年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

東京メトロ日比谷線銀座駅:『BANGKOK KITCHEN』    大好きなパッポンカリーとトードマンクンにご満悦

2016-04-15 22:58:01 | 関東
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東京ビッグサイトで開催されている外食産業関連の展示会「ファベックス」を視察して…
その後、用事を済ませた後に友人と食事をいたします

タイ料理が食べたいと言う友人のリクエストに応えて『バンコクキッチン』
東京駅での待ち合わせから外堀通り沿いにテクテクと歩いて有楽町 ギンザ・グラッセってビルの前に着いたら行列が出来ていて…
何事かと思ったら、このビルにあるお店へと向かう人たちがエレベーターの順番待ちをしているではありませんか
しかもその列を警備員が整理しておられまして、かつてのエレベーターガールならぬ、エレベーターお兄さんでありました



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目的のお店へと着きますと、そこはほぼほぼ満席の状態でありまして…
金曜日の夜とはいえ、この繁盛ぶりにビックリしながらも案内された客席へと着いてみると周りのお客さまはほぼ女性客
やっぱりタイ料理って女性に人気なんですね


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そんなことを思いながら、先ずは定番の生春巻き
スィートチリが添えられるお店が多いのでしょうが、こちらのお店ではなますのような人参と大根が添えられておりまして…
これがちょっとタイ風ではありますが、酸味がとっても春巻きと合うんですね


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そして海老のすり身揚げ
こちらにはスィートチリが添えられていますので、それを付けて優しい甘みを楽しんだり、何も付けずにそのままいただいたりと、大好きなすり身を楽しみます


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そして、タイ料理の中ではずすことが出来ないお料理が「プーパッポンカリー」なのですが、こちらのお店ではソフトシェルが使われているってことで「プーニムパッポンカリー」
旨みと言う点では渡り蟹が使われる「プーパッポンカリー」の方が勝っているのでしょうが、食べやすさの点では「プーニムパッポンカリー」でしょうかね
まあ、何れにしても大好きであること変わりは無くて…
しかし、こちらのものにはカレー風味が少なくて、ちょっと残念だでありましたね


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そして〆にと、タイ風のナシゴレン「カオパット」をいただいてみますと…
これがおいしくはあるのですが、なかなかに挑戦的な辛味でありまして、辛いモノにも比較的強いワタシは大丈夫でしたが、友人には結構きつかったようですね
パラッパラのタイ米の中には、海老や豚肉がゴロゴロとしていますので、ご馳走感もあってお気に入りです


お腹を満たしたところでデザートにおいしいアップルパイを食べようとお店を出たのですが、残念ながらそのお店の営業時間には間に合わず…
お隣のタリーズでコーヒーをいただくこととなりました



【BANGKOK KITCHEN】
東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ8F
03-3561-3181

東京メトロ日比谷線六本木駅:『魚市』     お昼においしいマグロ丼がいただけるレトロ居酒屋

2016-04-14 23:29:52 | 関東
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打ち合わせの前にお昼をいただこうと約束の時間よりも早めに出掛けて…
久しぶりの六本木でありますから何かオシャレなものをとも思いましたが、ここのところちょっとお肉をいただく機会が多かったためか、さっぱりとした和なものをいただきたい気分であります



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ブラブラと歩いていますと、ご近所にお務めであろうと思われる方々がぞろぞろとお店から出てくる姿を見まして…
ココはきっとおいしいに違いないと、今日のお昼はこちらでいただくことにいたします
お店の前に出されたメニューを眺めてみますと、『魚市』の名の通り魚料理を提供する居酒屋であるようで、お昼の時間にはマグロ丼や海鮮丼、そのほか煮魚などのお料理が提供されるようですね


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ちょっと昔懐かしい大衆居酒屋的な雰囲気を醸し出すお店であることから、オッサン御用達かと思ったお店なのですが思いのほか若い女性のお客さまもいらっしいまして…
オシャレなお店に疲れたときには、こう言ったホッとする雰囲気が恋しくなるのでしょうかね


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いただいたのは「中とろ赤身丼」
六本木と言う街にあって、汁と小鉢が付いて1000円とはかなりお値打ち価格なのではないでしょうか
その内容もこれでこの価格かと感心させられるレベルでありまして、こちらが人気であることに納得であります


