年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『上野精養軒』 1872年創業 150年近く続く老舗洋食店でいただくポークジンジャー

2020-01-12 22:03:29 | 関東
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どんよりした曇に覆われた3連休の中日
成人式が行われることも多いこの連休には寒波が押し寄せること多いのですが…
今日は日差しがないことでの寒さは感じるものの、例年のような冷え込みはなくダウンを必要としないほどであります



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歩行者天国となった銀座中央通りを歩きながら、お昼を何にしようかと考えていたのですが…
これといって食べたいものが思い浮かばないまま、松屋銀座のレストランフロアへと向かいます
中華料理の銀座アスターや和食のつる家など名店が並ぶ中から選んだのは『上野精養軒』
150年近く続く洋食の名店でありまして、上野本店は敷居が高いことからなかなかお邪魔することができませんが、こちらは比較的リーズナブルにいただけるのであります


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カニクリームコロッケやエビフライが盛られるミックスフライやトロトロに煮込まれたタンシチューにも惹かれるところではありますが…
キレイな“サシ”とその脂身何おいしいと言われる松坂豚がいただけるとのことですから「ポークジンジャーソテー」を選びます

先ずはスープ
最近はコーンスープを提供してくれるお店は少なくなりましたので、こういった丁寧に裏ごしされたスープをいただきますと古き良き時代を懐かしく思い出すことができますね


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期待ほどの厚みはありませんでしたが、軽くナイフを滑らせるだけで切り分けられてしまうほどの柔らかいお肉でありましたし、ちょっと濃い目で生姜の香りが豊かなソースはご飯が進むものと満足度が高いものであったのですが…
付け合わせのキャベツは長い間お水に浸けられていたのでしょうか
甘みや旨みを感じることのないスカスカなものとなっていましたし、添えられるポテトサラダも既成感があって残念に思えるものでありました



【上野精養軒】
東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座8F
03-3567-4908