例えば、5月22日夕方に苫小牧民報が次のように伝えました。
『航空自衛隊千歳基地は、7月19日に催す航空祭で小型無人機「ドローン」の基地内持ち込み、周辺飛行禁止を呼び掛けていく方向で検討している。千歳市内の大型イベントとしては千歳JALマラソン(6月7日)でも実行委員会が21日までに使用禁止の方針を固めた。
ここ1年余りで市販品が多く出回るようになった「ドローン」の不意の出現、落下などに絡んだ危険防止のための措置。
千歳基地では近く同基地のホームページ(HP)に載せて航空祭での持ち込み、使用禁止を呼び掛けるほか「当日も入場口前に看板を設置するなどしてアピールする」という。
種目全体に1万2000人超のエントリーがある千歳JALマラソンの実行委も「ランナーが安心して走れる環境にする」との考えの下、千歳署とも協議しながらコース周辺の飛行を認めないことにした。21日にはHP上に記事を載せ、事前の広告や看板設置で呼び掛ける。』
これに関連して、FNNが5月23日昼に次のように伝えました。
『東京・浅草の三社祭でドローンを飛ばすことを示唆し、警視庁に逮捕された15歳の少年は、首相官邸のドローン落下事件に触発され、ドローンを使った動画中継を始めた可能性があることがわかった。
21日に逮捕された、神奈川・横浜市に住む15歳の少年は、2015年2月に、都内の男性から、現金25万円の提供を受け、パソコンを購入し、その後、4月にドローンを購入していた。(中略)』
更に、NNNが5月25日未明に次のように伝えました。
『北海道旭川市のJR高架橋の線路付近に小型無人機・ドローンが落下した。けが人や列車への影響はなかったが、警察では過失往来危険の疑いも視野に調べている。
24日午後5時半頃、旭川市2条通17丁目の路上で、30代の男性がドローンを操縦していたところ、JR高架橋の線路付近に落下した。警察によると、男性は知人を通じてJR旭川駅に連絡し、約30分後、JRの職員が回収したという。けが人や列車への影響はなかった。
操縦していた男性は、「飛ばす練習をしていて、操縦を誤った」と話していて、警察では過失往来危険の疑いも視野に調べている。』
ドローンなどの無人機は、その便利さや発展性に期待が集まる一方で、その普及に伴い、航空管制や鉄道、乗用車、バスなどへの脅威、プライバシーの侵害、重要施設などへの攻撃やテロなどの危険性が高まっています。
しかし、東京ドローン事件が首相官邸ドローン事件の模倣であったことには テロや愉快犯的な犯行には呆れ果てます!!
何にも考えられないその発想には、悪質なハッカーや詐欺師と同じだ!!
無人機などへの規制や違法活動には無人機の撃墜や操縦者の逮捕、遠隔操作システムの破壊などを警察や防衛当局に与えるべきでしょう。
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