まだ少し時間があったので近くにある「シナボン」で甘ーいデザートをいただくことにしてお店を後にいたします



【まぐろ居酒屋 魚市】
東京都港区六本木6-2-6 第3サンビル1F
03-3408-0030

都営地下鉄浅草線浅草橋駅:『わび助』    和の佇まいの中、おいしいイタリアンを提供してくれる隠れ家

2016-04-13 23:17:18 | 関東
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浅草橋での定例会
飲食ビジネスに関わる人たちを元気にしようと、繁盛店になるための勉強会と情報交換を行います
まだまだ始まったばかりの会でありますが、回を重ねるごとに参加される方々も増えてきまして…
これからの盛り上がりが楽しみであります



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で懇親会は『わび助』ってお店
浅草橋駅からは歩いて3分ほどのところではありますが、表通りに面していないことから目立つことが無い隠れ家のような雰囲気もありまして…
そんな雰囲気を狙ってか大きな看板が出されていないことも良い感じであります



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前菜の盛り合わせで提供されたハマチのマリネは身がコリコリと締まった新鮮さを感じるモノでありますし、ポテトサラダにはそら豆のペーストが合わせられるなどの工夫がありまして…
続くサラダは「完熟トマトとスクランブルエッグのサラダ」の名に恥じることのない甘みたっぷりのトマトが敷かれていますし、フワフワのスクランブルエッグも良い感じです
「モツのグラタン」は想像とは異なるスタイルでありましたが全くモツの嫌味を感じること無くおいしくいただき、自家製だと言う「サバの燻製」では見事な燻製の香りを楽しませていただけるなど、これからのお料理に期待が高まりますね


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なかなか技術があるシェフであるようで…
絶妙な塩加減と皮目はカリッと、そして身はふっくらと焼き上げられた「鶏もも肉のグリル」はミネラルの旨みを感じることが出来る絶品でありますね
もちろん、添えられるグリル野菜に使われる素材にもこだわりがあるようで、その本来の旨みを楽しむことが出来ます


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〆として提供されたパスタは「ボンゴレビアンコ」でありまして…
茹で汁とオリーブオイルがキチンと乳化していることでニンニクの香りを移したオイルが麺と上手く絡むことでのおいしさは感じられるのですが、ちょっと残念だったのは浅利の身がプリプリでなかったこと
最後のお料理だっただけに惜しい感じがしますね



とは言え、雰囲気が良い店内と感じ良い接客で、十分に満足させていただくことが出来ました
今度はお昼の時間にでもフラッとお邪魔してみましょうかね




【オステリア わび助】
東京都台東区柳橋1-12-5 玉沖柳橋ビル1F
03-3851-0149

都営地下鉄三田線春日駅:『せんごく』     ココでしかいただくことが出来ない「ステーキハンバーグ」

2016-04-12 22:22:10 | 関東
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今日のお昼は何にしようかなぁ
そんなことを思っていたら、急に食べたくなったのがお肉をギュッと噛みしめるような食感を楽しむことが出来るハンバーグでありまして…



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大江戸線でぐるりと回った春日駅
とんかつ屋さんの脇にある扉を開けて、ちょっと狭さを感じる急な階段を上った2Fが目的のお店『せんごく』でありまして…
なんと昭和45年に創業だとありますので、もうすぐ半世紀もココで繁盛を続けているんですね


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昔からココを贔屓にしているのであろう年配者から小さな子供を連れたファミリー、そして近隣にお勤めのオフィスワーカーなどなど幅広いお客さまに支持されているようで…
お昼の時間を過ぎてもお客さまが絶えることはないようですね


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で、これが今日の目的でもある「ステーキハンバーグ」
ステーキのようにお肉を食べてるって食感が残っていることがその名の由縁でもあるようで、粗挽きと言うよりも細切りにされたお肉で作られているからこその食感を楽しむことが出来るんですよね
いくつかのソースが用意されているのですが、ワタシはいつもせんごくバターをチョイス
そのバターの塩味がハンバーグのおいしさを一層引き立ててくれるのであります
シャキシャキとした食感を残したもやしも立派なお料理だと感じさせてくれることも素晴らしいです


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そして、こちらのお店
自家製のふりかけを用意してくれていますし、ご飯とスープはお替りフリーだと言うのも魅力的でありまして…
お腹いっぱいの幸せを提供してくれるお店でもあるんですよね




