年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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みなとみらい線元町中華街駅:「山東」   モチッとしていてジューシー ニラの香りが美味しい水餃子

2012-02-05 16:04:20 | 関東
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馬車道で所用を済ませたあと、中華街へと移動してランチであります

昨日放映されたアド街ック天国って番組で、ココ馬車道が取り上げられたためでしょうか?
いつもにも無く観光客らしきカップルがぞろぞろと歩いてまして、賑やかさを感じましたね

そして想像通り、取材された飲食店はどこもたくさんのお客さまで賑わっておりまして・・・
地元民が入れる隙間は無いようでしたね
ってことで、中華街へ


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こちらも春節の影響でしょうか? 多くの人出がありまして、メインの大通りは歩く隙間も無いほどでありますね
というのも、最近の中華街では“焼小籠包”が大人気でありまして、ソレを購入されたお客さまが、道端で立ち止まって食べるものですから、このような混雑になんですよね
奥のお店の壁には「ここで飲食はしないで下さい」と張り紙があるのですが、その張り紙の前に立って食べている人もたくさんいまして・・・
日本人のモラルと言いましょうか、マナーと言いましょうか 地に落ちたって感じがしますね


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そんな大通りを、人ごみを掻き分けるように進み「山東」へ

色んなグルメ誌に取り上げられているため、多くの飲食店が食べ放題などをやってお客さまを集めようと必至な中、こちらだけはいつも行列ができているんですよね
で、去年の夏頃に“新館”なるものが出来ちゃいましたね


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とにかく“水餃子”が話題のお店でありまして、掲載される内容は全て“水餃子”
従って、並んでいるお客さまの大半が、水餃子目当てってことでありまして・・・

二人かかりの小姐が、握っても握っても追いつかない
そして、常に茹で上げている状態ですから、その提供もスピーディーだし、常に握りたての茹でたてをいただくことが出来るのであります
待つことなく提供されますから、お客さまの滞席時間も短くなるってことで、並んでいても大した待ち時間はかからない
名物料理や看板料理を持つって事はその全てが相乗効果となるんですよね


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これがその“水餃子”でありまして、ひと皿10個であります
ひとりで伺いましたので、半分くらいのものは無いのかと尋ねてはみたのですが、万遍の笑顔で首を横に振られちゃいました

さて、その水餃子
たっぷりと肉汁を含んでいますので、十分に注意を払いながらいただきませんと、洋服を汚すことになります
そして、ニラもたっぷりと入っていまして、その香りが堪らなく美味しく、10個をペロリといっちゃいましたよ

特徴的なのは、この餃子に使う“タレ”でありまして、それにはココナッツピューレが使われていまして、その風味が、また美味しさを誘うんですよね


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一緒にいただいた“牛バラ麺”
トロッと柔らかく煮込まれている牛バラが、ゴロゴロと入っていまして、八角の風味とともに美味しくいただくことが出来ます

しかしこの辺の商品は、特に美味しいというものではなく、極一般的なモノといった感じでありまして・・・
ココに並んでまでいただかなくても、何処でもいただけるようなモノでありますね


看板料理とは、ただただ美味しいだけではなく、何らかの特徴があること
ココの水餃子におきましては、ココナッツを使った“タレ”ってことでありましょうね
そして、その料理がお店にか落として君臨していること
メニュー一番前に配置するなどの工夫が必要ですね
こちらのお店では、入り口を入ったところに、餃子を握るコーナーが設置されていまして、インパクト大なのであります

そんな看板料理のお陰で、苦戦する中華街にあって、繁盛を継続するだけでなく拡大する勝ち組となっているのでありましょう



【山東 新館】
神奈川県横浜市中区山下町147
045-651-7623

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