on bob-tail ring♪
making spirits bright♪
What fun it is to ride and sing♪
A sleighing song tonight♪
Oh~♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪
Hey♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪
A day or two ago♪
I thought I'd take a ride♪
And soon Miss Fanny Bright♪
Was seated by my side♪
The horse was lean and lank♪
Misfortune seemed his lot♪
He got into a drifted bank♪
And we, we got upsot♪
Oh~♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪
Hey♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh~~♪
【訳】
雪の中を駆け抜ける、1頭立てのソリ
広がる雪原に、笑い声が溢れる
鈴が鳴り渡れば、一層明るく
ソリの歌を歌って楽しもう
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
数日前、ソリに乗ろうと考えた
隣に座ったミス・ファニーブライト
痩せ細った馬が運悪く
雪の吹き溜まりに突っ込んで
僕らは見事に引っ繰り返った
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
…今回の見出し写真は伊勢丹新宿店で販売されていたクリスマスオーナメント、同じデザインではないですが買って持ってます。
昨夜説明した通り、今年のクリスマスもコロナ禍のせいでミス·メリーの来日が叶いません。
自称クリスマスの妖精なら、それこそトナカイが牽く橇に乗って来れば良いと思いますが、多分無免許なのでしょう。(適当)
しかし通常より高くつくエアメールを読まないと末代まで祟られそうなんで、大人しく彼女の言う通りに今夜も手紙を読み上げさせて頂きます。
『はぁい♪ミス・メリーよ♪
今日は冬至!!――北半球では一年中で昼が最も短く、夜が最も長くなる日よ!
キリスト教が生まれる遥か昔から、世界中の人達がこの日を祝って来たわ。
何故なら大昔の人は冬至を《太陽の再生の日》と位置付けてたから。
冬至を境に、古い太陽が死に、新しい太陽が生まれる…大昔の人々にとって、冬至は一年で最重要な節目だったのよ。
世界を遍く照らす太陽が死ぬ事は、太陽を信仰していた大昔の人々にとって、この世の終わりと同義。
今でこそ一年で一番楽しいクリスマスだけど、初期は一年で一番恐ろしいシーズンだったのよ。
特に北欧では冬至の頃になると太陽が殆ど顔を出さず一日中闇に包まれるわけだから、恐怖が半端無かったでしょうね。
北欧ではクリスマスを指して《十二夜》と表現するの。
日本の様に一日で終わらず、年を跨いで十二夜続けるイベントなのよ。
日本の行事に例えれば年越し&正月ね。
日本でも《松の内》と言って、旧正月まで年越し行事が続く地方在るでしょ?
で…その恐ろしい《十二夜》の間にする事が、今夜のテーマに関わるの。
太陽が顔を出さず闇に包まれた世界では、あらゆる悪霊が暴れ回ると大昔の人達は信じたわ。
だから家中を煙で燻したり、恐ろしげな仮装で威嚇したり、大きな音を立てて、魑魅魍魎を追い払おうとしたの。
大きな音を立てる物とは、即ち《鐘》…その名残りはクリスマスツリーを飾るオーナメントとして残ってるわね。
十二夜の間鐘を打ち鳴らす慣習はキリスト教化され、聖なる御子誕生を告げるホーリーアイテムへと変化したの。
残ってる記録によると、初めてキリスト教会で鐘が用いられたのは5世紀頃のイタリアでだそうよ。
他には《鈴》とか《爆竹》とか《クラッカー》とか《花火》とか、今でもクリスマスから新年にかけ各国で見られるアイテムだけど、クリスマスツリーの正統オーナメントはこの内《鐘》だけ。
クリスマスツリーにモミの木が指定された様に、鐘もキリスト教によって聖なるアイテム認定を受けたってわけね。
さて、今夜のクリスマス・ソングを紹介するわ。
音を立てる物繋がりで――ジングルベルよ♪
今やポピュラーなクリスマスソングとして知られてるけど、元々はアメリカの街ボストンのジェームズ・ロード・ピアポント牧師が感謝祭用に作った歌なんですって。
時代により物のイメージって変わるものね。
今夜のメリーの話はここまで…また明日、楽しくクリスマス・ソングを歌いましょ♪』
――以上、ミス・メリーからの手紙でした。
「鐘」と言えば日本でも大晦日に撞きますね。
キリスト教だけでなく、全ての宗教で「鐘」は聖なるシンボル、だから重要なイベントで欠かせないという事かと。
それではこちらを参考に歌いましょう、ジングルベル!
【Jingle Bells(ジングルベル)】
Dashing through the snow♪
In a one-horse open sleigh♪
Over the fields we go♪
Laughing all the way♪
Bells on bob-tail ring♪
making spirits bright♪
What fun it is to ride and sing♪
A sleighing song tonight♪
Oh~♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪
Hey♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪
A day or two ago♪
I thought I'd take a ride♪
And soon Miss Fanny Bright♪
Was seated by my side♪
The horse was lean and lank♪
Misfortune seemed his lot♪
He got into a drifted bank♪
And we, we got upsot♪
Oh~♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh♪
Hey♪
Jingle bells♪ jingle bells♪ jingle all the way♪
O what fun it is to ride In a one-horse open sleigh~~♪
【訳】
雪の中を駆け抜ける、1頭立てのソリ
広がる雪原に、笑い声が溢れる
鈴が鳴り渡れば、一層明るく
ソリの歌を歌って楽しもう
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
数日前、ソリに乗ろうと考えた
隣に座ったミス・ファニーブライト
痩せ細った馬が運悪く
雪の吹き溜まりに突っ込んで
僕らは見事に引っ繰り返った
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
ソリ遊びの楽しさよ
…今回の見出し写真は伊勢丹新宿店で販売されていたクリスマスオーナメント、同じデザインではないですが買って持ってます。