【グリルキッチンせんごく】
東京都文京区本郷4-25-8 猪尾ビル2F
03-3815-5606

東京メトロ丸ノ内線大手町駅:HAL YAMASHITA 大手町Lounge』  緑に囲まれる施設でいただくローストビーフ丼

2016-04-11 22:56:06 | 関東
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東京駅から歩いて5分、大手町駅にも直結する場所にありながら緑に囲まれる大手町タワー
そんなオフィスタワーの地下には、大手町と言う場所と森に囲まれている施設であることに引っ掛けたであろう『OOTEMORI(オーテモリ)』って商業施設があって…
働く女性をターゲットにしたと言うだけあって、おしゃれなレストランが並んでいます



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そんな施設の一角にあるのが、新和食スタイルと言うカテゴリーで有名な山下春幸氏が手掛ける『HAL YAMASHITA 大手町Lounge』
お昼の時間には比較的リーズナブルにいただける定食メニューを提供してくださるってことでお邪魔してみることにいたします


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入り口でローストビーフ丼にするのか定食にするのかを聞かれるのですが、新和食と呼ばれる定食メニューを目的にお邪魔したワタシも、ローストビーフ丼はかなり人気ですよとの言葉に背中を押されて…
ラウンジや寿司カウンター、バーとシチュエーションに合わせたコーナーが用意される店内の、寿司カウンターへと案内されます
と、食べるお料理によって案内される場所が異なるようですね


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ローストビーフ丼はいくつかのボリュームを選ぶことが出来るようになっているのですが、それぞれにご飯とローストビーフのグラム数を明記してありますのでわかり易くて良いですね
並だとお肉が100gしか乗せられないようですし、ご飯だけを大盛りにしても意味がないってことで、200gのお肉が乗せられる「特盛」をチョイスいたします
そんなメニューには、ご飯の代わりにレタスが敷かれた炭水化物フリーの「レタス盛」なんて商品もあって面白いですね

さて、そのローストビーフ丼
見た目にはクズ肉が盛られたように思えて残念なのですが、特性だというオニオンダレがさっぱりとした赤身のお肉を引き立ててくれますし、ご飯とお肉の間には10mm弱にカットされた玉ねぎが入っていて、シャキッとした食感も良いアクセントになっていますね
卓上には、そんな玉ねぎを自由に追加できるようにと壺に入れられたものが用意されていますし、オニオンダレ、ニンニク醤油、からしマヨネーズまでもが置かれていて…
自分流に調味していただけるってことも魅力ですね



と、もちろんおいしくいただけはしたのですが、多くのお店が提供しているものとさほど違いを感じることもなく…
山下流の何かを期待したワタシにはちょっと残念でしたね
次回は、山下氏の本流である新和食の定食をいただいてみることにいたしましょう




【HAL YAMASHITA 大手町Lounge】
東京都千代田区大手町1-5-5 大手町タワーB2F
03-5220-5886

東京メトロ日比谷線恵比寿駅:『吉野家』  「客層も利用動機も変える」小手先で終わらせない吉野家の挑戦

2016-04-10 21:57:08 | チェーン店
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街行く女性の装いも軽くなって春と言うよりも初夏を感じる季節
レザーのジャケットを脱ぎ捨て綿ジャケで出掛けたにもかかわらず額に汗するほどでありましたが、色合いも明るくなって気持ちまでもが明るくなるようですね



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恵比寿に出掛ける用事がありましたので、どこかおいしいお店が無いかと検索をしていたら…
ひと月ほど前に、吉野家がカフェのようなスタイルにリニューアルしているとの情報を入手することが出来ましたので早速お邪魔させていただくことにいたします
西口を出て3分ほどのところにあるお店の外観は、これまでのオレンジ色の看板から黒へと変更され、そこにオレンジのラインが引かれると言うスタイリッシュなな印象に変わっています


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店内へと入りますと、馬蹄形カウンターはすべて撤去され、セルフサービスのコーヒーショップのようにカウンターで商品を注文し、それを受け取ったあと自ら客席へ運ぶと言うスタイルに変更されています
提供される商品はかなり絞り込まれているようなのですが、そこに「ソースかつ丼」が新たに導入されていたりと、新しい吉野家の創業って感じを受けます


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そんな「ソースかつ丼」にも惹かれますが、久しく吉野家へお邪魔していませんでしたので「牛丼」をいただくことにいたします
既に煮込まれたお肉を丼に装うだけってオペレーションでありますので、下手なカフェよりも商品の提供が早く…
これは、天丼やかつ丼のファストフード店には真似が出来ない、牛丼店だからこそできるシステムでもありますね


