目的としたお店が臨時休業であったことから他を探そうと東銀座界隈を歩き回ったのですが…
どうしたことか、行く店行く店が営業をしておらず…
ひと昔前に流行った「なんて日だ‼︎」ってフレーズが頭に浮かびます
それでお邪魔したのは『鮨 石島』
一度は10人ほどの列ができていたためにスルーしたのですが、戻って来たときには2組3名にまで少なくなっていましたので…
とは言え、お昼の時間は1階のカウンター席だけで営業されているようですので30分ほど待たせていただき、大将の目の前の席をいただきます
古民家を改装されたのか外観は関東大震災後の復興期の看板建築のようでありますが、店内は木の温もりが感じられる落ち着きとセンスを感じることができますし…
100㎜ほどの厚みがある白木の一枚板で作られたカウンターに高級感を感じます
お昼に提供されるお料理は「おまかせ」をメインに「にぎり」と「ばらちらし」
ちょっと贅沢に「おまかせ」をいただこうかとも思いましたが、初見のお店でもありますしリーズナブルにいただける「にぎり」を選びます
握られるお寿司は“鮪赤身" に始まり、”間八" "帆立貝柱" "〆鯖" "真烏賊" "鯵" "山形のだし" "中落ち" “煮穴子"と続く9貫
残念ながら大将に握っていただくことはできませんでしたが、天然ものだけが使われるというネタのおいしさはもとより、赤酢を使ったシャリの円やかな味わいを楽しませていただくことができました
中でも脂がのった中落ちのおいしさは印象に残るものでありました
しかし、大将から出される指示に応えながら握られていたことでリズム良くお寿司をいただくことができなかったことが残念でありました
【鮨 石島】
東京都中央区銀座1-24-3
03-6228-6539