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何よりも驚くのが、その客席の解放感でありまして…
緑が配された店内からは森林浴をしているかのような澄んだ空気を感じることが出来ますし、ゆったりとした席のレイアウトは隣を気にすることなく食事をすることも出来まして…
更には座り心地よい椅子が用意されていますので、ゆったりと時間を過ごすことも出来ますね



吉野家と言えば、デブレの時代に牛丼(並)を280円にまで値下げしてしまい、低価格のイメージが付いてしまったようでありまして…
なんとか現在の380円に戻しはしたものの、最近また豚丼を300円で発売するなど、やはり低価格の呪縛から逃れることが出来ないのかと残念に思っていた矢先のことだったのですが、このように店舗イメージを変えることによって新たなお客さまを創造することが出来ると違った展開が見えてきそうですね
一度付いてしまったブランドイメージを変えることのむつかしさはあるでしょうが、なんとか諦めること無く頑張っていただきたいものですね




【吉野家】
東京都渋谷区恵比寿西1-9-6 アストウルビル1F
03-5457-7441

東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅:『お結びcafe』       福井の郷土料理がいただけると言う和カフェ

2016-04-09 23:56:24 | 関東
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お結びカフェってことで、これまでまったく気にしていなかったのですが…
ふっとお店の前に出されるメニューボードを見ますと、福井県の郷土料理がいただけるってことではないですか
と言っても、思い浮かぶのはソースかつ丼くらいなのですが…



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『木の暮らし』と言う、木製の引き出物を手作りできるショップがありまして…
その脇にあるエレベーターで2Fの店舗へと上りますと、そこは店内が透けて見える暖簾だけで仕切られているのですが、麻の暖簾が出す温かみを感じることができたりと、なかなか良い雰囲気になっていますね


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そんな暖簾を潜って店内に入りますと、そこは木のぬくもりを感じることが出来る落ち着いた空間でありまして…
たまたまなのかもしれませんが、お客さまのすべてが女性と言う状況に戸惑っていますと、窓の外を臨むカップルシートのようにも思えるカウンター席へと案内していたけました


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テッパンの「ソースかつ丼」や、オムライスの上にとんかつを乗せたと言う「ボルガライス」なんて商品が用意されていたのですが、ワタシがいただいたのは『越前十割そば』
鬼おろしやとろろなどもおいしそうであったのですが、今日は最もシンプルに"盛り"でとお願いしたのですが、これはどう見ても"ざる"ですよね
まぁそんな細かいことは良いとして、平打ちされたお蕎麦にはしっかりとコシがありまして…
蕎麦の香りとともにおいしくいただけますよ


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お結びカフェだけありまして、そんなお蕎麦には可愛いお結びが一つ添えられていまして…
これが作り置きとかではなく握りたてであるため、ひと肌ほどの温かさでこだわりの福井県産のコシヒカリをおいしくいただけましたよ



ボリューム的にはちょっとお上品過ぎるのでは?
とも思えますが、何よりもお店の空間に癒され、ホッとした時間を過ごせることが良い感じですね




【お結びcafe】
東京都中央区銀座2-9-13 GINZA‐2 2F
03-6228-6610

東京メトロ日比谷線東銀座駅:『船見坂』   ミネラルを感じるお塩とニンニクの香りがおいしい浅利らーめん

2016-04-08 22:29:52 | 関東
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金曜日の夜
友人と待ち合わせをして、気になっている鰻屋さんへと向かったのですが、残念ながら満席だと言うことで断念
それで、どこへ行こうかと思案しておりますと、イタリア料理店のオーナー兼シェフと話をしていたことを思い出し…



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向かったのは『船見坂』
「小麦の香りが程よくする麺に野菜と鶏から取ったイタリアン出汁スープのペペロンチーノ。上に浮かぶのはオリーブオイルで旨みを出したガーリックのスライスと輪切りの鷹の爪にイタリアンパセリ。塩味の塩はスペインのバレンシアの海塩。飲んだ後の〆で食べても気持ち悪くならないラーメン」を作りたいと言う話を聞いていて食べたくなってしまったのが、こちらが提供する「浅利らーめん」でありまして…


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プリッと貝殻いっぱいに身が張っているアサリをニンニクと唐辛子を加えたオリーブオイルで炒め、ミネラル分を含んだお塩で調味された利尻の昆布でとったスープに乗せて…
麺はほんのりと小麦の味を残す細めの多加水麺でありまして、ひと口分ほどに手繰った麺を一気に啜り上げますと、その麺がスープをお口に連れて来てくれて何とも言え無い旨みがお口いっぱいに広がるのです
塩の旨みとニンニクの香りが、じつにおいしく癖になるんですよね


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今回は一緒に「いくら飯」を…
ラーメン屋さんで提供されるご飯がおいしいと思ったことはあまりないのですが、このご飯は和食屋さんで提供されていてもおかしくないほどにキチンとしたモノですね
だからこそ、大粒のプチプチとしたいくらを一層おいしくいただけますね



【函館らーめん 船見坂】
東京都中央区銀座2-12-11
03-5565-5541

東京メトロ銀座線日本橋駅:『鼎泰豊』     旬満載の「乾伴麺」とスープがおいしい小籠包

2016-04-07 21:36:32 | 関東
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出掛けたときがもっと雨が強いタイミングであったようで…
それで、雨に濡れること無く食事が出来る場所ってことで「TEKKO avenue」
久しぶりにタイ料理をいただこうかと思っていたのだけど、お昼に提供される商品があまり魅力的じゃなかったんですよね



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それで『鼎泰豊』
お店の前を通りがかったとき、店頭に出されたメニューボードにある商品がとっても春らしくておいしそうではないですか
それでその商品説明を見ていますと"乾伴麺"とあるのですが、それがどのような麺なのかわからずに…
気になったものはまず食べてみることにいたしましょう


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菜の花に筍、それに春キャベツや桜えびが盛られた旬真っ盛りな一皿でありまして…
気になっていた"乾伴麺"とは、麺が何か特別なものであるのではなく、"つゆそば"に対する"和えそば"のように、茹で上げた細麺にタレを和えていただくモノを指すようですね
つまり、そのタレのおいしさも然ることながら麺そのものがおいしくないと成り立たないってことになるのでありまして…
こちらで使われる麺にはほんのりと小麦が香って美味しくいただけますよ


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そして、こちらのウリでもあり、お昼に提供される商品にはほとんど添えられている「小籠包」
最近ではあちらこちらのお店で提供されているようですが、やはりこちらのものはひと味違いますね
もちろん冷凍モノではなくお店で作られた新鮮なものでもあるのでしょうが、皮に包まれるスープが優しさが決め手なんですよね


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そんな「小籠包」が引き寄せるのか…
お昼には麺飯料理しか提供されていないのですが、お客さまの大半は女性客なんですよね
もちろんグループで来られる方も多いのですが、ひとりココで麺を手繰っている女子の多さには驚かさせます



【鼎泰豊】
東京都千代田区丸の内1-8-2 TEKKO avenue B1F
03-6268-0098

東京メトロ銀座線日本橋駅:『松富』    路地裏にある隠れ家的なお店でいただく「しうまいライス」

2016-04-06 21:38:38 | 関東
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今日は久しぶりにスッキリとした陽が射しているのでありますが、明日には雨と強風が吹き荒れるとのことですから、折角の桜も今日が見納めになりそうですね



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いつもの光景である『つじ半』に並ぶ行列を横目に、ほとんど人通りがない路地を入ってみますと60年近く営業を続ける日本橋の高級ふぐ店『山田屋』があって、そのお隣に「しうまい」の文字を見つけます
半軒ほどの引き戸があるだけで店内を覗くことが出来ないためにちょっと入りづらさを感じてしまうのですが、キレイに掃除された入口周りを見て、ココなら大きく外すことはないでしょうと思い切ってお邪魔してみることにいたします


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カウンター7席と4人掛けのテーブルがふたつと言うこじんまりとしたお店は女将ひとりで営業されていまして…
一度のたくさんのお客さまに対応できないってこともあってか、お昼に提供される商品は看板商品でもある「しうまい」と「欧風カレー」それに、そのふたつがセットになった「欧風カレーセット」の3種類
当然、欲張りなワタシはその両方がいただけるカレーセットを… と言うのが常なのですが、今日はシウマイ好きの方が勝って「しうまいライス」をいただきます


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お店の設えも落ち着いた感じですし、小鉢に盛られたきんぴらや厚揚げには上品な味付けがされていますので、夜には女将手作りの家庭料理をいただくことが出来る隠れ家的な小料理店のような雰囲気を味わうことが出来るのかもしれませんね

さて、その「しうまい」なのですが、それほど大粒であるってことも無く見た目にはシンプルなモノ
しかししっかりと肉が詰まっていますし、嫌な香りもしないワタシ好みのものでありまして…
じわっと滲み出るような肉汁のおいしさと魚介の旨みを楽しむことが出来ますね



で気になるのは"特許"の文字なのですが、これは仕入先でもあるシウマイ工場が製法特許を取ったものだそうで、浅利らーめんで有名な銀座の『松富』さんでも使われているのだとか
となるとまた気になるのが、この2軒が同じ『松富』の屋号であること
偶然なのでしょうかね?



【しうまい家 松富】
東京都中央区日本橋3-1-3 秋山ビル1F
03-3231-0177

東京メトロ銀座線末広町駅:『Carl's Jr.』     アンガスビーフ100%だと聞き期待していたのですが…

2016-04-05 22:12:03 | 関東
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日本再上陸からほぼ一ヵ月
開店当初は4時間もの行列を作ったと噂の『カールスジュニア』でありますが、そろそろ落ち着きを見せて来たのではないかとお邪魔してみることにいたします

『カールスジュニア』が初上陸したのは1989年のこと
関西圏にファミリーレストランを展開するフレンドリーって会社との提携で出店したのだけど、翌年のバブル崩壊が影響したのか6店舗ほどの出店のあと撤退
それから約30年近い時間が経って、低価格路線と高級路線との2極化が進んだいま再上陸となったのであります



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海外のファストフードやコーヒーショップが続々と入ってきている昨今ではありますが、今回の『カールスジュニア』は情報発信の地と言われる原宿や六本木と言うトコロではなく、なんと秋葉原への出店でありまして…
これはオシャレな空間や時間を提供するのではなく、ガツンとした男性的な商品を提供する同店に合う市場はココだと判断されたのでしょうかね


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お店に着いたときには最後尾とのカードを持ったスタッフが立っていましたので戸惑うことも無く列の後ろに着くことが出来たのですが、その列に並ぶ人の数は10人にも満たないほどでありまして…
5分もしないうちに店内へと案内されたのですが、その列は空席を待つためのものではなく、カウンターで商品販売がスムーズに進んでいた無いための列であったようで…
初めてのお客さまが多いってことでもあるのでしょうが、スタッフの不慣れさによるところも大きいようですね
商品を注文したあとに席へと案内されるルのですが、見渡しますと外人比率がかなり高く…
自国で親しんでいたお店が日本にもできたってことで懐かしく思い来店されているのかも知れませんね


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数多くの商品が用意されているのですが、ワタシが選んだのは最も基本とも言える「オリジナルシックバーガー」でありまして、1/3LBか1/2LBをチョイスすることが出来るパティは当然1/2LBをチョイスしたのですが…
こちらで提供されるバーガーはかなりボリューミーであるとの評判から、ワタシの期待が大きすぎたのでしょうか
実物を見てもそれほど感動するほどの大きさではありませんね
そしてそのお味はと言いますと、バターの風味が効いたバンズは印象的であるのですが、アンガスビーフ100%だというパティにはそれほど旨みを感じることが無く、ちょっと期待外れでしたね
しかし、アメリカらしくドリンクのお替りフリーというサービスはうれしいことですね



こちらが提供するバーガーには大きく2系統のモノがありまして…
ひとつは今回ワタシがいただいたアンガスビーフのパティが使われるシックバーガーであり、もう一つはオーストビーフのパティが使われるモノでありまして、それぞれのパティに合うバンスが使われているとのだとか

ってことで、その商品には興味はあるものの、機会があれば… 生活圏にお店が出来れば… お邪魔することもあるかと思いますが、わざわざ秋葉原までこれを目的に出掛けることはないでしょうね




【Carl's Jr.】
東京都千代田区外神田4-4-3
03-3525-4690

東京メトロ銀座線日本橋駅:『やぶ久』     スパイスの香りがおいしい名物「カレー南蛮」

2016-04-04 23:55:04 | 関東
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いつもの八重洲
もちろんお店の存在は知っていたし、そのお店の前を通ったことも数知れず
だけど、そのお店が歴史ある老舗店であることや、カレー南蛮を名物にするあの有名店であることには気づいていなかったのであります



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1902年創業 
110年以上も場所を変えること無く商売を続けていると言うお店は間口2軒ほどの小さなモノでありまして…
恐る恐る引き戸を開けてお店へと入ってみますと、そこには5つほどのテーブル席置かれていまして14人ほどでいっぱいになってしまいます
近隣のビジネスマンで賑わう時間は終わっていたことでしょう 
ワタシがお邪魔したタイミングではおひとりの先客がいただけだったのですが、テーブルにはまだ片付けられない食器が残っていますので、ほんの先ほどまでは多くのお客さまがいらっしゃったようですね


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その後もおひとりでのお客さまがダラダラと来店されまして、そのお客さまが注文されるのは「カレー南蛮」でありまして…
これが名物であるってことに間違いは無さそうですね
なんでも、古くから人気があった「カレー南蛮」を更に極めようとした現店主が辛口の開発をしたり、鶏肉か豚肉を選べるようにバリエーションを増やしたのだそうで…


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豚肉には玉ねぎ、そして鶏肉には長ネギが合わせられるとのことでしたので、鶏肉の大辛口をいただいてみますと…
運ばれてきたそれからは香辛料の香りが漂っていまして、それがとってもおいしそうなのです
外二と呼ばれる配合で打たれていると言う蕎麦をひと口分ほど手繰って、それをつゆに浸していただいてみますと風味豊かが出汁の香りがお口の中に広がった後にスパイスの香りが追っかけてくるんですね

大辛口と言うだけあって、食べ終わる頃にはお口の中が痺れていまして…
これは癖になるのも頷ける商品でありますね



小さく思えたお店には、急な階段を上った2Fには24席ほどのテーブル席と3Fには20人ほどが座れる掘りごたつ席があるとのことで…
昭和な雰囲気を残した客席での食事を楽しむことが出来るそうですよ




【日本ばし やぶ久】
東京都中央区日本橋2-1-19
03-3271-0829

東京メトロ銀座線日本橋駅:『紅花別館』   1937創業 歴史あるお店でいただくビーフシチュー

2016-04-03 21:53:49 | 関東
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桜も満開に近づいた日曜日
東京駅から日本橋へと移動する道すがら、八重洲さくら通りで、桜並木のアーチを通り抜けながらちょっとした花見気分を楽しみまして…
お昼の目的としているお店へと急ぎます



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『紅花』と言えば言わずと知れた鉄板焼きのお店なのですが、こちら別館では洋食メニューもいただくことが出来るようで…
久しぶりにおいしい洋食をいただきましょうと、中央通りからちょっと路地に入ったお店へと向かいます


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1Fでは鉄板焼きでありますので、スタッフに促されるままに2Fへと階段を上ります
するとそこには洋食とは思えないようなスパイシーな香りが漂っていまして… と言うのも、鉄板焼きや洋食メニューに並ぶ人気メニューがスリランカカレーなのであります


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そんな香りに気持ちが揺らぐところではありますが、今日は最初の想いの通りにビーフシチューをいただくことにいたします
ホロホロになるまで時間を掛けて煮込まれたお肉はナイフを使う必要も無く… フォークだけでも簡単に崩れるほどであります
それを頬張りますと、ほんのりとした酸味を残すデミグラスの芳醇な香りが拡がり、濃厚なコクとともにいただくことが出来るのであります
そして、添えられるのがオムライスでありまして…
残すのがもったいないソースをオムライスに絡めていただくことで、こちらもまた美味しくいただくことが出来ますね



実はこちらに着いたとき、ちょうどスタッフの方がお昼の営業看板を下げようとするタイミングだったのですが、気持ちよく入店を許していただいただけではなく、帰り際にはゆっくりとしていただけず申し訳ございませんとの言葉までをいただいて…
久しぶりに素晴らしいお店と出会うことが出来ました


【紅花別館】
東京都中央区日本橋1-2-15
03-3271-0600

東京メトロ日比谷線東銀座駅:『仙臺たん 撰 利久』   仙台牛たんの名店 利久が手掛ける新業態でランチ

2016-04-02 23:40:02 | 関東
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一昨日に開店したばかりの『東急プラザ銀座』
初めての週末ってことでかなり混み合うだろうと開店時間前に行ってみたら、地下鉄銀座駅のコンコースに並ばされることに…


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開店時間から10分くらいして入館したワタシはまっしぐらに10Fへと向かい、今日の目的である『撰 利久』さんへ
こちらのお店は仙台牛たんの名店『利久』が手掛ける新業態だということで、牛タン定食だけでなく、宮城や東北の美味しい素材を使った創作料理が提供されるようですね


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牛タンだけでなく美味しいお料理を楽しんでもらいたいからとのことですが、あれだけのクォリティーを提供する『利久』でありますから、新しい業態など必要ないのではとも思うところではありますが…
新しいことに挑戦し続けないと企業の存続は無いってことなのでしょうかね
それで折角だからと牛タンとステーキを一緒にいただくことが出来るセットメニューをいただくことにいたします


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厚切りにされた牛タンのおいしさは安定なモノでありまして、そのおいしさに満足することは然ることながら…
一緒に提供されたサイコロステーキも満足いくモノでありますし、添えられたサラダに乗せられれたタンの燻製がビックリするほどにおいしくて…
お酒が好きな方でしたら、これをツマミにワインなどを楽しまれることでありましょう
そして、自然薯
ちょっと値が張りますが、ぜひ一緒に召し上がっていただきたい商品であります
丁寧に細やかに擦られているためでしょうか そのコシと言いましょうか しっかりとした粘りが麦ごはんを包み込みますね


テーブルを担当して下さったスタッフさんの対応がとても明るく親しみが持てるものでありまして…
それほど忙しい時間でなかったことにも助けられ、楽しくお話させていただくことが出来、お料理だけでなくサービスにも大満足
ココは通ってしまいそうな気がいたします




【仙臺たん 撰 利久】
東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座10F GINMACHI DINING
03-6228-5235

JR中央本線千駄ヶ谷駅:『MOS CLASSIC』   ファストフードを卒業した大人女子が楽しめるモスの新業態

2016-04-01 20:10:19 | 関東
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エイプリルフールである今日
カルビーからは食べると笑いが止まらなくなる「コンソメW(ワロス)パンチ」なるポテトチップスが発売されると言い、モスバーガーからはマンモスのお肉を燻製にした「マンモスバーガー」が発売されるなど、面白い架空商品が登場していたようですね



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そんなモスバーガーの記事を見ていて思い出したのが『MOS CLASSIC』
ヘルシーなイメージを与えるためか看板を緑色に変えた『緑モス』に始まり、ミスタードーナツとコラボした『MOSDO!』であったり、ファストフードからの脱却を狙った『MOS CAFE』を手掛けたりと、新規業態の開発に力をいれているモスバーガー
そこが新たな挑戦として始めたブランドだと言うことで気になっていたお店へお邪魔してみることにいたします


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お店に入るとオープンになった厨房でパティが焼かれ、その美味しそうな香りやシズル感を感じることが出来るような設えてになっていますね
そして、木を多用していることで落ち着いた雰囲気の演出も出来ていて、大人が寛げる空間が作り出されているように思えます

「チリバーガー」「テリヤキバーガー」などモスらしくたっぷりのソースで食べさせてくれるであろう商品が並んでいる中、シンプルにパティとレタス、トマトと言ったシンプルなハンバーガーをいただこうかと思ったのですが…
やはりバーガーにチーズは欠かせないだろうと「チーズバーガー」をチョイス
思わずトッピングの欄に目を奪われてしまい、玉子トッピングでお願いいたします


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多くのグルメバーガー店と比べて、径はひと回りほど小さく思えますが150mmほどある高さはなかなかの存在感でありまして…
それを片手で掴んでバーガー袋に入れる作業は注意を要します

大きな口を開けてそれを頬張ってみますと、モスバーガーで使われるパティとはそのボリュームも食感も異なるものが使われているんですね
ギュッと噛みしめるようなビーフの食感とそこから染み出る肉汁はバーガー好きなワタシも満足できるモノであるのですが…
あくまでも私的な感想ですがバンズの甘みがパティの旨みを邪魔しているように思えるんですよね
そして、ふっくらと焼き上がっていることでそれがスポンジのように肉汁を含むことになるのですが、その柔らかすぎる食感もちょっと苦手で…
と言っても決してアメリカンバーガーを提供しているってことではなく、あくまでも日本生まれのハンバーガーってことで女性の嗜好には合っているのかも知れませんね



一号店として昨年末にオープンしたと言うことで今のところココ千駄ヶ谷店だけであるようですが、徐々にファストフードを卒業した大人が楽しめるお店として店舗数を増やしていただけると嬉しいですね



【MOS CLASSIC】
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-8-11
03-5413-8301